この日は雨が降っていたが、新横浜までドライブ。
もちろん距離はあるんだが…。
新横浜と言えど、車で行くと感覚的には渋谷とあんまり変わらない気がする。
道路の走りやすさや現地の駐車場代の安さを考えると、むしろ渋谷より行きやすい可能性すらある。
(駅前はともかく、横アリ付近の駐車場は空いている上にわりと安い)
あ、今回の会場はもちろん横アリじゃないっすwww
ライブ観覧
基本的に平日はライブに行けない俺にとって…。
この日は、82回目の終身刑てのひらえるの見納めである。
不思議と感傷的な気持ちはないし、本人たちもそういう気持ちは本当の最終日まで出すことはないだろう。
俺は俺でいつも通り、いつも以上に楽しめば良いだけだ。
尺も長いとのことで、久しぶりに全部セットも買ってしまったww
(ライブ動画がついてくるやつ)
Yukka
完全に初見。
今回のイベントはあくまでもツーマンということで、OA扱い。
アコギ弾き語りのSSWで、兵庫から来たらしい。
歌も喋りも声のマイクへの当て方が上手いというか、全体的にすげぇ聞き取りやすくて良かったなぁ。
尺の短いSSWならみんなそんなもんだろうけど、曲ごとに前振りがあって有難い。
歌だけでなく、ギターの緩急とかパワーコードやブラッシングでのパーカッシブさも楽しめた。
スラムではないにしても、アコギの弾き語りってそういうもんよね。
愛嬌もあって良き。
82回目の終身刑
2か月ぶりの観覧、もちろん本日のお目当て。
神奈川で82刑を観るのは初めてかもしれん。
(フロントそれぞれのソロは観たことある)
これによって、昨年のツアーなどと合わせて関東5都県で82刑を観たことになる。
あとは茨城と千葉で関東制覇なので、いずれひたちなか海浜公園と幕張か蘇我あたりで観たいもんだww
それはさておき。
フロアにはわりと余裕がある感じで、好きなところで観れるぐらい。
IRabBitsのファンの方から最前を譲っていただけた。
というか、Yukkaの時から最前で観てたけどww
—
50分という尺だが、全力のセトリである。
いきなり「ファンファーレ」「メシアライザー」で息切れがひどいwww
暗黙の了解なのか何なのかとりあえずマスクはつけてるけど…。
何とか酸素を取り入れようと必死www
「LEGEND WING」ってそんなに回る曲やったんやな…。
すでに疲れ果ててたからひっそり休憩しつつ眺めてるだけだったけどww
コロナ禍が落ち着いたから久々に回ったって感じなのかもしれないけど…。
そもそもあまりにも観たことなさすぎて、歌い出すまで、なんやこの曲は…と思ったぐらいだww
1回か2回ぐらいしか観たことないんじゃないかなぁ。
—
むしろ俺にとっての本番?は続けて演奏した「泡沫」「FALL DEATHLEEP」だ。
この展開を待っていた!
尺が長いからできる芸当だ!!
なんてええ曲たちなんや…。
「FALL〜」はワンマン以来かなぁ。
ところで3拍子のBメロは、俺は無難にクラップをしているんだが…。
よく教育されたSLAVE(LUNA SEAファン)的には、指揮振りもアリだなと思っている。
—
ところで、卒業を控えているてのひらえるの見せ場といえば、もちろんダンスである。
それありきで82刑のライブは成り立っていたので、今後どうなるのか気になるところだ。
さらに「共犯BREAK OUT」みたいなセリフパートはどうなるんだろうか…。
と思いながら観ていたら、急にてのひらえるがいなくなるということを実感してしまい、ちょっと泣きそうに…。
いや、泣いてる場合ではなかった。
最後に「覚」「水曜日の宴」「INFECTIONAL ID」などのキラーチューンが続いて無事に力尽きた。
なんて楽しいんだろう。
—
ツアーにも行ってないし、通販とかもちゃんとチェックしてないもんだからww
アクスタが売っているのを見て思わず買ってしまったwww
総長からは「アクスタとか興味なさそう」と言われたが、それはホントそうだと思うww
実写のアクスタなんて初めて買ったんじゃないかな。
(実写でないものならいくつか持ってる)
そのあたりの事情に詳しくない俺としては、人物だけじゃなくてサインもついているのが凄いな、と思った。
また、総長は「組み立てなくてもかっこいい」みたいなことも言っていた。
たしかにそのままの状態でも飾っておいたらかっこ良さげだ。
でも、帰宅したらさすがに組み立ててみたけどwww
再三書いているとおり、俺にとっては82刑てのひらえるの見納めである。
ということで、マカえるのチェキを買ってみた。
えるちゃんからは「珍しい!」と言われたが…。
確かに82刑でえるチェキを撮ったことはほぼない。
記憶しているのは昨年のFCイベントの時ぐらいだ。
しかし、そう言われた時は、「いや、それなりにえるチェキ買ってるけどなぁ」とは思った。
でもそれはよく考えたら…。
82刑現場に女友達を連れて行くと、だいたいてのひらえるに興味を示すので、彼女らに何度かえるチェキを買っているからだったわwww
82刑てのひらえる見納めということではあるが、別に感傷的になるわけでもなく、思い出話をするわけでもなく…。
ずっとハルカミライとオメでたい頭でなによりの話をして終わったwww
俺はえるちゃんやパパさんとそういう話をするのが好きなんだよなぁww
IRabBits
名前はよう聞くけど、完全に初見。
そもそも今回のイベントはIRabBitsのツーマンイベントなんだが…。
3か月かけて同じ場所で23本ってヤベェよなwww
しかも、とにかく対バンが良いのよ。
観てはいないが、特に虎の子ラミーや終活クラブあたりは俺の心に刺さった。
世代も問わず幅広く集めた印象で、おそらくIRabBitsが気に入ったバンドたちなんだろう。
(ブクロックに際して、バックドロップシンデレラもそんなことを言っていた)
そこに82刑も入っているというのは何とも嬉しいものだ。
俺は、推しバンドが格上バンドに呼ばれた対バンイベントを観ると興奮するタイプなのだ。
—
とは言え、全く予習はしていないので様子見がてら後方からのんびり観ようかな…。
と思って見始めたが、気が付いたら前方にいた!!
それぐらい楽しかったというか、自然に参加できるような感じだったな。
その辺りはさすがベテランバンドである。
MCによると…。
このツーマンイベントは毎回セトリが変わっているとのこと。
今回は82刑に合わせて激しめのセトリにしたようで、3曲ぐらいやって疲れていたww
また、82刑のファンたちがノリが良いからか…。
フロア全員を巻き込んで肩を組んでサークル状にさせるなどして楽しかったなww
(全員を巻き込めるぐらいだから、正直なところキャパに対しての集客はいまいち)
曲は基本的にはロックだが、キーボード(ピアノ音色)主体の聞かせるポイントもちらほらあってそれもまた良かった。
こういうバンドはホント安心して観ていられる。
—
パスを売っていたので買ってみた。
サインをするメンバーを選べる仕組みになっていたので、ベースをチョイス。
見た目や弾き方がオシャレでかっこよかった。
おまけ
3月の初旬だったろうか。
てのひらえるが82回目の終身刑を卒業するというお知らせがあった。
アイドル的に言うならば卒業であり、82刑的に言うならば出所であるが…。
すごく簡単に言うと脱退である。
本音は知る由はないが、少なくとも表向きに発表されている理由は「ソロアイドル活動に専念するため」ということだ。
—
3年ほど前…。
俺はてのひらえるを知っていた。
Twitterを見ているとどこからともなく情報が流れてきたんだろう。
Tiktokのフォロワーが多くてすごい有名人だ、という認識をしていた。
それよりもあとに82回目の終身刑を知ったんだが、メンバー一覧を見ながら「ああ、てのひらえるってこのバンドの人だったのか」と思った記憶がある。
82刑を支える2本の柱とは
82刑にとって、てのひらえる脱退というのは、明らかにマイナスだろう。
なんとなく現場で感じている感覚として、てのひらえるの集客力というのはかなりの割合を占めているように思う。
もちろん今回の脱退によって、82刑のライブに行かなくなるNUMBER50(てのひらえるファン総称)がどれほどいるかわからないが…。
減ることは間違いないだろう。
82刑ファンである俺としては…。
そして、集客力こそが唯一の客観的指標だと考える俺としては…。
そういった意味でのショックがあったのは否めない。
その一方で、ファン故にあまり悲観していないという面もある。
以下は、あくまでも個人的な見解だ。
—
俺はよくキャスとかで「82刑には2本の柱がある」と言っている。
もちろん個人的な感覚だが、要は82刑が82刑であるための支柱のようなものだ。
その”2本の柱”とは何だろうか。
楽器隊のマカ雪だろうか。
ダンサーのゆみえるだろうか。
あるいは鈴原優美の持つ2つのおp
いずれでもない。
俺が考える、82刑を支える2本の柱とは「葉月・菜月(総長)」である。
2年ほど82刑を観てきて…。
というか、わりと最初から思ってたことだが…。
82刑が他のバンドやアイドルとの違いを生み出している根本的な要因は、どう考えてもその2人の存在なのである。
しばらく活動内容を追っていた結果、俺の中でそれは揺るがなかった。
—
細かいことを言い出すとキリがないので、少しだけ具体的な表現をすると…。
葉月のプロデューサー的な要素と総長のマネージャー的な要素が2本の柱になっていると思っている。
つまり、俺が何を言いたいかと言うと。
たとえ、てのひらえるが抜けようとも…。
2本の柱が折れない限り82刑は82刑であり続けるし、さらなる発展すら期待ができるだろう、ということだ。
そもそも初期メンバーからも変わって今に至っているのも、そういう流れを経たからこそかもしれない。
集客力が増えたのかどうかは知らないが、少なくとも結果的に俺が好きでいられるだけのバンドにはなったと思う。
(なんか言い回しがすげぇ偉そうだけど、これしか言いようがないんよww)
メンバーの脱退とは一時的にはマイナスだ。
ましてや、おそらく一番の人気者であると思われるメンバーの脱退はダメージが大きい。
でも、それは生まれ変わって発展するチャンスでもある。
結局、バンドのファンというのは、メンバーがどうであれバンドとしての根幹(と個人が感じているもの)さえ揺るがなければ応援を続けることができるのだ。
—
てのひらえるが脱退すると知った瞬間は、俺もかなり動揺していたが…。
その日の夜には、もう気持ちは切り替わっていた。
その気持ちを一言で言うと「楽しみ」でしかない。
82刑がどう変わるのか、プロデューサー葉月がどういう仕掛けを繰り出してくるのか、楽しみで仕方ない。
葉月はたまに言っている。
「なおきさんは、82刑ではウチを推してくれへん」
もちろん推していないわけではなくて、上記の通り、俺はプロデューサーとしての葉月を評価している。
あんまりそれを表立って言っても周りに伝わらんから控えているだけだ。
(あとは作詞家HZKもわりと推している)
—
改めて、俺の今の気持ちを簡単にまとめると…。
82刑にとって、てのひらえるが抜けることの大きなマイナスは否めない。
でも、それと同時に新たな82刑を生み出すであろう、葉月・総長の動向が楽しみでもある。
立て直すのに時間はかかるかもしれないが、それを待つのみ。
という感じだ。
てのひらえるに期待してること
一方で、てのひらえるについて俺が思っていることとしては…。
「俺は今後、てのひらえるを観る機会がどれほどあるのだろうか」
ということである。
ここ2年ほど、82刑とてのひらえるを観てきた。
てのひらえるを観る機会というのは、圧倒的に82刑の現場が多かった。
もちろんえるソロも好きなので観たいんだが、正直なところ、それはイベントによるところが大きい。
なんならソロライブよりもちょこえるバーに行った回数の方が多い可能性すらある。
—
なぜえるソロを観る機会が少ないのか。
それは端的に言うと、アイドルイベントが苦手だからである。
いや、言葉を選ばずに言うと好きじゃないから、だな。
(良し悪しではなくて、あくまでも個人的な好みの問題)
今までに観たえるソロ現場をなんとなく振り返ってみると…。
2021年の周年や2022年の生誕はアイドルイベントという感じだったが…。
はっきり言ってしまうと、対バンが葉月・小原涼だから行ったというのはある。
仮にタイミングや場所が合ったとしても…。
ふだんてのひらえるが出ているような通常のイベント(例えば鹿鳴館とかアンチノックとかサイエンスとかでやってそうなやつ)に、俺が行っているイメージがまったく沸かない。
すげぇざっくり言うと、いわゆるラウドルみたいなのに興味がないんだと思う。
(神激ぐらいの規模になってくるとおもろいな、とは思う)
むしろキラッキラの、いかにもアイドルグループです!みたいな方が好きなんよね。
—
しかし逆に、好き好んで行って楽しかった現場もある。
例えば、デスベアのイベントや新刃祭(えるフェス)がそれだ。
すげぇ簡単に言うと、要はバンドとの対バンが観たいんだと思う。
それは単純にバンドの方が好きだから、というだけではない。
何度かこのブログにも書いているが、俺の中ではてのひらえるはバンドなのだ。
1人メロコアバンドてのひらえる、だと思っているww
2022年リリースの音源はその最たる例だと思う。
また、2021年リリースの曲もテクニカルなバンド色が強い。
本人はあくまでもソロアイドルとしてのてのひらえるにこだわりを持っているし、それはファンも同じくだろう。
でも、俺としてはバンドの中でそれらと同等に戦うてのひらえるが好きな気がする。
(全く言葉を選ばないで言うなら、普段対バンしてるソロアイドルだかソロシンガーだとかじゃてのひらえるの相手にならないとも思っている)
極論を言ってしまうと、てのひらえるバンドみたいなのも観てみたいんだよね。
Amyとも違って、仲の良さそうなところで例えるならナックルチワワやALLiCAのようなイメージなのかなぁ。
ちょっと俺の妄想的な話に逸れてきたけど…。
そんなことを考えていたら、俺は次にてのひらえるを観るのは、次にてのひらえるに会えるのはいつなんだろうか、とふと疑問に思ったのだ。
葉月あたりと対バンしそうな節目イベントか…。
愛沢絢夏と対バンしそうなえるざわか…。
俺の好きそうなバンドを呼びそうなえるフェスか…。
主催じゃなくて、デスベアみたいなイベントに呼ばれる方がアツいか…。
まぁいずれにしてもその辺のイベントとタイミングが合えばいいな。
—
今までてのひらえるや82刑を観たことなかった俺の友人たち、何人を82刑の現場に連れて行っただろうか。
基本的にはバンド好きな友人たちが多い。
彼ら彼女らは82刑を観た後に、異口同音に「てのひらえるが良かった」と言っていた。
でも、そんな友人たちをソロライブに連れて行けるイメージはあんまり湧いていない。
俺はライブが好きで、基本的にはどんなライブでもそれなりに楽しめるけど…。
その先には、誰かとその時間を共有したい、という気持ちがある。
82刑にしてもてのひらえるにしても、少しでも布教したいのだ。
これからもそういう機会を虎視眈々と狙って、てのひらえるの動向を見守ることにしよう。
—
特典会の時に、本人に少し冗談めいて話したこと。
それが俺の凝縮された本音なんだと思う。
「ハルカミライやオメでたい頭でなによりと対バンできるぐらい売れて欲しい」
まとめ
上記のチェキには「82刑の私と出会ってくれてありがとう」と書かれている。
帰宅して改めてそのメッセージを読んだときに、いろんなことを思い出した。
俺が82刑を好きなったきっかけはいくつかあれど、やはりてのひらえるの存在は大きかった。
てのひらえるこそ、俺を監獄に導いた天使なんだろう。
こちらこそありがとうございました。
これからの更なる活躍を楽しみにしています。
—
話は戻って、今後の82刑はどうなるんかな。
当面は、ダンサー雪でいいんじゃないかと思うけどwww
コメント