2025/03/02(日) 空白ごっこ × クレナズム × Hakubi Split Tour / 渋谷WWW

音楽

気にしているバンドが多くなっているせいか…。
あるいはそれらの規模感がちょうどいいからか…。

最近、何となくWWWの告知を多く見る気がする。

綺麗なハコではあるが、フロアにかなりの段差があるので使いづらい気もする。
逆に言うと、段差があるから観やすいとも言えるか。

さすが元映画館だな。

ライブ観覧

車で渋谷に行くときは、道玄坂の機械式駐車場に停めている。
上限価格が比較的安い上に24時間営業で使いやすいというのが理由だ。

しかし、行ってみたら今月から8時~23時までの営業になってしまっていた。
機械式の操作が必要だから人が常駐していないといけないのはたしかに大変だろう。
23時まででも困ることは少ないが、少なくとも年越しライブのときに停めることはできないので寂しいもんだ。

渋谷に行く機会は多いので、なんか程良い駐車場を探さないとなぁ。

整理番号はちょうどキャパの真ん中ぐらいだった。
WWWはフロアの構造が特殊で、全部で5段ほどに分かれている。

前の150人ぐらいが入った時点では、1段目と各段の柵前が埋まっているような感じだった。
PA席の横となる4段目の柵前を確保した。
全体を上から見下ろすような感じで、わりと観やすい場所である。

ちなみに以前WWWに来た時はわりと空いていたので1段目で観ていた。
ステージが高いし広いので、さすがにそれは観づらかったと思う。

クレナズム

初見。

前半はアンニュイな曲で後半はアッパーな曲という感じ。
1曲目から変拍子っぽいことをやっていたり、ギターを弓で弾く曲があったり、とちょいちょいトリッキーでおもろかった。
新曲とやらがけっこう良い感じだったね。

ジャズマスターとテレキャスターで今どきのバンドって感じ(小並感)

ちなみに今回のライブは、3組のスプリットツアーとなっている。
(ツアーの名前もそのままだけどww)
単に仲が良いというだけでなく、各バンドの出身地を周る予定だ。
どうやらクレナズムは福岡のバンドのようだ。

福岡出身でこのバンド名ということは『贈る言葉』だろうかww

Hakubi

8か月ぶりの観覧。

2人体制になってからは初めて観ることになる。
とは言っても、むしろサポートを含む4人体制と考えた方が良いかもしれない。

片桐がリードパートを弾いているときにバッキングギターが鳴っているのは良い。
オクターブ奏法を多用しているが、バッキングがないとどうしても相対的に音圧が小さくなってしまう。

また、サポートギターのコーラスも良い感じに効いていた。
特にライブで何度も観たことがある定番曲の『Eye』は、明らかに進化したと感じた。

1曲目から特に好きな『Twilight』から始まってテンションが上がった。
ベースのフレーズが特徴的で、弾く位置も他の曲より高くなっている。

と、ここまで書いてふと思ったが、まだツアー中なのでセトリを書くのは良くないな。
とりあえず、他にも俺はライブで初めて観る曲もあって良かったな。

空白ごっこ

3年半ぶりの観覧。

以前観たときは、まだライブやり始めたばっかりみたいなタイミングだったと思う。
ボーカルの歌の上手さは良いとして、MCや動きなどライブ慣れしてない感じはした。
それに比べると幾分良くなった気もすが、まだなんとなくたどたどしい印象だ。

全体的に曲は良いなぁと思う。
なんて言ってんのかわからんけど「ミュージックはエモーション〜」みたいな曲が特に良かったな。

アンコールは、空白ごっこに他バンドのボーカル2人を加えて盛り上がって終了。
おそらく空白ごっこの曲なんだと思う。
松本で『GHOST』を観たとき以来、ギターを持ってない片桐を観たwww

おそらく各地代表のトリバンドが主体となって、アンコールで持ち曲のコラボをやる感じなんだろうね。

まとめ

単独でのツアーというのは、リスクが大きいものだと思う。
一番のリスクは集客できるかどうかという不安ではなかろうか。
言い方を変えると、大きな会場を取りづらいということかもしれない。

そう考えるとスプリットツアーというのは理に適っている。
ましてやしばしば対バンをしていたバンド同士なので勝手もわかっているだろう。
さらに各バンドの地元を周るという点も効果的だと思う。

例えば、他にも対バンツアーという形式も有効策のひとつとして考えられる。
主催となるバンドが、各地で違った対バンを組むというスタイルだ。
(別に違ってなくてもいいけど)

最近は、規模の大きなバンドでもその形態でやることがしばしばある。
例えばちょうど今の時期は、INORANも対バンツアーを告知している。

よっぽどの集客力があればワンマンツアーで充分なんだろうが…。
そうでもない限りは、スプリットツアーや対バンツアーは有効な手法だと思う。

デメリットがあるとしたら、他のバンドは観たくないというファンが行かないぐらいだ。
収益という点でも、単純に考えればバンドの数だけ分割される。

そう考えると、対バン形式でツアーをやることは、ローリスクローリターンなんだろう。
ツアーでなくても、そもそも対バンとはそういうものだな。

しかし、新たなファンを獲得する可能性があると考えれば、それはハイリターンと言えるかもしれない。

今回のツアーは福岡も予定されている。
Hakubiにとっては、単独で行くにはちょっと…という距離感かもしれない。

ところが、複数のバンドで周るということは、それだけ地方に行く頻度を増やせるということでもある。
現地のファンにとっては、数年に一度のワンマンよりも毎年の対バンの方が良い気もする。

どちらが良いという話でもないんだが、目的と手段を上手く使い分けることが大事なんだろうね。
しばらくは、ちょっとそういう意識していろんな告知に目を通してみるかな。

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