地下アイドルに顔と名前を覚えてもらうには?認知のコツと攻略法まとめ

音楽

地下アイドルを観ていると大事な要素があることに気づく。

それが、

「アイドルに顔と名前を覚えてもらう」(認知される)

ということである。

これはアイドル側にとってもファンにとっても重要だ。
はっきり言ってしまうと、その過程や結果が売上に関わると言っても過言ではない。

地下アイドルに顔と名前を覚えてもらうためにはどうしたらいいの?
と思っている人もいるかもしれないので、簡単にまとめてみる。

まだまだ俺はアイドル現場に慣れていないが、その中で感じていることを書いていこうと思う。
基本的には、認知されたい!というファンに向けての文章だがアイドルが読んでも参考になるかもしれない。

あくまでも俺の個人的な見解なので悪しからず。

まず、この記事でいう「アイドル」の定義を決めておく。

ここで書く「アイドル」とは、主に小規模なライブハウスで活動しているいわゆる地下アイドル、またはそれに準ずる(物販でチェキを販売するなど)女性シンガーソングライターやガールズバンドなども指すと思ってくれれば。
状況によっては男性アイドルについても同じかもしれないけど、そこはよくわからないので特に意識せず。

そもそも特典会ってなんやねん!

俺がアイドル現場に行き始めて、まず疑問に思ったのは「特典会って何?」ってことだ。
現場によっては握手会やハイタッチ会などもほぼ同義だろう。

わかればなんてことはない。
簡単に説明すると「物販で何か買うと、(特典として)アイドルとお話なり握手なりできるよ」というものだ。
最もわかりやすい商品例がチェキだと言えよう。

アイドルの場合、物販の目的がそこに集約されがちだ。
つまり、特典会=物販だと認識するのが手っ取り早い。

本題である「顔と名前を覚えてもらう」という命題はこの特典会において生じる。

まず大切な心構え

「地下アイドルに顔と名前を覚えてもらうためには?」というタイトルで書いているが、いきなりやや矛盾する心構えを書こうと思う。

そもそも顔と名前を覚えてもらおうとするな!!!

根底に持つべき心構えはこれに尽きると思う。
認知されるというのは結果的にそうなるってだけで、それが目的になってはいけないのだ。

アイドルとは仕事だ。
仕事なんだから覚えるべきという意見もあるかもしれないが、仕事だからこそ大変なんだよ。
規模にもよるかもしれないけど、自然に100人も200人も覚えられるわけないだろ!
俺だったら20人も覚えられる自信はない。

覚えられたらプラスかもしれないけど、覚えられてないからと言ってマイナスではない。
「俺のことを覚えてくれてない!」と泣いたり怒ったりするようなやつは、アイドルを応援するのに向いてないんじゃないかな。

上記の通りで、何人もの顔と名前を覚えるのは大変なことなのだ。
逆に言うと、覚えているということはそのアイドルがそれなりに努力をしているということでもある。
まずそこに敬意を払いなさい。

そして、覚えてもらうためには、ファンとしても努力をしなければならないのだ。

認知されるための攻略法

アイドルに認知されるためには、ファンも努力をしなければならない。

簡単にできそうなことを羅列してみるのでぜひ参考にしていただければ。

足繁く通う

もっとも原始的かつ効果的な方法が「足繁く通う」だ。
もちろんライブに通うだけではない、特典会=物販にも通ってお金を落とすのだ。

結局のところ、顔と名前を結びつけることができるのって特典会の時だけなのよ。
単純にその頻度を増やせば、自然に覚えられる可能性が高まるというわけだ。

仮にだ。
1週間会わなかったとしよう。
そこそこ人気のあるアイドルだったら、ライブでもそれ以外でもその間に何人の新しい人に会うだろうか。
そうこうしている間に記憶領域は埋まっていくのだ。

ましてや1年とか会ってないのに「俺のこと覚えてる?」などと聞くのは愚の骨頂。

骨頂of愚である。

金を使わずに認知されたい!なんて甘いことを言ってはいけない。

毎回高額なものを買ったり、プレゼントをしたりする必要はないと思うけど。
何をすれば喜ばれるのかということを考えれば答えは見えてくるだろう。

ただし、当然ながらルールから逸脱するような粘着やストーキングはご法度だ。
そういうやつは覚えられるどころか出禁にでもなりゃいい。

名乗る

当たり前のことだが「名乗る」のは基本だろう。

2,3回話したぐらいじゃ覚えてもらえないのが普通だと思っていい。

会うたびに名乗れ!!

初見じゃないのにアイドルから「お名前なんでしたっけ…?」と聞かれたら、それはもう負けだ。
別に聞かれてもいい、と思ってる人もいるかもしれないけど。

よく考えて欲しい。
相手に名前を尋ねるということがどれだけストレスのかかることか。

アイドルに気を遣わせるな。

とにかく素早く自分から名乗れ。

名札や腕章をつける

原始的であり幼稚的な手法として「名札をつける」ということも考えられる。
しかし、名札はダサい。

今はどうか知らないが、昔のV系界隈のバンギャはライブネームを縫った腕章をつけたりしていた。
それだったらかっこいいかもしれないけど、アイドルTシャツに似合うかどうかは不明だ。

ちなみに俺は名札も腕章も使ったことはない。
そういったものはスタッフとも間違えられやすいので注意が必要だろう。

名札や腕章よりもやりやすいのが「Tシャツに宛名入りサインを書いてもらう」ということだ。
Tシャツの前面に、◯◯さんへ、って書いてあればそれだけで万事解決だ。

極端なことを言ってしまえば、覚えてもらわなくても、そこを見て呼んでもらえればそれだけで幸福値は上がるのだ。
再三言うが、そもそも覚えてもらうことを期待するな。

インパクトを残す

記憶に残るためには「インパクトを残す」のもアリかもしれない。
一言でインパクトを残すと言っても、いろいろな手法が考えられる。

そこまでインパクトはないかもしれないが…。
例えば、最前で振りコピをする、ミックスなどで沸きまくる、なんてのはインパクトのひとつかもしれない。

見た目的なインパクトとしては、奇抜な格好をするのがわかりやすい。
しかし、これは個人的にはあまりおすすめできない。
そもそも奇抜すぎて浮いてるのはキモい。

インパクトのある格好というのは、何も奇抜である必要はない。
例えば、毎回同じ格好をしている、とかも覚えてもらうのには有効だ。
同じ帽子をかぶってる、とかね。

SNSを使いこなす

今の時代に欠かせないのが「SNSを使いこなす」ということだ。
その中でも、もっとも効果的だと思われるのは、アイコンに顔写真を使うということだろう。
Twitterであれば、その状態でいいねなり何なりしてれば、なんとなく記憶に残るはずだ。

また、チェキを載せるというのもアリかもしれない。
もちろん自分の顔は隠さずにだ。
覚えてもらいたいからというわけではなくて、俺の場合は布教のためだが、チェキを撮ったら載せていることが多い。
メンションなりハッシュタグなりつけてりゃアイドル本人に見られる可能性も高い。

逆にいうと、アイコンや名前をコロコロ変えるのは望ましくない。
いや、それは対アイドルとしてだけではなく、他のフォロワーからもウザがられるパターンだ。

まとめ

ここまで書いておいてなんだが。

俺は別に、覚えられてようが覚えられてなかろうが、好きなもんは好きなのであまり気にならない。
覚えられてたらもちろん感心はするけど、覚えられてなくても特にダメージはない。

認知されたら嬉しいというのはわかる。
もっと応援しようと気にもなるだろう。

しかし、応援というのはそこが目的ではないことを忘れてはいけない。
とにかくアイドル本人に対して、認知に関する過度な期待はせずに、プレッシャーをかけないことが一番大事だと思う。

あとは普通の女の子に接するのと同じだ。
挨拶や清潔感や思いやりなど、基本的なことを抑えておけば自然と覚えてもらえるもんさ。
覚えてもらいたいからと言って、悪目立ちするのは一番良くないと思う。

そして俺が常々思っているのは。

応援している以上、俺の顔と名前も忘れるぐらいに売れてほしい、ということだね。

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