ニコニコ動画でボカロ曲の再生数を増やす方法

音楽

俺はニコニコ動画でボカロ曲を投稿しているのだが…。
再生数は3桁だ!!!
マイリスト数も30いくかいかないかぐらい。

つまり、いわゆる”底辺ボカロP”というやつですねww
すごくかっこいい言い方をすると、巨大なボカロヒエラルキーを下から支えている存在。

それでも曲数にして50曲、期間にして5年も続けているのでそれはそれで大したもんだと自分でも思う。
心が折れてやめてしまう人、違うプラットフォームに行く人、転生する人(笑)も多い中で、よくも飽きずに続けているもんだと、我ながら感心するwww

そんなボカロPの真似事を続けてきたロクでもない俺が、個人的に感じている「ニコニコ動画でボカロ曲の再生数を増やす方法」をここにまとめます。
実績なんてなんもないけど、黙々と続けてきたことだけはホント評価してwwwww
再生数が伸び悩んでいる人やこれから投稿を始める人にちょっとでも助けになればと思います。
一緒にがんばっていこ!!www

投稿している以上、再生数を増やしたい

しかしながら、ニコ動なりYouTubeなりに投稿している以上、再生数を増やしたいというのは誰もが望むところ。

再生数を伸ばすことによって「多くの人に聞いてもらいたい」とか「金を稼ぎたい」とか「ちやほやされたい」とか…。
人によって本質的な目的はそれぞれだろうけど、再生数を増やしたいというのは共通の希望でしょう。

再生数を増やすために必要なことは3つ

では、再生数を増やすために必要なことは何なの?ということで。
大して伸びてない俺が言っても、何の説得力もないんだけどwww
まぁ自分に足りてないことへの戒めみたいなもんで、自分に言い聞かせるためにも書いておきます。

細かいことはいろいろあるにしても、再生数を増やすために必要なことは以下の3つに集約されると思う。

  • いい曲を作る
  • いい動画を作る
  • 宣伝をする

とても当たり前のことで、シンプルなことだけど難しい。
仕事じゃなくて趣味でやっているからなおさら難しい。

これらの要素をさらに細かく考えてみる。

いい曲を作る

いい曲を作らないと再生数が伸びないのは当然のことなんだけど、そもそもいい曲ってなんやねん!!
それは個人の好き嫌いの問題なので、これだ!という定義は難しい。

強いて言うなら「流行っている曲」や「長く聞かれている曲」はいい曲かな、とは思う。
あとは「ネタ曲」ですかね。

曲を構成する要素をざっくりと分けると

  • 歌詞
  • メロディー
  • アレンジ
  • ミックス
  • 音質・音圧

これらの出来によって、曲の良し悪しって決まるのよね。

つまりは、これらの良し悪しによって再生数が決まる。
でも全てが等しく大切なわけではなくて明らかに序列がある。

一番大切なのはミックス

上記の曲を構成する要素の中で、一番大切なのはミックス!というのが俺の結論。

最近はそうでもなさそうだけど、ニコ動は「音圧至上主義」が基本なので、音圧を上げることこそ正義!という風潮もあるとは思うんだけど…。
そもそも音質や音圧を上げるために必要なのがミックスでしょうね。

結局、それなりの音質と音圧がないと、そもそも聴かれないんですよ。
メロがいいとか歌詞がいいとかってのは、そのあとの話。

アレンジはシンプルに

多くのリスナーはそこまで細かくアレンジを聴いていないので、アレンジはシンプルにまとめた方がベターだと思う。

ここで大切なのは理論と技術になってくる。
ある程度の理論と技術がないと、耳障りの悪いアレンジになってしまうわけだ。

コード進行もそうだけど、それなりに”お約束”をこなしつつ、自分らしさをちょいちょい織り交ぜるぐらいで良いんじゃないかな。
俺の悪い癖でもあるが、とにかく音を詰め込んでみてごちゃごちゃしすぎてミックスで破滅するとかwww

あとはここで決まるのはジャンルなのかな。
まぁポップスはよく聴かれるだろうけど、他のジャンルはどれも同じような気がする。
自分の好きなジャンル得意なジャンルでやってダメならもうダメだと思う。

それらがクリアできて初めてメロディーと歌詞の勝負

よっぽど熱心なリスナーでなければ、上記のミックスとアレンジの段階で聴く気にならなかったら離脱。
もっと言ってしまえば、どんなにメロディーと歌詞が良くても、音が悪けりゃいい曲にはなれないというのが俺の結論。
ホント自分に言い聞かせたいwww

その上で、いいメロディーといい歌詞を乗せておかないといけない。

歌詞に求められるのはやっぱり「共感」なのかな?
言葉遊び的な要素も大切だけど、場面や時間をイメージしやすくて共感を呼ぶような歌詞が書けるといいよね(他人事)

メロディーについては、ほぼ間違いないと思っているのが…。
「歌えるかどうか」ということ。
もちろんそれは歌詞も含めてのことかもしれないけど。

日本のカラオケ文化というのは根深いもので、歌える歌というのが正義なんですよね。
ましてや今回は、ニコ動に投稿するボカロ曲を想定して書いているので、バックグラウンドに多くの歌い手がいるということを意識した方が良い。
歌い手に歌ってもらえるというのは、もはや再生数を増やすための最低限の要素だと思う。

だからと言って簡単に歌えるメロディーが良いということではなくて、歌い手が「チャレンジしたくなる難易度」が適切かなと思う。
ギターを弾く人とかもそうだけど、コピーするからには「こんなん弾けるなんてすげぇ!」って言われたいの。
歌い手もたぶん同じだと思う。
「こんなん歌えてすげぇ!」って言われたいというのはあるんじゃないかな。

でも、人間離れしない程度の難易度に合わせるのが難しい。
わかりやすいのは「高い」「速い」「長い」「広い」かな。
有名ボカロPの曲はこのあたりが完璧なのよね。
ぐうの音も出ない。

あとはボカロの調声を頑張る

いい曲ができた上で、ボカロに上手いこと歌わせるのもまた重要。

ただここについては、よっぽどすごくないとあまり影響はないんじゃないかな。
というのも、V4Xあたりからそもそものソフトのレベルが高くなっているので、「V2神調教!!」という時代でもないのでは。

どちらかというと、エフェクトの掛け方とかに凝った方が良い気はする、なんとなく。

いい動画を作る

いい曲ができたとして、投稿しようと思ったら…。
結局、ニコ動でもYouTubeでも動画サイトなので、動画のクオリティーもやはり重要。

オリジナルのイラストを用意する

イラストでもMMDでももしくは実写でも、まずはオリジナルなものがないと話にならない。
pixivやpiaproやコモンズなどでイラストをお借りすることもできるんだろうけど、必ずしも曲に合ったイラストがあるわけでもない。

動画である以上、視覚での訴えというのも大事なので、イラストにも説得力を持たせたいところ。
例えば、夏の海をイメージした曲を作っても、水着なのかTシャツなのかワンピースなのか、あるいは昼なのか夕方なのか夜なのかでかなり変わってくる。

ボカロ曲を聴く層というのは、少なからず…いや、かなり多い割合でそのボカロ自体のファンという層もいる。
だから、その層に訴えかける意味でも、その曲のために用意した新しいイラストを使うべきだと思う。
自分で描けないなら、絵師さんに金を払ってでも描いてもらった方がいいと思う。

曲に合わせた動きのある動画

イラストなり何なりを用意したところで「イラスト貼りっぱなしで歌詞が流れるだけ」という動画はやはり面白みに欠けてしまう。
俺はよくやってるけどwwww

曲の展開や音に合わせて何かアクションがある動画がやはり見ていて楽しいはず。
もちろんあえて静かなパターンもありだとは思うけど。

ここについてもやはりオリジナルなものがあると望ましい。
それなりのソフトと技術がないと作れないだろうけど、手を抜いたらせっかくの曲がダメになってしまうことも大いにあり得る。

注目されるサムネ

動画作りの一環としてサムネの設定も非常に大切。
簡単に言うと、目を引くサムネにすりゃいいってことだと思うwww

再三言っているが、ボカロ曲の場合、曲以前にそのボカロが好きだというリスナーが多い。
サムネは、そのキャラがわかりやすく見える画像が好ましいだろう。

とりあえずサムネは「目立つ」「わかりやすい」ってのが大事だと思う。

よっぽど有名な曲であれば曲とタイトルが一致するけど、それほど有名でない曲は何も一致しない。
まず初手としてサムネとタイトルぐらいは一致させられる印象を残すことが大事。

宣伝をする

曲と動画ができて作品が完成!
いいもの作ったから再生数が伸びるはず!!

…なんてことはない。
あとはとにかく宣伝である。

1日に幾つの動画が投稿されているのか知らないけど、目につかなきゃ何も始まらない。

ニコ動の広告をぶっ込む

一番わかりやすいのがニコ動の広告システムを使うこと。

しかし、これは仕様が変わってから効果が減った気がする…。
広告に投資するポイントがインフレしてるし。
100,000ポイントぐらいでようやく話になる感じですかね…。

わかりやすい方法ではあるけど、効果は薄い気がしている。

ニコ動のコミュニティーに貼り付ける

ニコ動のコミュニティーで動画を宣伝すれば、少しは聞いてもらえるかも?
いい曲であれば、多少話題になるだろうし、そうでもなかったらそれまでだけど。

人脈を作る

結局のところ、金を使おうが何しようがこれに勝るものはない。

仕事も遊びも人脈が大切。
もっとも俺に欠けている部分でもあるwww

いわゆるボカロPは須らくTwitterをやっているので、まずはTwitter上でいろんな人と繋がって拡散し合うのが良いでしょうね。

お互いの宣伝したいものをRTし合う感じ。
聞こうが聞くまいがとりあえずRTする。
RTされたら、お礼を言う。

それだけ。

さらに有効なのがそこからリアルへの関係性へ発展させること。
イベントやオフ会にも行って、実際に会って話をしてより仲を深めていくことが大切。

他には、コラボも有効。
これが一番手っ取り早い気もする。
お互いのリスナーをお互いに増やすイメージというか。

地道に人脈を広げていくことで、聞いてくれる人も増えてそこからさらに拡散するようになると思う。
もちろんいい曲を作ることが前提ではあるけどね。
Twitter以外のSNSを駆使するというのもアリ。

ニコ動以外の投稿サイトにも投稿する

ユーザーというのは、自分の好きなプラットフォームにこだわりがち。

ニコ動は見ないけどYouTubeは見るという人も当然多い。
それであればYouTubeにも投稿してみて、ニコ動へのリンクを貼るなりすれば流入が期待できるかもしれない。

あとは、動画投稿サイトではなくて音楽投稿サイトにも。
俺が好きなのはクレオフーガかな。
純粋に音楽だけを聴く場所なので、コアなユーザーに聞いてもらえるチャンスだと思う。

CDを作ってイベントに出展する

ボカロの同人CDで出展できるイベントはめちゃくちゃたくさんある。

コミックマーケットやM3のように総合的なもの。
ボーカロイドマスターやボーカロイドパラダイスのようにボカロだけのもの。
あとは各ボカロのオンリーイベントなどなど。

無名だから出ちゃいけないなんてことはないので、とりあえず出展してみるといい。
ちょっとずつでもCDを作って表に出ることで、かなりの宣伝効果はあると思う。
上記の人脈とも絡むけど、やっぱり実際に人に会うというのは大切なこと。

俺は初めて出展する前から、幾度となくイベントに足を運んでいた。
それはもちろん出展のための下調べを兼ねているが、SNSで知り合った人と実際に会うという意味でも効果があったと思う。

いきなり出展するのは難しいと思っている人も、まずはイベントに行ってみることをオススメする。

いっそのことYoutubeに投稿してみる

年々、ニコニコ動画の勢いは落ちていくばかり。
上記では、Youtubeからニコ動にという流れで書いたけど、いっそYoutubeを主に投稿してみるのもアリだと思う。

俺はここ最近は、同じ曲同じ動画をニコ動とYoutubeの両方に投稿している。
するともちろんニコ動で再生数が多い曲もあるのだが、Youtubeの方が反応がいい曲もしばしばある。

コメントについてにもニコ動とは大きく異なる。
ニコ動のコメントはわりと感情的だがww
Youtubeのコメントは曲の感想をわざわざ書いてくれるイメージだ。
それはモチベーションの観点で、かなり有効である。

固定リスナーからしたらニコ動の方が追いやすいかもしれないが、検索ユーザーはGoogle傘下のYoutubeの方が明らかに流入しやすい。
あと、あまり期待できないが海外にも届けやすい。

また、最近のニコ動は広告がインフレ気味。
どれほどの効果があるのか怪しいもんだ。

一方のYoutubeはGoogleと連動しているため、リアルマネーを使っての広告性能はかなりイイ。
俺は実際にそれを利用している。
もちろん何か収益化しているわけでもないのでひたすら赤字であるが、それでも聴いてほしいんだよ、俺の曲を。
あんまりこれを推奨すると、広告費が高騰してしまうので、俺自身が困ってしまうがwww

以上のことから、Youtubeに投稿するのはかなりおすすめ。

再生数を伸ばすためのあれこれまとめ

5年ほど活動を続けてきた俺が考えていることはだいたいこんな感じ。
自分でもできてないことがたくさんあるし、やらなきゃいけないなとは思ってはいるんだけどね…。

俺の場合は、そもそもいい曲を作れていないというのが問題でwwwww
やっぱりある程度ちゃんと音楽の勉強はした方がいいし、とにかくいろんな音楽を聞いた方がいい。
どっちも俺は苦手だからダメなんよね。

でもまぁ、前向きに自分のできることを少しずつ頑張っていけばいいんじゃないかな。
遊びなんて楽しんだもん勝ちよ。

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