2024/12/30(月) O-Crest 2024 Year End Party / 渋谷Spotify O-Crest

音楽

ここのところ毎年クレストで年を越していた。
2023年の年越しというか2024年の年明けはいろいろあったけどww

2024年もメンツやタイムテーブルをチェックした結果、今回は12/30だけ行くことに。
何年かぶりに年越しライブ自体に参加しない年末である。

とは言え、夜に別件の予定もあるのでそこそこにライブ締めということで。

ライブ観覧

朝から晩まで観たいバンドが名を連ねていたが、特に昼の時間帯がアツかった。
ちょうどいい感じに観れそうな気がする。
とは言え、俺にしては早めに現場へ向かうことに。

いつもクレストの階段はしんどいが、いつも登り切れば良いライブが観れる。
階段に貼ってあるポスターを眺めながらのんびりと5階へ。

いかにもクレスト年末のお祭り!という感じがしていいね。

ついでに20周年の記念品も見れて満足である。

前髪ぱっつん少年

3週間ぶりの観覧、本日のお目当て。

ふと2024年のライブ観覧を振り返ると、何気にいろんなことがあった。
中でも大きかったのは、後半に前髪ぱっつん少年と出会ったことだろうか。
すっかりハマっている。

ということで、まえぱつに合わせて入場。

今までは下北沢のサーキットで観ていたので、こんなに広いハコで観るのは初めてだ。
ステージも広いし客も多い。

さすが勢いのあるバンドだ。
真昼間の時間ではあるが、かなり多くの人が観ていた気がする。
俺は下手とセンターの間の3列目ほどの場所を確保した。

広いステージを活かしてベースのずまが縦横無尽に躍動しているのが良かったなww
ちょっとトラブルもあったが良いライブだったと思う。

ムロフェスとまではいかないかもしれんが、2025年のさらなる活躍が楽しみだね。

終活クラブ

3か月ぶりの観覧。
まえぱつに引き続き、お目当てクラスのバンドが続いて歓喜。

たぶん『マイ魔法陣を囲むダンス』は初めて観たのかな。
ちゃんと予習してなかったけど、簡単な振付で良かったwww

わりとアッパーなセトリで、年末を締めくくるにふさわしいワチャワチャしたライブだったね。

とは言え、まえぱつと終活クラブは、たしかハシゴだったと思うww
俺も時間があればどちらかに行っていたかもしれんなwww

ちなみにノックアウトでは観れなかったけど、ポスターが当たって嬉しかったwww

MOSHIMO

ちょうど1年ぶりの観覧。
そのときも良かったのでもっと観たいと思いつつ、結局1年越しの同じイベントで観ることに。

キャッチーな歌というかキャッチーなボーカルで心地よく観れるね。
アウト!セーフ!の印象が強すぎるけどww

シンプルに完成度の高いバンドで良き。

板歯目

初見。
良さげだし良い噂も多いのでずっと観たいと思いつつ、ようやく観る機会に恵まれた。

3ピースなんだけど、パワフルなギタボで全体的になかなか迫力があって良かったな。
曲は変拍子なども駆使したテクニカルな感じで、聴き応えがあった気がする。

あとやたらベースのヴィジュアルがキレイww
と思ったら、あとで知ったところによるとサポートらしい。

HAGANE

初見。
4人組ガールズメタルバンド。

ドラムは元ガールズロックバンド革命のメンバーだ。
所属していたとき以来、5年ぶりぐらいに観たけどやっぱ良いプレイをしているね。
後方のドラムでありながらパッと見でわかりやすくてわりと好きである。

ゴリゴリのメロディアスなメタルなんだけど、歌メロと歌声が聴きやすい感じだったので、わりとすんなり観ることができた。
衣装もガールズバンドらしい良さがあったと思う。
トラブルがあったせいか、MCはなんとなくグダグダしていたww

魔法少女になり隊

3年ぶりの観覧。
火寺バジルはすごバン。のイベントで観た以来、1か月ぶり。

しばらく観ていなかったので全然記憶にないww
思ってたよりラウドロック?で、ダイバーも出てて盛り上がってたな。

ロマンス&バカンス

5か月ぶりの観覧。
何気に間が空いてしまった。

ましょたいが良かったので急遽セトリを変える、みたいな感じでスタートしていた。
『BBQでABC』『おちんちんYEAH』と、いきなりテンションMAXだ。
俺としても溜まっていた何かを解放するような感覚だった。

『帳消しサンバ』では、お馴染みのそこそこのモッシュもやっていた。
俺は後方で棒立ちだったけどww

ラストは『ライフイズワンダフル』と1.5倍速の『カントリービアー』で締められた。
年末のお祭りだからか、ましょたいの影響なのか、アッパーなセトリだったね。

この後は別件があるので、これにて離脱。

まとめ

前回のブログ、12/15にASH FRASTのワンマンに行ったところまでは良かったんだが…。

それから年末のこの日まで、俺はずっとふさぎ込んでいた。

12/17、俺のもとに訃報が届いた。

ここ数年会えていなかった親友が亡くなったらしい。

…らしいというのは、ご遺族ではなく共通の友人を通して聞いたからだった。
どうやら11/7に亡くなっていたようだ。

それからというものの、とにかくいろんなことを考えていた。
思い出に浸るというよりは、何らかの後悔が大きかった気がする。

頭はいっぱい、心はからっぽ、という感じでもあった。

ここ数年会えていなかったというのは、会っていなかったとも言える。
彼が精神的な病を抱えていて、なんとなくそれを疎ましく思っていたのかもしれない。
LINEで新年のあいさつやお互いの誕生日を祝う言葉をやりとりするだけだった。

俺が何かをしていたところで救えたわけじゃないけど…。
もし彼を救える、あるいは少しでも良くすることができるとしたら、俺しかいなかったのではないか。
という自負のような驕りのような感情がぐるぐるしていた。

彼の最期を見送ることもなく、12/25に四十九日を迎えた。

俺はあいつのために何もできなかったなぁ。
友達として30年間付き合ってきたのに、俺はなんて無力なんだろうか。

一言で言うなら「後悔」という気持ちが一番大きかったかもしれない。

俺まで精神を患ってしまいそうだった。
ライブに行く気にもなりゃしない。

12/30のクレストはチケットを買っていたので、かろうじて這って行くことにした。
いつも以上に階段を長く感じたような気がする。

それでもやはり…。

ライブというのは良いものだ。
現実から逃げ出して駆け込むことができる、時代が違えば寺のようなものかもしれない。

ロマンス&バカンスの『帳消しサンバ』は、イヤなことを帳消しにしてくれる曲だ。
もちろんそれはネタなんだが、俺は俺で帳消しできない事実を思い出していた。

思いがけないタイミングで現実に引き戻されたような気分だろうか。
その後はなんとなくボンヤリとライブを観ていた。

チョメPが「辛いことがあってもライブで楽しもう」(ニュアンス)みたいなMCから『ライフイズワンダフル』が始まった。

そこで俺は、溜め込んでいたものが溢れかえるように涙を流していた。

この2週間ほど1人でふさぎ込んで廃人のようになっていた。
何かを我慢していたのかもしれない。

それがようやく解放されたのだろうか。
涙と共に心の積もった澱も流れ出していった気がした。

ライブとは、まさにライブだ。

その空間はその時にしか生まれない。
パフォーマンスする演者のコンディションだけでなく、受け取る客のコンディションによってもその色彩が変わる。

ライブを英語にすると「live」で、それを漢字に直訳すると「生」だな、とよく思う。
「生」にはいろんな意味があって、それらを包含するのがライブなのだ。

思えば2023年に櫻井敦司が亡くなってから、少なからず俺が影響を受けている著名人の訃報が続いている。

2024年の初旬には鳥山明が亡くなった。
意識するまでもなくその作品には多く触れてきた。
俺はそれを機にドラクエ10に復帰した。

秋にはさユりが亡くなった。
ライブにも行ったことがあるぐらいには好きなアーティストだった。
若いということもあってショックが大きかった。

そして冬には上記のことがあった。

その上でこの年末にクレストで観た『ライフイズワンダフル』は、俺にとって特別だったんだろう。
まさにライブハウスで「ロックバンドが教えてくれた」のかもしれないな。

悲しいことや辛いことは避けられないけど、2025年はワンダフルなことが多いといいね。

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