2021/12/18(土) 愛沢絢夏 2021 REAL ANSWER TOUR FINAL -truth- / 吉祥寺SHUFFLE

音楽

この日のチケットは気がついたら完売していた。

しかし、開催の数日前にキャンセルが出たとのことで再販していたので行くことに。

ちなみに吉祥寺シャッフルは、都心に比べたら遥かに家から近い方だし、穴場的駐車場が目の前にあるのでありがたい。
かなり行きやすいハコのひとつである。

愛沢絢夏

10月のハロウィンイベント以来2か月ぶりの観覧。
その時はコスプレをしていたので、通常のスタイルとして観るのはおそらく半年ぶりぐらいだ。

本人が全国ツアーをしたりコロナになったりで、なかなかタイミングが合っていなかった。

失礼ながらあんまり熱心に追っているわけではないんだけど、俺としてはなんだかんだ観る機会が多いアーティストの1人な気がする。

シャッフルは配信機材の関係で、今年あたりからかなりフロアが狭くなっている。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ、そこにいっぱい入ってるという感じだ。
あとで知ったところによると、他のアーティストも何人か観に来ていたようだ。

おなじみ小原涼宣伝部も何人かいるし、なんなら花が贈られていたww

ホント有能だなと思う。

今回のライブはツアーファイナルでフルサイズのワンマンとのこと。
かなりボリュームのある内容だった。
ざっくりとした流れは前半後半アンコールという感じ。

前半と後半では、ツアーに帯同していたサポメンのギターとベースが入れ替わる仕様だった。

前半のギターの人って俺観たことあるのかなぁ?
かなり好みなギターを弾いていた気がする。

後半の愛沢絢夏は「OVER LIMIT」の衣装で、太ももの露出アリだ。
本人はそういうキャラじゃないせいか、ずいぶん恥ずかしがっていたが…。

観てる方としては、そういう方がむしろテンションが上がるwwww

あんまり愛沢絢夏の曲は知らないし、おそらく初めて観る曲も多かった。
半分ぐらいは初見なのかな?
転調なんかも駆使されてるような、良い意味でちょっと気になる曲もあったなぁ。

新しい曲やよくライブでやるような代表的な曲は、まぁそれなりに把握はしてるが。

その中でも特に好きなのは「Stay alive」である。
前回のブログにも同じような感想を書いてたと思うけど…。

聴けば聴くほどLUNA SEAっぽくてツボなんだよなぁwww

なんというか俺はこういう曲を聴いて育ってきた気がする、みたいなwwww

ここ数年、触れてきてる音楽ってボカロにしてもライブにしても、4つ打ち系の縦ノリが多い気がするんだけど。
たまにこういう典型的なシンコペーション曲に出会うと、なんとなくキュンとしちゃうww
弾きたくなるというかさ。

他にもスジャータ(ごく一部の頭のおかしいLUNA SEAファンにしか通じない専門用語)を駆使した曲もあったような気がするなぁ。

そしてなんと言っても、やはり「OVER LIMIT」である。

俺の中ではけっこう今年を象徴する曲だと思う。
歌詞の内容やMVからして、コロナ禍でこそ産まれた曲といえる。

他にも多くのアーティストがそういう曲を作ってたけど。
その中でもこれが一番グッときた気がするんだよね。

本人としても手術後にコロナ禍になり、思うように活動できなかった期間が長いんだろう。
そんな本人やスタッフや周りの人、ライブハウスやイベンター、そしてファンの心に刺さる良い作品だと思う。

愛沢絢夏周りだけでなく、多くの音楽ファンというかライブファンに届くべきメッセージ性があると言えよう。
それを非常にシンプルにまとめているのも良いところだ。

愛沢絢夏にはわりとそういう曲が多い気がする。
そういうところはシンガーソングライターとしてのあるべき姿のひとつかもしれない。

アンコールでは、来年の仙台でのワンマンや新曲の発売が発表された。
むしろその新曲とやらもやっていた。
都内でもライブはやるだろうから、またその時にでも観に行きたいね。

そーいや、未だに愛沢絢夏のオケライブを生で観たことないんだけど、なんかタイミング合うときがあれば観てみたいところだ。

ラストはサポメン全員で「be crazy」の空気椅子バージョンである。

ここに至るまでの2時間半の疲労よりも、この1曲の疲労の方がデカかったwww
マジでしんどいwwww

およそ1年ぶりにチェキを撮ってみることにした。
ちょいちょい愛沢絢夏のライブに行っているが、だいたい物販に寄らないかCDをスッと買うだけでほぼ本人と関わったことはないww

さすがに1年も経てば顔や名前を覚えられているわけはないんだが…。

愛沢絢夏の第一声は

「もしかして、なおきさん!?」

なんだと!
俺のことを覚えているのか!?

「パーカーでわかった」

愛沢絢夏のワンマンだというのに、完全にHZKパーカーで行っちゃってなんかすみませんww
(愛沢絢夏アパレルは何も持ってないし、ちなみに前回はZakuパーカーで行ってた気がする)

まぁ仮にHZKパーカーでわかったとしても、それをどこで知ったんや、という疑問は残るが…。
とりあえず、なおきさん=小原涼宣伝部だと思われてなくて良かったwww

例に漏れず、愛沢絢夏もTwitterはよくチェックしているようで。
俺のツイートを見てどうのこうの、という話などをした。
端的に言うと、歌のクオリティーが高くて良い、みたいな内容だ。

まとめ

俺が初めてライブというものに行ってから25年ぐらいが経つだろうか。

それからいわゆる邦楽に当てはまる様々なライブを観てきた気がする。
規模もジャンルもいろいろなんだけど。

愛沢絢夏は、俺の個人的な感覚として、それらのライブのど真ん中というか最大公約数というか…。
上手く言えないけどそういう印象がある。

極端な言い方をすると、ライブというものの基本であり至高に近いのかもしれない。
人によって表現方法は様々だが、楽曲と歌だけでパフォーマンスを完結させられる、または完結させようという意志をなんとなく感じる。

ある有名なバンドのボーカリストが武道館でライブをやったときに
「ライブハウス武道館へようこそ」
と言っていた。

大袈裟だけど、それとちょっと同じ匂いを感じるんだよなぁ。

だから、Pんたさんが愛沢絢夏を好きなのはわりと納得ができる。

その上で。

愛沢絢夏は、どんなアーティストだと言えばいいんだろうか。

一言で言ってしまえばロックボーカリストであり。
曲がいいとか歌が上手いとか声がいいとか、良いところはいくらでも浮かぶんだけど。
例えば、82回目の終身刑のような際立った独自性があるとは言い難い。

でも、もし仮に、俺が10代の女の子から「ロックボーカリストとしてライブをやりたいんですけどどうしたらいいですか?」と聞かれたら、俺はこう答えるだろう。

「とにかく愛沢絢夏を目指せ」

それぐらい女性ロックボーカリストとして完成度の高いお手本のようなアーティストな気がした。

コメント

  1. ぽんた より:

    お疲れ様でした!

    そうなんです、愛沢にはその某有名バンドのボーカルに通じる物を感じるんです。

    因みに彼女のステージングはそのボーカリストを参考にしているそうです。

    • naokinoran より:

      なるほど、やはりそうですか!

      もちろん派手な見た目や演出があるライブも面白いし好きなんですが、シンプルにライブの本質を突いてるような気がして良いと思います(´- `*)

      それでいてあの長尺でもあっという間に感じられたのは、世代的に馴染むのかなんなのかすごくしっくりくるというか。

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