2021/04/17(土) KNOCKOUT FES 2021 spring / 下北沢12会場

音楽

下北沢のサーキットフェスに参加するのは久しぶりである。

コロナウィルスの感染者数が増えたこともあり、東京に「まん延防止等重点措置」が急遽出された。
そのため、当初発表されていたタイムテーブルから変更があり、また諸事情により出演キャンセルとなるなどもあった。

フェスに参加するときの醍醐味のひとつがTTを見ながらの予定決めだ。
TTを見ながら知らないバンドを予習しつつ予定を考えていくのは実に楽しく、当日までのワクワク感を加速させる。
しかし、だいたい予定通りにいかないww
それもまたフェスの良いところである。

ということで、俺が最終的に考えた予定は以下の通り。

大きなお目当ては3つ。
82回目の終身刑、chocol8 syndrome、ハシグチカナデリヤである。
見事に時間がバラけたので、合間を他のアーティストで埋めたり下北沢を散歩したりって感じかなぁ。

82回目の終身刑 / 下北沢Shangri-La


最大のお目当てである82刑のスタート時刻は12:00である。
そしてリストバンドの交換は11:00…。

ならば10:00から並ぶしかない(早すぎ)

普通の対バンイベントならそうでもないんだけど、フェスだと気合が入ってしまう勢なのだ。
ちなみに、ちょこフェスの時もそうだったけど、リストバンド交換列の大半が82刑ファンである。

フェスのトッパーというのは非常に大事である。
客を最初から来させるために、簡単に言うと集客力のあるバンドが抜擢されるわけだ。
ましてやシャングリラは今回の会場の中でもおそらく最大規模のキャパを誇るハコだ。

いかに82刑が重要なポジションを与えられているかがわかる。
そして、そういうバンドを応援しているというのは、新参ながら非常に誇らしい気持ちにもなる。
(ただし装備がないので、ちょこはち装備である)


シャングリラは初めて訪れるハコだったが、とにかく82刑に合うハコだなぁというのが第一印象だ。

レンガ調で赤と黒が基本となるカラーリング、そしてシャングリラという名前。
まさに牢獄の中で楽しもうぜって感じがするんだよなぁ。
(後日気づいたが、なんとなくはっちゃんの部屋に似てるというのもあるww)

そして、数字上のキャパは500人ぐらいだろうか?
広いフロアと広いステージも82刑にピッタリだ。
コロナ禍の東京で早い時間ということもあり、さすがにパンパンではないが、多くの客が入っていたと思う。

朝早くから並んでいた甲斐もあり、難なくマカ様の下手最前を確保。
(毎度のことながらコロナ禍故に接触がなく、最前でも安全に観れてるというのはある)

セトリは少なくとも選曲としてはおそらく今の82刑のスタンダードなものだろう。
フェスなので初見の人も多いであろう中でキラーチューン連発だ。

しかし、この日はいきなりのトラブルがあった。
SEが流れて幕が開くと見せかけて…なんか違うもんが流れて一旦停止www
開きかけた幕が閉じてやり直しww

単純に音源をPAに渡してってだけならそういうトラブルの可能性は少ないんだろうけど。
マニピュレーターが手動でやっているのでご愛嬌だ。

また、ドラムにもトラブルが発生したようで、ハイハットを交換してたのかな?
マカ様も心配そうに見守っていた。
(PC周りにもなんかやってたような??)
バンマスって感じがしてかっこよかったな。

物販の時に雪さんにその話をしてみたところ。
「あれ、ハイハットっていうんです、知ってます?」
みたいなことを聞かれたけど、それは知ってます!!!

その後は、えるちゃんが宣伝をしていたバインミーバーバーへ。

肝心のバインミー自体は写真を撮り損ねたが、かなり美味しかった。
エスニック好きな俺としては嬉しい食べ物である。

CODE OF ZERO / 下北沢ERA

以前に0Cさんのアコースティック(withピアノ)は観たことがあるが、CODE OF ZEROとしては初見。
いずれも1人を指す名称なのでややこしいが、CODE OF ZEROはバンド形式でやってるものだと思っていただければ。

アコースティックの時も思ったことだが、英語の歌詞が多いので俺には理解できないが、曲調はわかりやすくノれるものだ。
バックバンドの演奏も安定している。
というか、vivid undressのギターの人がサポートだしそりゃ上手いよな、と。

歌はエフェクトやコーラスを多用している感じかな。
3曲目ぐらいにやっていたオートチューンの曲が好みである。

ChroniCloop / 下北沢ERA

TTが変わった関係で、もともと観ようと思っていたCODE OF ZEROとchocol8 syndromeの間に急に入ってきたのでついでに観たバンドで、完全に初見。

上記の通りなので、急遽観た感じではあるが、次のちょこはちのためにちゃっかり最前で観てしまった。

が、しかし!

めちゃくちゃ良かった。
完全に油断してたね。

ギタボがレフティのテレキャスなんだけど、まずそれが珍しいなぁと目を引く。
曲調や歌い方もオシャレな雰囲気があってかなり良い感じ。
確か3曲目と4曲目かな?そのあたりが特に好みだった。

改めてちゃんとチェックしてみようかなー。
ふとこういうバンドとの出逢いがあるのも、対バンやフェスの醍醐味のひとつだなぁと思う。

chocol8 syndrome / 下北沢ERA

この日のお目当てその2である。
ちょいちょいNostyleに行っているのでメンバーに会ってはいるんだけど、ライブを観るのはなんとなく久しぶりな気がする。
ちょこフェス以来かな?

「硝子のビート」はかなり好きな曲だが、まさかフェスの1曲目に持ってくるとは思わなかったwww

「オールでPPP」の踊りは、我ながら観るたびに上手くなっている気がする。
間奏では、ケンコモさんがなんか寝そべっていたので、ハヤテさんが馬乗りになってギターソロを弾いていたwwww
その時のケンコモさんの戸惑い慌てた表情が印象的だ。
普段は鉄の心臓でギャグを繰り出しているが、そういったアドリブには弱い印象もあるwwww

上記で82刑にトラブルがあったと書いたが、ちょこはちもトラブル連発だ。

まず、リハでしゃおんちゃんのイヤモニが使えなかったようでコロガシでのモニタリング。
観る側からするとほぼ影響はない。

そしてリハの後、SEが始まる前に袖にハケる予定だったと思われる奏さんがステージに取り残されたままSEスタートww
戸惑いながら手拍子をしていたwwww
これはちょっとワロタwww

時間が押していたようでPAも焦っていたのかもしれない。

ところで、先日発売されたちょこはちマスクを購入して、この日はずっと着用していた。

非常に快適に使える優秀なマスクなんだが、それをしゃおんちゃんに伝えると…。

「最初は別のマスクを作ったけど、伸びが悪かった。
これじゃあ、なおきノ乱は納得しないから作り直す」
という経緯を経て生まれたマスクのようだったwwwwww

俺はいろんなバンドのマスクを持ってるもんだから、マスク作るって言ってた時にちょこはちに見せに行ったのよねww
このマスクは小さいとか、このマスクは伸びがどう、とか。
ちょいちょいNostyleに行ってるもんだからか、そういうのを考慮して作ってくれたようだ。

ちょこはちは素晴らしいバンドなのである。

多くの経費をかけさせてしまったので、Nostyleに還元しに行かせていただきますwwww

今回の物販でゲットしたのはパスだけだけど。

はちまろもマスクをつけてしまうほどだ。

糖質制限 / 下北沢MOSAiC

はっきり言ってしまうと、ハシグチカナデリヤの場所取り(及び入場制限対策)のために観覧。
完全に初見。

とは言え、少しだけ予習はしていた。
どうやら他のバンドとの掛け持ちの人が多いみたい?

実際に観てみると、個人的にはちょっと難解だった気はする。
なんというジャンルなのかはわからないが、ループ系のバンドサウンドとコーラスに、シンセとリードボーカルが乗っている感じだ。

ギターの音色とフレーズはわりと好みのものもあった。
モジュレーション系や空間系のエフェクターを多用している感じかな。

ハシグチカナデリヤ / 下北沢MOSAiC


この日のお目当てその3。
見放題の時に予習をしていて気になってたけどその時は観れず…。
ノックアウトではどうしても観たい!と思って、ようやく初見。

ループギターの魔術師を自称していて、曲もライブもYouTubeを観る限りまさにそんな感じ。
特におそらく代表曲である「ニュートリノシンドローム」がかっこよすぎてヤバいからぜひ観たかったんだけど。
1曲目から「ニュートリノシンドローム」で感動である。
他にも基本的にはループステーションを使った曲ばかりだ。

ギターのテクニックはもちろん、歌の表現力もあるし、バンドメンバーの技術もかなり高い。
非常に見応えのあるパフォーマンスだった。

なんというかハシグチカナデリヤは、一挙手一投足がかっこいいんだよね。
楽曲センスも天才的だ。

終演後にはとりあえずCDを何枚か購入。
気さくな感じでサインにも応じてくれた。

ハシグチカナデリヤは、今回の出演者ではグランピーアニマルのプロデュースもしていて、そちらも観たかったが、タイミングが合わず…。
また、天体3349というバンドもやっているので、いずれ観たいところだ。

Admでもちょいちょいやってるから、ロマバカの流れで観れそうな気もするけどww
最近思うこととしては、もしかして俺は結構Admに馴染むんじゃないか、ということだwwww

また、ちょこはちとも対バン経験があるようなので、そちら経由でも観れる機会はありそうだ。

まとめ

リストバンド交換で並んでいる時にDeNeelというバンドからフライヤーをもらった。
また、街を歩いている時に、チェインアップスとうバンドからティッシュをもらった。

そんなのイラネって思う人も多いと思うけど。
俺としてはそういう努力をしているバンドはかなり好評価である。
サーキットとしてのお祭り感もあるし、非常に良いと思う。

今回は観るタイミングが合わなかったけど、名前は覚えておこう。

今回のサーキットは、目当て3組の時間がいい感じにバラけていたこともあり、余裕を持って観れた。
下北沢の街を散策することもできた。
サーキット本来の楽しみ方ができたような気もする。
新宿や渋谷のサーキットもいいんだけど、街も楽しむという点ではやはり下北沢は有能だ。

フェスというのはいろんなアーティストを観ることができるのが醍醐味だ。
いろんなアーティストを観ることで、自分の中でも好みが洗練されていく感じがする。

なんとなくではあるけど、下北沢のサーキットは性に合ってる気がした。

非常に満足度の高いフェスでした。

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