今年は何かとASH FRASTを観る機会が多かった。
その集大成となるイベントで、これは行くしかないと思ったわけだ。
あらゆるイベントよりも優先すべきだと思ってチゲットで予約したのだが…。
まさかその日の昼に、俺が最も好きなサッカー選手であるイニエスタの引退試合が入るとはwww
ASH FRASTのライブを観たいけど、引退試合を最後まで観たら間に合わない…。
と悩んだまま当日を迎えた。
さて、俺はどうしたかと言うと…。
ライブ観覧
イニエスタの引退試合は、FCバルセロナとレアルマドリードのレジェンドによるクラシコだった。
とは言え、知らん選手も多かった。
しかも当初参加する予定だったフィーゴ、マスチェラーノ、ボージャンなどが不参加に…。
また、レジェンドと言うと聞こえはいいが、要は引退した選手たちの試合だ。
実際に試合を観てみると、まぁサッカーとして面白いとは言い難かったなwww
ということで、ASH FRASTのスタート時間に合わせてサッカーは途中離脱。
この点については、俺はもっと愛沢絢夏に感謝されてもいい気がするww
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サッカーは飛田給の味の素スタジアムで、ライブは渋谷だ。
京王線での移動になりそうだったので、車は府中に停めていた。
慣れない京王線に乗って飛田給から渋谷へ。
乗換の不安などもありながら渋谷に着いたら、京王線の出口はマークシティの近くだった。
これは非常に助かったね。
たまに電車で渋谷に行くとだいたい変なところに出てしまうのでww
ということで、スタート時間ちょうどに入ることができた。
ASH FRAST
2か月ぶりの観覧。
なんとなく2024年は、ASH FRASTに注力していた気がする。
実際に、お目当て回数も観覧回数も最も多いアーティストとなった。
その集大成を見届けたくて来たわけだな。
ツインギター編成で観るのは初めてだろうか。
やはりテンションが上がるもんだ。
客入りは普通に立っていればなんとなくいっぱいという感じ。
前方のフロアも含めて全体を観れる後方の段上から観ることにした。
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ASH FRASTスタートの曲ともいえる『DREAMS』から始まった。
イントロでフロアが「オイ!オイ!」言うのは、まぁいいんだけど…。
サビでも声を出してんのは不要な気がしたな。
『HELLO』はけっこう好きなんだが、ふだんはあまり観れていなかった。
この曲のサビで開けるような感じがすげ良いんだよなぁ。
他にもレア曲をやっていて『break down』などは、今までに観た記憶がないww
なんなら曲もよくわかっていないwww
『モノクローム』なんかも観れて良かったな。
俺自身に歌心はないのでようわからんが、音域も広そうだし音程もかなりむずいところをいっている気がする。
もちろん演奏も含めてだが、見応えのある曲の1つだな、と思う。
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どこでどういうMCをしていたか忘れてしまった。
このブログを書いているのは2025年の年明けなので、記憶が危うくなっているww
ということで、もう後半のことを書く。
『Stay alive』と『to BAD to FAKE』が続いた。
どちらもかなり好きな曲なのでテンションが上がる。
違うタイプの曲ではあるが…。
ASH FRASTによくある通常の8ビートや2ビートではないという点で際立つ曲だ。
(広義の8ビートに含まれるんだろうけど)
(あんまり忙しい2ビートの曲は個人的にあんまり馴染まないしww)
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そして、特に俺が気を惹かれたのが『Be crazy』だった。
7月のワンマンのときはまだ空気椅子をやっていたが、今回はやっていなかった。
スクワットなどをやっていた時期もある。
ようやくエクササイズ曲を卒業したようだ。
もちろんそれが良いという人も多かったと思うが、俺的には「もうええやろ…」と思っていた。
その上、なんかやたらかっこよくなっていた気がする。
シーケンスのリズムパターンに乗せたサビフレーズから始まった。
コーラスの感じも変わっていた気がする。
なんとなくデジタル調の印象を受けた。
いつからこのアレンジになったのかわからないし、俺が気づいていなかっただけかもしれない。
しかし、「こういうのを待ってた感」があったな。
昔からやっている曲だが、上記のエクササイズ卒業とも合わせてまだ化ける予感がした。
16ビートのデジタル路線を極めればASH FRAST的にも新しいし、代表曲の1つとして再君臨するかもしれんな。
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最近のキラーチューンである『Dead or Alive』は本編のラスト前に演奏された。
わりとセトリのどの順でも使える曲な気がする。
そういえば今回の衣装は『Dead or Alive』のMVの衣装だった。
俺はライブで見るのは初めてだ。
とにかく肩や腋がえr
本編ラストは『believe』で締められた。
あっという間にすんなり最後まできてしまった感覚だ。
バラードで終わるというのは、LUNA SEAでいうところの『MOTHER』締めのような壮大さがあるかもしれないな。
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アンコールでは告知の映像が流れていた。
ダラダラと予定調和のアンコールをするぐらいならサッサと告知をしてくれた方がありがたいものだ。
だからわりと好きなシステムではある。
映像の内容は、愛沢絢夏名義時代からの流れも含めてASH FRASTとしての今までを振り返った感じだろうか。
その上で、2025年のバースデーにWWWでのワンマンが告知された。
チェルホも完璧には埋まっていないのだが、目標設定としてはちょうどいいのかもしれない。
WWWのフロアは段の割合が多くて変な形だが、200人は欲しいところだ。
WWWに向けて、おそらく2025年もツアーをやっていくんだろうな。
それも含めて、どのような活動をしていくのか楽しみにしておこう。
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アンコールは「まだやってない曲があるよね」と、順当に『TO YOU』と『OVER LIMIT』だった。
俺は後方で観ていたが、ちょうどアンコールパートに入ったころに背後に不思議な気配を感じた。
ふと振り返ってみると、そこには紙袋くんが!
「なるほど、そういう演出というか撮影なのか?」と思ったけど、どうやら愛沢絢夏本人は知らないサプライズだったようだ。
紙袋くんは『OVER LIMIT』が始まると前方へ。
まさにMVのチェルホを再現、というかコロナ禍明けとしての”MVの続き”のような演出で良かったな。
(MVでは前方には行っていない)
ちなみに紙袋くんの中身は、レンタルなんもしない人だった。
彼は以前にもASH FRASTのライブに呼ばれていた。
有名人なのでとりあえず握手してもらったwwww
府中に停めた車の時間制限があるので、終演後は早々に離脱。
並ばなくてもサイン入りのパスが買えるのはありがたいね。
2024年のASH FRASTの集大成を見届けることができて良かったと思う。
まとめ
今回もアンコールで流れた映像で少し触れられていたように思うが…。
愛沢絢夏は喉の手術をしたけど、復帰後はコロナ禍で…みたいなくだりを何度か聞いている気がする。
俺が初めて愛沢絢夏を観たのも復帰後のそのころだった。
歴史を振り返るにあたって欠かせない出来事だし、その中だからこそ名曲『OVER LIMIT』が生まれたことは特筆すべき点だ。
もちろん他のアーティストやライブハウスもコロナ禍には苦労をしていた。
しかし、いつまでもその頃の憂いを抱えているわけにもいかない。
太平洋戦争を終えた日本が、朝鮮戦争やのちの東京オリンピックで高度経済成長を迎えた。
その中で「もはや戦後ではない」という言葉が生まれた。
戦後の復興や民主化が一通り落ち着いたことを示す表現だったのだろうか。
現在の日本は「もやはコロナ禍ではない」と言える。
なかったことに、とはいかないが、コロナの話を聞くたびにそんなことを考える。
最近はそれが俺の中で顕著になってきた気がする。
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上記の通り紙袋くんは、愛沢絢爛の『OVER LIMIT』のMVを象徴する存在だ。
それはつまり曲のメッセージ性の象徴とも言えるかもしれない。
もはやコロナ禍ではない現在において、ASH FRASTの『OVER LIMIT』は成長を遂げている。
新しい音源における歌い方や演奏などは顕著だが…。
それだけでなく、変わらないはずのメッセージ性という点においても持つ意味合いは変わってきているのではないだろうか。
そんなことを考えていると、ASH FRASTによる今の新しい『OVER LIMIT』のMVを撮って欲しくなるものだな。
同じく代表曲と言える『Be crazy』についても上記の通りのびしろを感じたので、何らかの形で生まれ変わらせても面白いかもしれない。
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今回のワンマンは2024年の集大成としての位置づけだったと思う。
新曲が発表されることもなかった。
2025年のワンマンに向けての告知があったからというわけではなく…。
個人的には、上記の旧曲たちを考えても何か新しい一歩を感じるようなライブだった。
とりあえず2025年の活動もやんわりと注目していこうかね。
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