この日は土曜日ではあるが予定がなくて、暇になりそうだった。
そうなってくるといろいろとイベントを物色したくなるものだ。
ヤバT&岡崎体育はアツいけどさすがに沖縄は無理や…。
IRIS MONDOの仙台もなぁ…。
とか見て思ってたもんだから、柏なんてめっちゃ近いじゃん!と思った次第。
それでも片道2,3時間はかかるけど。
他にもいろんな理由が重なったので、とりあえずフラッと行ってみることに。
ライブ観覧
行こうと思った一番の理由は、ルピナスで観たASH FRASTが良かったから、なんだけど…。
他にもいろんな要素がある。
大きなところとしては…。
今から4年前、2020年の1月から2月にかけて5回ほど柏に行き詰めててなんか愛着があるんよねww
しかも、ThumbUpはまさにそのとき以来だ。
そして何より、当時のファン仲間であるまれさんも行く雰囲気だったからだ。
ヤオコー横の駐車場でよく一緒になっていたことを思い出す。
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ちょうど道中でキャスをやっているときにまれさんも聞いてくれてたので、よりテンションを上げながら向かうことができた。
わざわざ俺の時間に合わせてまれさんも来てくれて、難なくヤオコー横の駐車場で合流して、時間まで喫茶店で時間を潰すことに。
特に当時の話をしてたわけではないけど、こういう時間もエモいもんだな。
ということで、スタートに合わせて入場。
妄想レプリカント
3年ぶりの観覧。
その時も柏の04で観たので、柏でしか観てない印象だww
3年ぶりともなるともう覚えてないし、メンバーも固定ではないから初見のようなものだ。
たぶんギターの人が本体(?)なんだろうな。
曲がけっこう良いし、ツインボーカルの特性が活かされたハモリもあって楽しめた。
Jungfrau
初見。
HR/HM系のガールズバンド。
3曲目がすげぇ好みだったな。
ああいうクリシェっぽい半音下降は好物だww
ほぼ同期もなくてギターのフレーズがよく聴けて楽しかったけど…。
音圧不足は否めないので、曲調的にツインギターでも良さそうなバンドだなと思った。
まだ若そうだし伸びしろに期待やな。
小原涼
2か月ぶりの観覧。
対バンで観るのは半年ぶりぐらいだろうか。
お目当てではないものの、バンド相手にオケで出るってシチュエーションは応援したくなるもんだ。
それも観に行った理由のひとつだな。
まぁ、バンドで観れるに越したことはないんだけどさ。
これぐらいの時間になると知った顔もちらほらという感じだ。
危うく小原涼Tシャツを着ているのが俺だけになってしまうのではないかとヒヤヒヤしたぜ…。
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『ココじゃない透明』からスタートした。
基本的にはスダさんを観る曲ではあるが、スダさんはいないし最前なので小原涼を観ていた。
やっぱ、なんとなくスイッチが入る気がする曲で良いね。
『ぐるぐるビクトリー』はお披露目以来だから観れて良かったな。
今までの小原涼にないタイプの曲だし、けっこう好きな感じだと思う。
振りも全然わかってないけど…。
とりあえず腕を横に伸ばすのは隣の人の迷惑になるからあんまりやりたくないww
ラストは『ウォーターベル』で締められた。
ホント良い曲だよなぁ。
小原涼が言うには最初か最後でしかやらないとのことだが、圧倒的にラストに相応しい曲だと思う。
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終演後に帰ろうとしたらまれさんに捕まってしまったので、物販に寄ることに…。
まれさんとライブを観るのは好きなんだが、ちょいちょいこういうことになるからなぁww
最後にチェキを撮ったのはいつだろうか、半年ぐらい前かな?
別にチェキを撮りたくないわけじゃないんだけど…。
並ぶのがダルいと思ってるタイプだから、まぁあんまり客がいないときならいいかな。
久しぶりに小原涼と話したけど、特に話したいこともないww
(正確に言うと、短い時間で話したいことがない、だろうか)
ただ、ずっと言いたかったことがあったのでそれだけ伝えておいた。
な「『ウォーターベル』のBメロはパパンだよね」
涼「そう!さすがわかってる!」
スッキリしたww
AKARA
名前はよく見かけるけど、意外にも初見。
AKARAを観てみたかったというのもライブに行った理由のひとつだ。
いわゆる和楽器メタル系バンドで、ボーカルとドラム以外は5弦ベースと7弦ギターに加えて笛や琴がいた。
笛や琴の楽器名はよくわからない。
笛の人は、吹くだけじゃなくてアグレッシブに動いてておもろかったww
同期のシンセも多様してて、かなり音圧と楽しさのあるバンドだったな。
はっきり言ってしまうと、急に幾段もレベルの高いバンドが出てきた、という感じだ。
すげぇ良かったね。
ASH FRAST
2週間ぶりの観覧。
いわゆる対バンイベントでは、たぶん愛沢絢夏名義も含めて初めてのお目当て指名。
ルピナスでのライブが良かったのと、配信でやってたカタカナーシとやらがおもろかったのでww
3列目ぐらいの真ん中で観ることに。
最近、俺の中でASH FRASTブームが来ている。
その理由の一端として『to BAD to FAKE』が好きだから、というのがある。
ルピナスでは観れなかったから、今回はやってくれて良かった。
また、ルピナスでは広い会場の最前にいたため、『Be crazy』の空気椅子は適当にサボっていたんだがww
今回はわりと目に付く位置だったので渋々真面目にやっておいたwww
何が辛いって、ズボンのポケットにいろいろ詰め込んでるから曲げづらくて辛いwwww
『MONSTER』とかもなんか久々に観た気がしたなぁ。
まぁそれもそうだな、昨年はそもそも1回しかASH FRAST(というかまだ愛沢絢夏名義のとき)を観てないしww
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MCでは、ASH FRASTになって初心に帰ってる、みたいなことを言っていた。
端的に言うと、純粋に音楽をやっているということでもあるんだろうか。
演者はもちろんだけど、客もそういう気持ちに立ち返るタイミングは大事だな、と思った。
ある程度の時間が経つと、好きなものでも本当に好きなのかわからなくなることがある。
一言で音楽やライブを楽しむと言っても、その熱量やベクトルは様々だ。
無意識的にでもそれを確認することを必要なんだよな。
さて、ところで、これはあくまでも主観的な話になるが…。
上記の通り、ちょっとしたASH FRASTブームが来ている。
愛沢絢夏を観ている期間は4年ほどだが、過去一で好きになっている気がする。
それはもしかしたら…。
ASH FRASTにしても俺にしても、音楽やライブを楽しむバイオリズムが合致したからかもしれない。
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そんなことを考えながらMCを観ていた。
そこからの『believe』『OVER LIMIT』は非常に良かったな。
何か明確な指標があるわけではないが…。
簡単に言ってしまうと、俺が求めてるライブはこういうのなんだよ、という感じがした。
柏は遠いけど来て良かったな、と思ったね。
空気椅子がやりたいわけじゃないんだよwww
物販ではパスを購入。
愛沢絢夏のパスを買うたびに思うことがある。
そろそろ「の」を「ノ」にして欲しいww
まとめ
4年前、2020年の1月2月ごろは、いわゆるコロナ禍が始まったころだろうか。
クラスターが発生して、ライブハウスへの風当たりが強くなったのは3月ごろだったと記憶している。
2020年の1月2月ごろは、まだライブも普通にやっていた。
俺はそのころは平日にもライブに行けていた。
んで、推しバンドが柏のイベントに出まくっていたので、およそ2か月ほどの間に5回も柏に行っていた。
今思えば、仕事帰りに車で柏に行っていたのは狂気としか言いようがない。
04にはその翌年にも別件で行ったが、ThumbUpはその時以来の訪問となった。
音楽やバンドだけでなく、ライブハウスにも記憶が残る。
記憶というか印象にも近い。
4年前にThumbUpに行ったときは平日だったこともあり、3人ぐらいしか客がいなかった記憶がある。
バンドの予約がではなくて、全体で3人、だ。
はっきり言ってしまうとクソイベである。
そんな負の歴史を知るその3人のうちの1人がまれさんだった。
その後、本格的にコロナ禍になり、よりライブハウスの客足は減った。
夏ぐらいになるとイベントもぼちぼちやるようになってたけど…。
当時の推しバンドは一向にライブをやる気配がなかった。
(どちらかと言うとPのスタンスとしてハコよりもオンライン、というのが際立っていた)
しかし、ライブハウスやイベントを盛り上げるために、積極的に現場で動いている印象のアーティストもいた。
そのうちの1つが愛沢絢夏だった気がする。
アーティストごとのスタンスが顕著になっていた時期でもある。
基本的には現場主義なのでそういうアーティストを応援したくなるものだ。
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今思えば、4年前の柏で俺の気持ちはすでに変わっていたのかもしれない。
駐車場でファン仲間と会って楽しいな、とは思っていたが…。
クソイベでも足を運ぶほどのモチベーションがあったのはそこまでだった。
柏には思い入れがあるのと同時に、拭いきれない何か負のモノがあったのだろう。
なんとなくその呪縛を解き放つためにも、今回、俺は柏ThumbUpに行ったのだ。
当時と同じく、まれさんがいたというのも大きい。
いわば、「上書き」である。
土地やハコに刻まれた記憶を、より良いものに上書きする必要があるのだ。
そういった意味でも、行って良かったなと思った。
むしろそれこそが「お目当て」だったのかもしれないな。
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