2024/04/13(土) Hakubi ワンマンツアー2024 throw release tour / 松本ALECX

カーライフ

俺は基本的に、ライブのために遠征はしないんだが…。
年に1,2回は関東以外のライブに行っている気がする。

旅費がもったいないとか、現地の人が優先的に観るべきとか、いろんなことを考えているわけだ。

でもまぁ、俺の定義では「車で日帰りできる範囲は遠征ではない」なので、これは遠征ではない。
先月行った、柏とそんなに変わらない感覚かもしれんwww

とは言え、せっかくなので観光も兼ねてみることに。

観光

自宅から松本に行くなら、中央自動車道で行くのがベストだ。

しかし、富士山方面の混雑があるだろうと考えて、行きは関越自動車道から行ってみることにした。
想定ではこちらの方が1時間ほど長くかかる見込みだ。

ルートを整理すると…。

【行き】
所沢IC
関越自動車道

藤岡JCT
上信越自動車道

更埴JCT
長野自動車道

松本IC

【帰り】
松本IC
長野自動車道

岡谷JCT
中央自動車道

国立府中IC

行きは混雑や休憩もあって5時間、帰りは3時間という感じ。

横川SA

行きの上信越自動車道の横川SAにて休憩。
観光というほどではないが、個人的には久しぶりに峠の釜めしを食べられて満足であるww

松本城

松本城というか、そもそも松本に行くのが15年ぶりぐらいなんだろうか。
以前に行ったときの記憶がないww

ちょうど桜が咲いていて多くの観光客がいた。
日本の各観光地の例に漏れず、外国人もそれなりにいた。

周りの公園を歩いただけで、天守閣は混んでたのでパス。
松本城はむしろ堀の外から観た方がかっこいい、と思うのでそれで充分ww

夜は桜を含むライトアップがあるようだが、ライブの時間と被っているのでそれも断念。

信州酒場山里

せっかくなので長野っぽい食べ物を、と思ってライブの後に信州推しの居酒屋へ。

競馬をやり始めてからなんとなく馬刺しを封印してたんだけど…。
久しぶりに食べたらやっぱ美味いなww

野沢菜もめっちゃ美味かった!

あとこの辺に来た時は必ず五平餅を食べるようにしているwww

りんごジュースも美味かったなぁ。
それぐらいなら東京でも同じクオリティで飲めるのかもしれないけど、やっぱ現地で飲むのは違う気がするね。

ライブ観覧

地方のライブハウスはそんなに大きくなくても、それなりの大物のポスターを貼っていることがしばしばある。
そういうのを見るのもテンションが上がるものだ。
松本アレックスもキャパは250程度だが、9mm Parabellum BulletやThe Cheseraseraなど馴染みのあるバンドのポスターが貼られていた。

その上で、巨大なHakubiのツアーのポスターがあってさらにテンションが上がった。

また、都内のライブハウスだとドリンク代は600円であることが多い。
しかし、松本アレックスはドリンク代が500円な上に、ソフトドリンクなら2杯飲めるというサービスっぷりだ。

いや、サービスなんじゃなくて、都内のドリンク代が高すぎるんだろうなww
家賃というか地価が高いから仕方ないけど。

Hakubi

5か月ぶりの観覧。

上記の通り松本アレックスのキャパは250人ほどだ。
前回、Hakubiを観たのがZepp Hanedaなので、数字以上にめっちゃ狭く感じるww

しかも!

Aoyiくんの神引きによって、整理番号が25番という奇跡!!
やや上手寄りのセンター、3列目ほどを確保することができた。

メジャーのゼップアーティストをこの距離感で観れるのはヤバいな…。

ちなみにAoyiくんは先日、RADWIMPSを代々木体育館の最前で観ているらしい。
なんというチケ運の強さだ。

さすがにこの距離だと、片桐の一挙手一投足がよく見える。
マイクを通さない声やチューニングの音も聞こえるレベルだ。

そーいえば、Hakubiのグッズはいつもデザインが良い。
今回もラババンを買ってみた。

ライブはほぼ定刻通りに始まった。

MVも作られた『Decadance』がわりと早い段階で演奏された。
ギターのリフが印象的で、それを弾く片桐にくぎ付けだったな。

Hakubiは派手なギターソロがあるわけじゃないし、ギターのアレンジもそんなにバリエーションがないように思う。
でも、片桐の弾き語りで身に付いたようなフレーズを多用している気がする。
それはすなわち、歌と並ぶことでより映えるようなそんなフレーズだ。

同期もあまり使わない。
ギタボ、ベース、ドラムがアレンジのほとんどであるシンプルな構成だ。

如何に片桐の歌を輝かせるか、ということに特化したバンドだな、と改めて思った。

あまり曲を覚えていないので、かいつまんで感想を続けていく。

ちょうど中盤ぐらいだろうか。
『soumatou』『Twilight』『GHOST』が続く場面があった。

特に好きな曲ばっかりで俺歓喜タイムだwww
歓喜と言っても、ただそれを吸い込まれるように観ていただけだがww

ちょうど行きの車でAoyiくんに話していた。

「新アルバムだと『GHOST』が良くて、最近は『soumatou』も好き」
「やっぱHakubiは『Twilight』だよなぁ」

まさにこんなことを話していたのだ。
だから、なんかもうソワソワしちゃうよねwww
俺のためのゾーンだ!とwwww

『GHOST』では、片桐はギターを置いてセンターのお立ち台でハンドマイクで歌っていた。
Aoyiくんはツアーの別会場でもその姿を観ているが、俺には内緒にしてくれていたようだ。
さすがにギターの音は同期で鳴っていた。

片桐がギターを弾かずに歌っているのは初めて観たからなかなかの衝撃だったなぁ。
そういう曲調でもあるので、いざ観てみるとかなりしっくりきていた。

アルバムが出た当初から好きだと思っていた曲なので、こういうサプライズ(?)はテンションが上がるね。

ただ、ビジュアルも相まってIRIS MONDOのくるみスカイウォーカーっぽいんよww

後半のMCで「私の後悔の歌です」と『拝啓』が始まった。
亡くなった祖母のことを想って書かれた曲だ。

前回ゼップで観たときはどんな入りだったか忘れてしまった。
だから今回初めて、それが後悔の歌であることを認識した。

そう思って改めて歌詞を聴きながら観ていたら、なんだか泣いてしまいそうになるね。
亡くなった祖母のことを想って作られた曲だが、片桐らしい切り口になっている。

これもまた多くの人を救う曲なのかもしれない。

『Heart Beat』は、ゼップで観たときはお披露目ぐらいで、まだタイトルがなかった気がする。
リハや本番で曲を完成させていくスタイルなんだろうか。

これもHakubiらしいというか片桐らしい曲だよなぁ。
Hakubiの中ではわりとアップテンポな曲だが、歌詞の内容はすごく片桐ww

本編のラストあたりに『君が言うようにこの世界は』をやっていたと思う。
シンガロング曲ではあるが、俺は喉の調子がよくなかったので鼻歌っぽい感じでww

ふだんよく行く現場ではアンコールのフロアはかなり盛り上がるが…。
Hakubiのフロアはアンコールもなんかしっとりしてるww

誰が主導するわけでもなく、積極的にタイミングを合わせるわけでもなくwww
個々人が感じるままに手を叩いているようだった。

ライブを通して、もちろんフロアとしての一体感はあるんだが…。
どちらかというと、曲やライブが個々人に寄りそうタイプなんだろうな。
allというよりはeveryoneに近いだろうか。

そんなことを考えているうちにアンコールが始まった。

なんと今回のツアーは、アンコールのみ撮影&投稿がOKとのことだ。
(それ自体はAoyiくんから事前に聞いていた)

俺はHakubiのライブで撮影ができるのは初体験なので、せっかく前の方にもいるし撮ってみることに。
アンコールの1曲目は『夢の続き』だった。

けっこういい感じに撮れたと思う。

最近、アンコールだけとか1曲だけとか、撮影&投稿を許可しているアーティストをよく見かける。
SNSの力が大きい現代においては合理的な宣伝方法だな、と思う。
メジャーにおいてもその傾向があるのは面白いよなぁ。

でも、撮ってる場合じゃねぇなと思ってww
最後の『悲しいほどに毎日は』は、よく観ることに徹した。

素晴らしいライブだったね。
上記の通り、個々人に寄り添うというか、なんとなく自分自身を見つめ直すような感覚でもある。

端的に言ってしまうと、Hakubiのライブや曲というのは「頑張って生きよう」と思えるものなんだよな。

あと、これはどうでもいい話なんだが…。

改めて近くで観ると…。

ベースのヤスカワアルは、なんとなく顔がコヤマヒデカズに似てるんだよなぁww

まとめ

基本的に俺はライブで遠征することはない。
東京に住んでいるからあまり遠征の必要がないというのもあるが…。

理由としては、
・遠征にかかる交通費や宿泊費がもったいない
・地方のライブは現地の人が優先的に観るべき
という考えがあるからだろう。

しかし、「車で日帰りできる範囲は遠征ではない」という独自理論もある。
だから今回のライブは遠征ではない、ということになっているww
プチ遠征とでも言おうか。

それでもやっぱりせっかく遠出をするなら観光も楽しみたいものだ。
ライブのついでに観光というよりは、むしろ本来は観光の一部がライブであるべきだとも思う。

年に1,2回はこういうプチ遠征をしている気がする。
だいたい車で日帰りできる範囲というのは、関東から一回り外ぐらいの距離だ。

そもそも日帰りというのも定義が曖昧だ。
日が回るまでだと狭すぎるので、日が昇るまでに帰れる範囲ぐらいだろうか。

そう考えると北は仙台や新潟、西は名古屋あたりが限界だな。

その範囲に絞ったとしても、行きたいライブの選択肢はグッと広がるものだ。
あとは、交通費も含めて、気持ち的な採算が合うかどうか、だな。
時間と金がかかるとどうしても満足度のハードルは上がってしまう。

そういった意味では、今回のプチ遠征は非常に満足度が高かったと言える。

・Hakubiを小さな会場の近い距離で観れたということ
・少しながら観光もできたということ
・そしてそれらを友人のAoyiくんと楽しめたこと

時間と金はかかったがそれに見合う、それ以上の満足度があったのではないだろうか。

帰りは3時間で帰ってこれたし案外近いもんだな。
先月は柏から下道で帰ってきたが、それに比べると幾分ラクな運転かもしれないww

遠征でもプチ遠征でも、そもそもそのアーティストを観たいというモチベーションがあることが大事だ。
昨年は1人で宇都宮にCIVILIANを観に行ったが、そのプチ遠征も非常に満足度が高かった。

それほど好きじゃないアーティストであれば、わざわざ松本まで行く気にならんだろう。
行きから帰りまでずっと高いモチベーションを保てるかどうかというのが大事なのである。

それは別に都内のライブでも同じではあるが…。
都内であればもっとフットワークを軽くすることはできる。

HakubiやCIVILIANの音楽というかライブは、全力で暴れて盛り上がるという感じではない。
ほとんど腕も上げないし、声もあまり出さない。

世界観に入り込むような楽しみ方とでも言おうか。
それは代替の効かないところで、まさにそのアーティストのライブじゃないと味わえない感覚だ。

片桐やコヤマヒデカズのパフォーマンスにはそういう力がある。
観る人に寄り添い、世界観に取り込む力があるのだ。

Aoyiくんと一緒に観ていても、完全に1人の世界で観てる感覚だった。

そういうライブを観る機会はなかなかない。
ちょっとぐらい遠くても行こう、という気になるわけだ。

ライブそのものはもちろんだが全行程において良い思い出を作れた気がする。
毎度のことながら、Aoyiくんへの感謝が尽きない。

我々はもうおっさんだが、これからもこういう経験を積み重ねていきたいものだね。

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