2024/05/18(土) RED HOT CHILI PEPPERS The Unlimited Love Tour / 東京ドーム

音楽

待ちに待ったレッチリだぁああああ!!!

初レッチリ!
久しぶりのドーム!!

この日のために生きてきた!!!

けど…。

同行者が見つかんねぇwww
みんなレッチリ観たいやろと思って勢いで2枚取ったんだけど、同行者探しが難航していた。

それでも直前に、えりかさんが同行してくれることになってありがたい限り!!
(誘う優先順位が低いというわけではなくて、単純に最近会ってなかったから)

そうだよな、ベーシストはレッチリ好きだよな!!!

ライブ観覧

レッチリの前に時間があったので、新宿で路上ライブを観てから水道橋に向かった。

同行者のえりかさんは、東京ドームに行くのも初めてのようだ。
てっきりONDあたりに行っているのかと思っていた。

俺は記憶が少し怪しいのだが、おそらく2010年の黒服限定以来14年ぶりの東京ドームだと思われる。

オープンは16:00で、スタートは18:00となっている。
とりあえず17:00に向かってみた。

物販は会場の外にあったが、とにかくめちゃくちゃ人が並んでいた。
何か買いたい気持ちもあったが、並ぶのはダルいので会場の中へ。

東京ドームは数万人が入る会場だが、入口が多いのでそこまで入場に手間はかからない。
ましてやオープンしてから1時間ほど経っているのでわりとスンナリ入ることができた。

RED HOT CHILI PEPPERS

初見。

以前サマソニに出たときに行こうか迷ったけどパスしてしまっていた。
大物外タレは観れる機会が少ないので、一度逃してしまうと次の機会まで時間が空いてしまう。

ちなみにS席すげぇ安いじゃん!と思ってチケットを買った。
S席と言えどスタンドの1階であるww

アリーナの後方に比べたら観やすい位置ではあるね。
クソデカモニターや後方スピーカーもあるし、結果的に東京ドームのわりには良い環境だったと思う。

久しぶりの東京ドームということもあり、客電が消えたときの歓声のでかさにビビったww

客席は綺麗な光に溢れていた。
それはステージを撮影するためのスマホの画面だ。

さすが外タレである。
そもそも外タレのワンマンも初めてなんだけど、基本的には撮影やSNS投稿OKみたいね。

俺も撮影したかったけど、見入ってしまって撮影を忘れたまま終わってしまったww

楽器隊が登壇して、まずはジャムセッションで始まった。
もうゴッリゴリに弾いてて、これがレッチリかー!と感動だね。

徐々に激しくなって最後の音を鳴らすや否や…。
ジョン・フルシアンテがなんとなく聴きなれたリフを弾き始めた。

そのまま『Can’t Stop』がスタート!
うおおおおおおおおおおおお!!!

たぶん一番有名な曲だし、俺も一番好きな曲かもしれない。
いきなりクッソテンション上がるわwwwww

失礼ながらアンソニー・キーディスってもっとめちゃくちゃ暴れるんかと勝手に思ってたんだけど…。
すげぇちゃんと歌ってるww
いや、そらもう当たり前なんだけど、クオリティが高すぎて感動したなぁ。

『Scar Tissue』もわりと馴染みのある曲だ。
ジョン・フルシアンテがコーラスをしながら弾いていた。
いや、っていうか、イントロを弾き始めたと思ったらやり直してたww

続いた『Aquatic Mouth Dance』は知らない曲だったが、かなりかっこよかったな。
っていうか、新しい曲(ジョン・フルシアンテ復帰後ぐらいの曲?)は全く知らないやwww

そうこうしているうちに『Dani California』が始まった。
デスノートの主題歌でもあり、日本でも人気の曲だ。
チャド・スミスのドラムが始まった瞬間にめちゃくちゃ盛り上がっていた。

俺はデスノートは観てないんだが、テンション上がるよねww
サビは会場も一緒に歌っているような感じ。

『Eddie』も知らなかったが、これはエディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなった時に作った曲のようだ。
あとで改めてみて聴いたらかなり良さげだった。
ジョン・フルシアンテがギターを弾きまくってるのが印象的だ。
もしかしたらオマージュのようなフレーズもあるのかもしれない。

印象的なフリーのプレイから『Don’t Forget Me』が始まった。
いや、そうだよな、やっぱそのフレーズはそうやって弾いてんだよな、って思ったww
ギターっぽいフレーズだけどベースっぽい音だよなぁ、っとモヤモヤしてた曲だwww

どういう曲なのかはわからないが、『Eddie』と続けたやったことに意味があるのかもしれないな。

知らない曲を挟んで『Soul To Squeeze』が演奏された。
これもギターが印象的な曲だよなぁ。

メロウな曲が続いたところで『Right On Time』の激しいプレイが始まった。
あっという間に終わって、曲間にフリーが勝手に何かやり出したww
そういう場面はめっちゃ多かったwww

あとMCってほどでもなくてメンバーで勝手に喋ってる場面も多いんだよなwww
なぜかマイクを通しながらwwww

後半の山場として『Tell Me Baby』『Californication』が続いた。
いや、続いたんじゃなくて、途中で楽器隊がセッションをしていた。

そこから『Californication』が始まったわけで、もう会場は爆上がりよwww
イントロから鳥肌ものだよ…。

アンソニー・キーディスの歌もそうだし、演奏全てにおいてだろうか…。
俺は今、レッチリを観ている!と改めて実感したね。

『Black Summer』という知らない曲をやって、そこから本編ラストの『By the Way』へ。
イントロが始まった瞬間に、会場はその日一番の盛り上がりと合唱だ。

いつからかアンソニー・キーディスも脱いでいる。
ちなみにフリーは最初から脱いでいるwww
いや、そこで実感するのはおかしいけど、この日何度目かのこれがレッチリかー!タイムである。

とにかくサビの合唱は凄かったな。
洋楽でもみんなこんなに歌えるんだね。
俺は適当な空耳カタカナ英語で対応してたけどwww

アンコール中は客席のオイシイ客をカメラで映していた。
目立つグッズを持ってるとか、面白い恰好をしているとか…。
なんとなく野球やアメフトなどにも見られるアメリカみを感じたww

その中でもギターを模した何かを持っている子どもが映されたときが一番盛り上がっていたwww
いいねぇ、こういう感じ。

再登壇したジョン・フルシアンテがワンコーラスほど何かを弾き語り始めた。
あとで調べたところによると、どうやらデヴィッド・ボウイの曲のようだ。

ラストは『I Could Have Lied』『Give It Away』と古い曲で締められた。
いや、これも会場はけっこう歌ってんだな、すげぇwww

やべぇ盛り上がりのまま終わった。
これが東京ドームのレッチリなんだな…。

2時間弱だし、本当にあっという間に終わってしまった。

2日目の方がセトリが良かったという意見も多いし、まぁそうかもと思ったけどww
とりあえず初めてレッチリを観れて満足だわ。

レッチリのライブはジャムセッションで始まったけど…。
全体的にずっとセッションをしているような印象だった。
曲間にも勝手に弾いたり、メンバー同士でゴニョゴニョしたりww

あれだけでかいステージなのに、メンバーがすげぇ近い距離感で弾いてたりする。
最低限のステージセットと、ただ本能のままに純粋に音楽を奏でているかのような印象だった。

東京ドーム全体がライブハウスというかライブバーにも近い感覚だろうか。

ライブとは現実離れした夢のような空間だと思う。
今まで観たライブの中でも屈指の夢空間だった。

本当に観れて良かったな。

まとめ

昨年末にある友人に会った時に、彼がこんなことを言っていた。

「エアロスミスをまた観たい」

単純に好きだから、というだけではないようだった。

そもそも日本に来る機会が少ない上に高齢のアーティストだ。
存命であったとしても体調面でいつまで演奏や長距離移動ができるかわからない。

昨年末というのは櫻井敦司の訃報の直後というタイミングでもあった。
それもいろいろ考えるきっかけになっていた。

また、コロナ禍という期間を経て、特殊な状況下での外タレの来日の難しさを実感したはずだ。
昨今の円安を鑑みると、平時であってもイベントの実現は簡単ではない。

そんなことがあった記憶が新しい中で、レッチリの来日公演が発表されたわけだ。
俺に行かないという選択肢はなかった。

以下は、あくまでも個人的な趣味趣向の話として読んでいただきたい。

俺はいわゆる「洋楽」を聴かない。

歌詞がわからないのがもどかしいんだろう。
表面的に単語や英文を訳せたとしても、感覚的に英語を理解することができないからだ。

もちろん日本語だって全てを理解できているわけではない。
それでも英語よりは日本語の方がわかるし、感覚的な理解もできる。

だから洋楽を聴かない、というよりは聴けないという方が正確だろうか。
日本人なのにずっと英語で歌っているのはもってのほかである。
(それを許せるのは半ば妄信的に愛しているINORANぐらいなもんだ)

一言で言ってしまうと、心が動かされないんだろう。

そんな俺が、わずかながらでも聴いてきた洋楽はレッチリとプリンスぐらいだ。
いずれも世界的に人気のアーティストで、素人の俺でも知ってるレベルだ。

またこれらの共通点として、ロックやポップスの根底にファンクという要素がある。
ファンクはいわゆるブラックミュージックであり、変な言い方をすると野性的・本能的でもある印象だ。

上記の通り、歌詞がわからないともどかしいわけだが…。
俺が出会った洋楽の中では、「レッチリやプリンスの音楽は歌詞がわからなくても楽しめる」と身体が判断してるんだと思っている。

だから、好きな洋楽は?と問われたならば…。
回答は「洋楽はあんまり聴かないけど、レッチリとプリンスは好きかなぁ」ぐらいになるのだ。

しかし、プリンスのライブを観る機会を逸したことが、心のどこかで引っかかっていたのかもしれない。
もちろん日本のアーティストでもそうだが、1度でもいいから観ておきたかったという後悔は長らく後を引くもんだ。
だから余計に、レッチリはどこかのタイミングで観ておきたいという気持ちが強かったのだろう。

レッチリのメンバーは凄い熱量でライブをやっていた。
日本の若手バンドを観ていても、フィジカル的にあそこまでのパフォーマンスができるバンドは少ないだろう。

そんなライブパフォーマンスを観ていると…。
これだけ盛り上がったんだ、きっとまた日本に来てくれるだろう、いつまでもそういうツアーが続くんだろう、と思ってしまう。

でも、時としてそれが崩れてしまうことを我々は経験の中から知っている。
アーティストの年齢に関係なく、常に脱退・解散・病気・逝去はあり得るのだ。
演者やスタッフだけでなく、客も同じく。

俺はよく「『ライブ』とは『生』だ」と言っている。

「生」という漢字には、さまざまな意味と読み方がある。
それらの意味を網羅するかのような英訳が「live」だろう。

つまり、「生」であるライブの対極にはあるのは「死」なのだ。

なんとなくバンドマンの訃報をよく目にする昨今だ。
レッチリですら、初期メンバーのヒレル・スロヴァクは亡くなっている。

今回のレッチリのライブを通して、俺は改めて「生」の中にいる実感をした。

もちろん俺自身もいつまでライブというものに行けるかわからない。

物理的に行けないライブは仕方ない。
でも、行けるのに行かない、というのは大きな損失と後悔を作ってしまう。

これからも数少ない大きな機会を逃さないように心掛けていきたいもんだ。

あと、一番強く思ったことは…。

MCも英語だから何を言っているのかわからないってことだなwww

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