先日のブログに書いた爆弾幸気圧のラストライブでは、同事務所の愛沢絢夏が手伝い?に来ていた。
そんな愛沢絢夏を捕まえて、俺はどうしても言いたかったことを伝えた。
「ハシグチカナデリヤいいよね!」
というのも、愛沢絢夏とハシグチカナデリヤはちょうど1週間ほど前に対バンをしたばかりだったからだ。
俺は観れていないが、昨年も何度か対バンしていたように思う。
違う界隈の好きなアーティスト同士が対バンするというのは非常にアツい。
愛沢絢夏は「『超good time』のアルペジオが好き」みたいなことを言っていた。
さすが、よくわかっている。
本筋ではないが、そんなやりとりをしただけでも、愛沢絢夏のことをより好きになった気がする。
浮かれた俺は「9/23の4時間ワンマンにも行く予定!」と続けた。
愛沢絢夏は笑顔で応じていたが、俺は1つ大きなミスを犯していた。
あとで改めて気づいたんだが…。
同日9/23は、愛沢絢夏のツアーで柏のライブがあったのだ。
普通に行ける距離だし、対バン相手は小原涼だし…。
別に俺が行ってもおかしくないイベントではある。
つまり、俺は知らず知らずのうちに-…。
愛沢絢夏本人に、わざわざ面と向かって「あなたのライブには行きませんよ!」と宣言していたのと同義!
それは万死に値する愚行!
…なんだけど、まぁ気にしても仕方ないので、いざ池袋へ。
ライブ観覧
最後にAdmに行ったのは、ちょうど1か月ほど前だ。
何かのバンドの解散ライブだった気がするが記憶は失われつつある。
とにかくAdmの思い出を上書きする必要があるのだ。
この日はオープニングアクトがいるものの…。
基本的には、ハシグチカナデリヤの4時間ワンマンとなっている。
ライブのタイトルにもなっている「マダンテ」はドラゴンクエストシリーズに登場する呪文だ。
全MPを消費して大ダメージを与えるというもので、4時間で全て出し切るぞという意気込みを感じる。
メジャーアーティストでも、そんなに長いワンマンライブは観たことがない。
いや、観たことあるわ。
河村隆一が70曲やるワンマンが4時間半だったww
(ワンコーラスだけやった曲もいくつかあったのでそんなもんで収まった)
革命メロイック(O.A.)
初見。
大阪のガールズバンドで、ボーカル・ベース・ドラムという編成だ。
つまり、同期を使うのが基本となっている。
入場SEはハシグチカナデリヤの『地雷ラライ』だった。
衣装もいわゆる”地雷”っぽくて良いな、と思ったけど普段の衣装は違うらしいww
てっきりハシグチカナデリヤが、地雷っぽいバンドマンをチョイスして連れてきたのかとwwww
実際のところは、可愛い見た目と演奏テクに惹かれているようだ。
おそらく大阪や関西での対バンで気に入ったんだろうなぁ。
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もちろん俺はハシグチカナデリヤが観たくて来ているんだが、革命メロイックも気にはなっていた。
というのも、以前にハシグチカナデリヤと革命メロイックが対バンしたときに、ベースがハシグチカナデリヤの曲を弾いた動画をTwitterに投稿していたのだ。
(たぶんハシグチカナデリヤがRTして流れてきたんだろう)
そういう取り組みはけっこう評価できるし、そもそも上手かったので興味が湧いたわけだ。
大阪のバンドを観れる機会もなかなかないしね。
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曲調は、わりと参加しやすい感じだったかな。
特に2曲目が良かった気がする。
また、ハシグチカナデリヤの『アルナイジェリア』をカバーしていた。
同期はハシグチカナデリヤがわざわざキーに合わせて録り直した、とのことww
基本的にハシグチカナデリヤの楽曲は難易度が高い。
この曲は、歌詞を覚えるのが大変そうだが、しっかりと歌えていた。
また、演奏面においては、変拍子が入っているのでそこも難しそうだ。
(同期があるのでやりやすいとは思うけど)
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最後だったかな?
アイドルのようなコールが入る曲をやっていた。
セリフを書いた紙を出してくれていたが…。
これは完全に、THE 南無ズで見たことあるやつ!と思ったwww
(THE 南無ズは改変が強いのでよりむずいww)
他の曲でも、全体的にボーカルが上手く動きなどを誘導してくれていたと思う。
ベースは5弦のスラップでバッチバチだし、ドラムは表情や動きが豊かだし…。
いかにもアイドルバンドという感じだったけど、トータルとしてわりと楽しかったな。
ちなみに…。
スタートから革命メロイックが終わるまで、ハシグチカナデリヤはドリンクカウンターで働いていた。
アダムでバイトをしてるって情報もあったのでそれの延長なんだろうか。
とりあえず、オリジナルカクテル『地雷ラライム』のノンアルを飲んでみた。
ハシグチカナデリヤ
おそらく切磋琢磨以来、5か月ぶりの観覧。
何気に久しぶりだが、その間もSNSに投稿された動画やセトリを見かけることが多かった気がする。
俺がライブで観たことない新曲もありそうだし、非常に楽しみだね。
まず前提として、改めて書いておくと…。
このライブは「4時間ワンマン」であるwww
そこらのインディーズアーティストがやっていいもんじゃないwww
よっぽどコアなファンじゃないと耐えられないものかもしれない。
俺はライトなファンなので、それなりに不安を抱えていたww
さらに、カナデリクエストとしてのAdm5連日の最終日でもある。
通し券や手売りでチケットを買った人も多いとは思うが…。
俺は、イープラスで買ったら…。
まさかの1番wwwwwwwwww
コアファンはもっと早い手売りチケとして、俺はライトファンの1番になってしまったwwww
(ブクロ系イベントでの整番の良さよ)
(ちなみに、ハッサンシャツがないので、ブクロックシャツで来た)
オープンからそれなりに人が入っていて、最終的には50-60人ぐらいいたんかなぁ?
やや下手の2列目ほどを確保した。
いつものことだが、転換時のリハでは軽くセッションという感じ。
ハシグチカナデリヤだけでなく、バックバンドのスキルの高さも窺える。
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『遺言ロマンティック』でスタートした。
俺はライブで観るのは初めてかもしれない。
どことなくニルヴァーナのような印象もあるグランジ系の曲だ。
力強くシンプルなリフとキャッチーなサビで非常に良い曲だと思う。
(ちなみに、もっとニルヴァーナっぽい『デイドリームビーバー』という曲もある)
これは新しめの曲ではあるんだけど、数年前に同名のアルバムも出している。
そのアルバムには収録されていないのでややこしいwww
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わりと早い段階で『悩んで病んでyoung days』をやったなーと思っていた。
と言うのも、俺としてはけっこうキラーチューン的な曲だと思っているからだ。
J-POPとしてキャッチーだし、歌詞のメッセージ性も強い。
押韻の仕方は、なんとなくミスチルっぽさも感じる気がする。
俺の中では、桜井和寿が歌ってても違和感がないぐらいの名曲なのであるwwww
(他にもたとえようがありそうだけど、要はJ-POPど真ん中って感じ)
『WINNER』も新しい曲だったっけな。
初めて観たけど、これもわかりやすく楽しめそうな曲で良かったね。
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ちょうど前半の前半の終わりぐらいにやっていたのが『イメイジ』だった。
無理矢理、変な喩え方をすると第1四分位数ぐらいだろうか。
シンガロング曲だが、男性にとってサビの高さはきつい。
そこでハシグチカナデリヤから提案があった。
「高いときはオク下ではなくて、下ハモで」
練習時間があったり、本人が下ハモで歌ったりもしていたが、俺にはさっぱり無理ww
なんとなくオク下でwwww
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『イメイジ』のあとにもともとMCなどはあったのだろうか。
上記の通り、ちょうど前半の前半が終わったぐらいだ。
そのタイミングでハシグチカナデリヤの弦が切れてしまったので一時中断となった。
しかも、滅多に切れない4弦だ。
切れたというより、ビヨヨーンってなったんかな。
ハシグチカナデリヤは、残った5弦6弦でリフを弾いてルーパーに録って流していた。
弦を張り替えるから、残りのメンバーはセッションしといてね、ということだ。
これはこれで贅沢な時間である。
プロのアドリブセッションを観る機会なんてなかなかないもんな。
戻ってきたハシグチカナデリヤは、張り替えた弦を確かめるように4弦を多用したフレーズでセッションに参加。
これはトラブルによる曲数追加のためか…。
「バンドメンバーのギャラを1000円増やします」と言っていたww
ちなみに以前にもハシグチカナデリヤが弦を切ったのを見たことがあるが…。
その時は短い尺だったので、「俺はハシグチカナデリヤだから大丈夫」みたいなことを言って、そのまま続行していたww
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革命メロイックは、カバーしていた『アルナイジェリア』について…。
「アルナイジェリアゲーム」なるものを考えていたらしい。
お題?を言った後に、それがアルジェリア(あり)なのかナイジェリア(なし)なのかを言うものだ。
ハシグチカナデリヤのバンドでは、お題の後にドラムのフィルからみんなで合わせる、みたいな感じだった。
そんなくだりをやったあとに、普通に『アルナイジェリア』を演奏していた。
革メロもよかったけど、やはり本家を楽しんでおかないとねww
ネタ曲寄りではあるんだけど、この曲ってめちゃくちゃメロが良いと思うんだよなぁ。
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その後は、ゲイリー・ムーアの『THE LONER』をカバーしていた。
俺は極端に洋楽に疎いもんだから知らないんだけど、ハシグチカナデリヤはそのあたりの影響も大きく受けているようだ。
インストで、バックバンドに合わせてハシグチカナデリヤがお立ち台でメロを弾く、みたいな感じだったかな。
基本的にはフロントピックアップでメロを弾いているんだが…。
要所でリアピックアップに切り替える様などがかっこよかったな。
トリルみたいな1音のためだけに切り替えたりしていた。
アーム以外のあらゆるギタースキルを駆使していたんじゃなかろうかww
ちなみにこの日はずっと、わりと最近に新しく入手したっぽいストラト(アームなし)で弾いていた。
レスポールのイメージが強すぎるが、弾きこなしていればなんでも違和感はない。
前半の後半には、『カピバラ飼いたい』『カメレオマン』と新旧動物曲?が続いた。
カピバラはここでは、そんなに大きな数字はやってなかった気がする、ここではww
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バンドメンバーが捌けて、ハシグチカナデリヤ1人での弾き語りコーナーだ。
マイクは使っていたが、アコギはアンプラグドだったような?
このパートのMCで「◯◯に住んでるんだけど、東京の西の方だと思われている」みたいなことを言っていた。
それほど西じゃないし、なんなら俺の方が西に住んでいる。
その流れで東京の西、青梅や奥多摩という話になった。
青梅に行ったときに町で流れていた曲に、勝手に歌詞をつけた曲をやっていた。
それが『オータム』って曲なのかな。
そのエピソードは前にもどっかで聞いた覚えがあるんだけど、よく覚えていない。
前半のラストは『like a 花鳥風月』で締められた。
シンプルに良い曲なんだが、俺はライブで観たことがなかったかもしれない。
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後半は、『六等星の丘』からスタートした。
『らぶふらくしょん』はけっこう好きだし、昔のハシグチカナデリヤのキラーチューンのひとつと言える。
これだけ長いワンマンをやるためには、長い期間に渡って良い曲を作り続けている必要がある。
その後に続いた『好きなら好きってYEAH』はわりと最近の曲だ。
改めてライブで聴いてみるとけっこう良い曲なんだよなぁ。
好きなものに好きと言うのは大事なことだ。
好きと言わなくともライブに行ったり音楽を聴いたりするのもその表現の1つだと思う。
なんとなくそういう推し活を肯定されている気がするww
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新旧に良曲があっていいよなぁ、と思っていたところで『Rin! Rin! Hi! Hi!』が続いた。
これはハシグチカナデリヤの曲の中でも、いわゆるメジャー期の代表作と言えようか。
めっちゃ曲数をやる中で、一番すごいのキターーー!という感覚でよりテンションが上がった。
そのまま『バイバイ未来エンドロール』『なに食べ』と続いて、かなりアッパーな状態となった。
『なに食べ』はちょっと速いぐらいだったんかな?
ベースの演奏が凄すぎてヤバいww
素人の俺には何をやっているのかさっぱりわからんwwww
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その後、『GO! GO! ルイちゃん~ゴールイン5類~』という初披露らしい曲をやっていたんだが…。
クソおもろかったなwwwwwwwwwwwwwww
説明を書いてもいいんだけど、これは生で観るっきゃないと思うwww
案外、こういう感じも好きなんだよなぁwwwww
ちなみにハシグチカナデリヤ曰く「ゲイリー・ムーアより練習した」とのことwwwww
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そのおもしれぇという余韻に浸っていたら、最近のキラーチューン『地雷ラライ』が始まった。
大方の予想通り、革命メロイックが登壇した。
例のごとくステージはワチャワチャとした感じになっておもろかったなww
その中で、ハシグチカナデリヤは革メロにツンツンされていた。
曲が終わったあとのMCでは「ツンツンされるとムラムラする」と言っていたが…。
女性客の多いフロアは少し引いていたように思う。
俺は、まぁわからんでもないけど…ぐらいの気持ちで観ていた。
しかも、そのやや冷えた空気の中で名曲『超good time』が始まったのもおもろかったww
でも、やはり名曲は名曲だ。
ライブの終盤に聴くと、グッとくるものがある。
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その後にやっていた『ナンダフルトゥナイト』は、俺は初見だった。
なんかネタを挟みつつのネタ曲って感じだったなぁww
ちょっと難しそうで、俺はまだ馴染めていない。
『ニュートリノシンドローム』が続いた。
やっぱめちゃくちゃかっこいいよな、この曲。
俺はこの曲に惚れてハシグチカナデリヤが好きになったんだよなぁ、ということを思い出した。
本編ラストは『ユートピアリ』で締められた。
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アンコールは『オトナノオンナトオトナノオトコ』で始まった。
この曲、けっこう好きなんだけど、ライブでは観たことなかった気がする。
ライブでより映える曲だとも思う。
『う~ウォンバット!!』は最近のハシグチカナデリヤの動物曲シリーズの1つだ。
もうあと何回か観れば、ウォンバットのスペルを覚えられる気がするww
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ここで、MCと告知が入った。
告知では、まず「4月にアルバムが出る」ということが発表された。
ここ数年のハシグチカナデリヤは、「いとをかCD」シリーズだけ出していた。
簡易な作りによる、まさに自主制作という感じのものだ。
満を持して久しぶりにプレスのアルバムが出る、ということだと認識している。
ハシグチカナデリヤは、『カピバラ飼いたい』に助けられた、みたいなことも言っていた。
要は、この曲がヒットしたことでより良い活動ができた、ということだろう。
(ヒットというのは売上ではなく、バズり的な意味のヒットと認識)
その結果、MVも作られたし、最近のハシグチカナデリヤの代表曲になったと言える。
その結果、ニューアルバムのタイトルは…。
『カピイ・ロード』wwwwwwwww
オマージュというかなんというかwww
楽しみにしておこう。
—
ハシグチカナデリヤはAdmによく出ている。
その理由の1つは、プピリットパロの福が、ハシグチカナデリヤが好きだからだそうだ。
(福は、Admのブッキングマネージャー)
同じギタボとして、当然憧れるべき存在なのかもしれない。
その福のプッシュもあってなのか、来年の8月に渋谷クアトロでのワンマンが発表された。
思えば、プピリットパロもクアトロでやっていた気がする。
それも刺激の1つになったのかもしれない。
ハシグチカナデリヤも昔はクアトロでやったことがあるようだが…。
ここ最近は、そこまで大きなライブハウスではやっていない。
すなわち集客がネックになると思われるので、それに向けたハシグチカナデリヤの活動に注目だな。
—
新曲『SECADE』が披露された。
タイトルを言っていたときは「シケイダ」みたいな響きだったからセミかと思ったが、あとでスペルを確認したら違った。
この名前は、ハシグチカナデリヤが昔にやっていたバンド名らしい。
どういう思いで作った曲かはわからないし、歌詞も把握できていない。
原点に立ち返りたいとか、そういうことなんだろうか。
(バンド名を検索したらmixiのコミュニティがあったので軽くチェックはしたww)
曲調はなんとなくエモめで、パンクとかメロコアみたいなシンプルな力強さのようなものを感じた。
昔のバンド名の曲を作ったり、デカバコにチャレンジしたり…。
しばらくハシグチカナデリヤの活動がおもしろそうだ。
この4時間に渡るライブの最後が『YELLOW&NAVYBLUE』で締められたのも、なんとなく意味を深く捉えたいところだな。
最後は、カピバラ風に「追加曲も入れて41曲!」からの41発キメで終了www
ちなみに俺はハシグチカナデリヤの41歳BDライブに行っているので、41発は2度目の体験であるwwww
まとめ
最初はちょっと怯んでいた4時間ワンマンだが、終わってみればあっと言う間だった。
休憩はあったものの、Admではタバコを吸うことはできない。
俺がこんなに長くタバコを吸わずに観れたというだけでも、ハシグチカナデリヤの有能っぷりがわかる。
ハシグチカナデリヤのわかりやすい魅力というのは、歌やギターの上手さだと思う。
もっと言ってしまえば、バンド全体の上手さと言ってもいいかもしれない。
でも、それだけで長時間楽しむのは難しいかもしれない。
結局、ハシグチカナデリヤの魅力というのは、「長時間でも聴ける曲の良さと歌声の良さ」な気がした。
真面目な曲からネタ曲まで、J-POPもしくは洋楽的なアプローチの聴きやすいところを突いている。
俺の感覚では、B’zとミスチルとサザンを混ぜたような印象だろうか。
世代的にも馴染むしかないのである。
逆に言うと、若い世代にどれほど届いているか気になるところだ。
—
ハシグチカナデリヤは活動歴が長い。
その活動を遡ると、代名詞となりうる曲がいくつか思い当たる。
しかしその上で、昨年・今年と立て続けに『カピバラ飼いたい』『地雷ラライ』とヒットを出している。
ヒットと言っても、CDの売り上げはわからない。
少なくとも、ファンや新規の人に対する名刺的な作品としては、見事なヒットだと思う。
活動歴が長くなってくると、これは難しいことかもしれない。
スタイルが凝り固まってて新曲を作っても新鮮味がなかったり、ライブでも昔の曲ばかりだったり…。
規模の大きいメジャーアーティストですらそうなってしまうもんだ。
でも、それじゃ現代を生きるアーティストとは言えない気がする。
常に「最新が最高である」という状態が理想だと言える。
—
ハシグチカナデリヤは、常に新しい曲とCDを作り続けている。
コロナ禍であってもそれは止まることなく、リリースされていた。
インディーズ音楽界においては、どんな曲がヒットするかはわからない。
でも、いろんな曲を作り続けた結果、『カピバラ飼いたい』のようなヒットに恵まれたのだ。
上記のアルバムのくだりでハシグチカナデリヤは…。
「『カピバラ飼いたい』のおかげで、ハシグチカナデリヤというミュージシャンの寿命が伸びた」
みたいな言い方もしていた。
さらに言うと、それがあってこその『地雷ラライ』のヒットかもしれない。
ミュージシャンには、常に新しい曲を作り続けていて欲しいと思う。
大御所演歌歌手のように、いつまで経っても同じ歌だけで食っていけるわけでもない。
ハシグチカナデリヤは、これからも独自性のある曲を生み出していくだろう。
さらなるヒット曲も生まれるかもしれない。
そういう期待感をも生んだのが『カピバラ飼いたい』『地雷ラライ』なのである。
これらを超えるのは難しいとは思うけど、ミュージシャンは常にそういう戦いが必要なのよね。
—
ハシグチカナデリヤは、メジャーアーティストであった。
クアトロでも何度かライブをやっているようだ。
今の時点で、クアトロを埋められるだけでの集客力があるかどうかはわからないが…。
けっこういろんな界隈の対バンに出ているので知っている人は多いはずだ。
でも、知ってもらって好きになってもらうことを、今まで以上に増やさなければならないだろう。
例えば、そのひとつが春にやっていた「切磋琢磨」な気がする。
そこでどれほど効果があったかわからないが、サーキットは知ってもらう大きなチャンスだ。
なんならTTに載ってるだけでも意味がある。
切磋琢磨のときに、ハシグチカナデリヤは会場を回っていろんなライブを観ていたと思う。
そういう活動も集客に関わってくるかもしれないし、俺的には好感度が高かった。
ちなみに俺がハシグチカナデリヤを知ったのは、何かのサーキットのTTを観たときだった。
それで何を観るか考えているときに、試しにYoutubeを観てビビッときたのである。
デカ箱のワンマンを控えて、今後どのようなアプローチをしていくのか、それもまた楽しみのひとつだな。
—
いろんなバンドを観て、いや、バンドだけじゃないアイドルもそうだ。
ステージに立つ全ての演者を観た時に、ふと思うことがある。
結局、俺が好きなのはシンガーソングライターなんだろうな、と。
曲を作ったり、歌詞を書いたり、というのは尊いことなんだよな。
俺も素人ながら曲を作るのは好きだから、プロのそれを観ると憧れを感じるのだ。
(俺はシンガー要素は皆無だけどww)
ハシグチカナデリヤは、その顕著な例のひとつな気がする。
個人的な最近でいえば、コヤマヒデカズなんかもそうだ。
SSWの中でも、カリスマ性を感じるSSWが率いるバンドというのが、俺の本質的に好きな形態なのかもしれない。
俺はなかなかライブに行けないけど、俺はハシグチカナデリヤを広めたい。
もっと多くの人に知ってもらいたい、観てもらいたい。
もしかしたら全盛期は過ぎているかもしれない。
ファンも減っているかもしれない。
でもハシグチカナデリヤは、まだまだ輝ける。
それをファンも本人も実感できたのが、まさに『カピバラ飼いたい』『地雷ラライ』なんだと思う。
おまけ
ハシグチカナデリヤは赤羽レニーでよくイベントを主催している。
しかし、赤羽でハシグチカナデリヤを観たことがない。
なぜなら、俺は平日にライブに行くことができないからだ。
平日の方がハコが安いというのはわかるが、なんとも寂しいものである。
同じく平日の赤羽でイベントをやっているGrand chocol8もそこでは観れていない。
つまり、俺が何を言いたいかというと…。
もうまとめて土日に赤羽でやってくれ、ということだwww
この2組は赤羽レニー内にも告知が多くて、個人的には、ハコを代表するアーティスト感がある。
だから、すごく単純で浅はかな発想として…。
ハシグチカナデリヤ×Grand chocol8をやってくれたら俺得だしええやんww
あと、ハシグチカナデリヤは、愛沢絢夏やTHE 南無ズとも対バンをしている。
その2組とリレーションがあり、赤羽レニーでちょいちょいワンマンをやっている小原涼という逸材ともそろそろ絡んで欲しいところだww
あんなの動物だし地雷だし(いわゆる地雷とは違うが)、絶対おもろいと思うんだよなぁwww
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