2021/06/12(土) 小原涼生誕ワンマンライブ「Re:shine〜ただいま〜」 / 川崎Serbian Night

音楽

ちょこえるバーで小原涼を何度か見かけたことはあるが、ライブを観たことはなかった。
しかし、あるときちょこえるバーでM氏の勧めで思わずワンマンライブのチケットを買ってしまったww

しかし、そのワンマンライブが緊急事態宣言の影響で延期となってこの日になったわけだ。

なんとなく事情は聞いていたがよくわかっておらず、何が「ただいま」なのかわからないだけでなく。
曲の予習も何もしないままとりあえず行ってみることに。

出演表でも名前はよく見かけるし、好きなアーティストとの対バンも多いので。
小原涼は押さえておきたい必修科目にも近い感覚で、わりと前向きな気持ちで楽しみにしていた。

しかし、川崎は車で行くにはちょっと遠いんだよなぁww
高速で行くには遠回りだから、府中街道をひたすら行く感じなんだけど、まぁ時間かかるよww

小原涼

ライブは完全に初見。

曲すら知らないが、行くことが決まってる以上、予習するより観て判断するのが早いだろうということで予習はサボっていた。
そもそも何も予習せずにワンマンチケットを買うだけで、俺にしては異常だww
それぐらい本人への興味と、M氏へのリスペクトがあるということだろう。

それでもなんとなくアイドルみたいなもんかな?という認識はしていた。
普段はオケでやっていることが多いようだが、この日はバンドということみたい。
もっと言ってしまうと、以前はロックボーカリストとしてもやっていたのかな?
その辺りの情報と理解は曖昧だ。

STARTギリギリに入ってみると、フロアはいっぱいだった。

そもそも川崎セルビアンナイトには初めて行ったんだが。
川崎のおそらく比較的栄えてる場所で、地下ではないビルの中にあるわりにはかなり広い印象だ。
もともと渋谷のasiaでやる予定だったわけだし、かなりの集客力である。

フロアに入ると、まず何かを渡された。

おそらくスタッフではなく「小原涼宣伝部」という組織の人間だろう。
小原涼を語る上でこの宣伝部のことは避けて通れない。
有志のファンの集まりだと思っているんだが、すごい力を発揮しているwww
場内のフラッグなども用意をいているようだった。

渡されたものはタオルとサイリウムとリングで、要は曲中で使って、ということみたい。
説明書も渡されたが、そもそも曲名を知らないし暗くて読めないので、周りの動きに合わせりゃいいかなとww
色紙に書くことも勧められたので記入してみたけど、この時点ではまだ全く小原涼とこのライブを掴んでいないwww

「宣伝部」(昔でいうところの親衛隊のようなものか?)のような存在は、はっきり言ってしまうと新規から見ると敷居の高さを感じる要素のひとつでもある。
しかしまぁ、「小原涼宣伝部」は新規の俺でもわりとすんなり受け入れられた。
そこに入ろうという気持ちはないけど、今後も小原涼を観に行く可能性が高いことを考えると、どういう組織なのか徐々に理解していけばいいかな、と。

いや、その一瞬でここまで考える俺キモすぎやろww

さて、ライブの感想だ。

バンド編成は、ギター・ベース・ドラムのシンプルな構成。
そしてボーカルの小原涼である。

まず驚いたのは小原涼の衣装だww

なんやあのスケスケピンクのウインドブレーカーは!!!!
しかもブラックライトで光ってるww

だいぶそこに心惹かれてしまったwww
いいなぁ、好きだよ、そういう尖り方wwww

序盤はわりとスタンダードなアイドル曲といった印象だ。
様子を見つつではあるが、振りもわかりやすかったのでなんとなく参加しつつ、という感じで楽しめた。

途中で休憩を挟んだんが、その前半の最後にやっていた曲が非常に良かった。
フェイザーのギターカッティングが印象的でわりとオシャレな感じだった。
あれはもし音源化されるなら欲しいね。

5分ほどの休憩の後に短い映像を挟んで、後半へ。

後半の最初はバラードパートなのかな。
衣装もドレス風のものに着替えての登場だ。

その後半一発目の曲もかなり良かったし、本人は泣いていた。
(泣いてんだか笑ってんだかようわからん奴だなwwとは思いつつwwww)

最近の俺はどうも涙もろいらしく、いろんなライブでしょっちゅう泣いてるんだけどww
ここでもうっかり一緒に泣いてしまった。

ちなみにこの曲と次の曲で、さっきもらったサイリウムとリングは使った。

そしてMCで、このライブに至るまでの経緯が説明された。

理解が間違ってるかもしれないけど、とりあえず俺の理解としては。

1年ほどまでに事務所を退所してフリーになったということ。
それによって今まで歌っていたオリジナル曲が歌えなくなってしまったということ。
極端なことを言ってしまうと、今までの活動がリセットされてしまったような感覚なんだろうか。

たぶんコロナ禍も相まって、充分なライブができない日々が続いていたんだろう。
もちろん対バンイベントにはちょいちょい出ていたようだが、少なくとも最初のころはカバー曲などを歌っていたようだ。

もちろんそういう状況になるまでの経緯こそが苦労なんだろうけど。
とにかくそういった苦労を経ての今回のライブで、それが「ただいま」ということなんだろう。

つまり、昔からのファンからすりゃ本当に待ちに待ったという感じなのかもしれない。
俺は昔からのファンではないが、そういうことを想像して一緒に泣いてしまったわけだ。

毎回のライブでそこまでの感動を求めても仕方ないんだけど。
表面的なライブのパフォーマンスだけじゃなくて、そういうストーリーも含めてライブやその演者を感じられるのはとても良いことだなぁと思った。

かなりグッとくる話だった。

あと、これは余談だが。

俺は地下アイドルにオリジナル曲を提供するようになってから、オリジナル曲の重要性を実感するようになった。
俺みたいなクオリティであっても依頼されるぐらいだし、オリジナル曲のニーズはあるんだろうなぁって。
ちょっと意味合いは違うんだろうけど、なんとなくそういうことをボンヤリと思い出しながら聞いていた。

後半のさらに後半は、ロックパートでもいうべきなのかな。
さらに衣装も変えて、ロック曲中心の構成になっていた。

バンド編成ということもあり、曲調的にもかなりしっくりくる感じだった。
本人は、甘口ロック?という肩書きで、ロック曲でもキャンキャンした声で歌っているが。
ロックっぽい歌い方(抽象的な言い方ですまんが)で歌ってもおもろそうだなぁとは思った。
オケでやる場合は、またちょっと違った印象になるのかもしれないが。

本編終了後には、アンコールの動画にてレコ発とツアーが発表された。
ようやく帰ってきた小原涼が改めてスタートする感じが伝わってきて、それも良かったと思う。

アンコールでは新曲も披露していた。
これもなかなか良かった。

そしてラストは冒頭にやってた曲と同じかな?
小原涼のキラーチューンと思われるものだ。

ライブ全体として考えると、かなり良いパッケージングだったなぁと思う。
正直なところ、ちょっと侮っていたところはあるけど、思ってた以上に楽しかったし感動的だった。

まとめ

すごく変な話をすると、小原涼を観に行ったのはとても自然な流れだった気もする。

ちょこはちにしてもえるちゃんにしても愛沢絢夏にしても、いろんなアーティストに興味を示していて、その繋がりで知ったということ。
出演表でもちょいちょい名前を見かけるということ。
あとは個人的に、アイドル用の曲を作るようになってアイドル界隈に興味を持ち始めていたということ。
(別に小原涼がアイドルというカテゴリーだとは思ってないけど、便宜的にそういうことにしとく)

なんかそういう流れがあって、小原涼ってどうなんだろ?と思ってたところで、M氏に誘われて買った感じだ。
(ただ逆に、日程の都合上、M氏は俺経由で知った別アーティストを観に行ってしまったけどww)

アイドルというかソロシンガーのイベントというのは尺が短い。
正直なところ、観たいアーティストが複数いないとあんまり食指が動かない。
例えば、俺がどんなにはっちゃんが好きでも15分だけのために行くかというと、そういうことでもない。

しかし、観たいと思えるアーティストが増えれば増えるほど、気分的に観に行きやすくなるのだ。
その選択肢として小原涼を押さえておけば、かなりそういうアイドルイベントにも行きやすくなりそうだなぁ。

まだそこまで好き!って感じでもないんだけどwwww
少なくともまた観たいなという印象ではあるし、応援したいという気持ちはある。
とりあえずオケのライブを観ないとね。

ぜひこれからも頑張ってほしいね。

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