2025/03/09(日) shinjukuSAMURAI pre.「youthful gladness」/ 新宿SAMURAI

音楽

サムライというライブハウスはそんなにキャパが大きいわけではない。
プレミアチケットになる予感がしたので、早々に2枚予約していた。

とは言え、同行者のあてがあったわけではなく…。
直前になってバタバタと同行者を探すことに。

するとmiyoさんが行ってくれるとのことで事なきを得た。
以前からCIVILIANに興味を持っていて、ちょうど少し前のワンマンの配信も買っていたようだ。
実際にライブを観るのは初めてのようで、そういう人に観てもらえるのはありがたいものだ。

ライブ観覧

サーキットではちょいちょいサムライに行くが、単発のイベントでは初めてかもしれない。

サムライの良い点として、道中の大久保公園でタバコを吸える、というのがある。
出演者もそこでタバコを吸っているようで、サムライに行く前に見かけた。
逆を言うと、ライブハウスの中で吸えないということでもあるが…。

整理番号は30番ほどだった。
その時点で段下も空いていてたが、観やすいであろう段上の一番前の場所を確保した。
狭いフロアなのでそれでも5列目ほどだろうか。

ちなみに入場時にイベントフライヤーのポストカードとドリチケと半券をもらった。

こういう細かい気遣いはありがたすぎて好感度が高いね。

Lenalee

初見。

ベースボーカルが右腕を骨折していたが、ピックは持てるということでバッチリ演奏できていた。
ギターは音色やフレーズにやや滝善充みを感じて良かったなww
ドラムはパワフルで良い感じ。

1曲目から拍子の複雑な曲でなかなかトリッキーだった。
3曲目4曲目が特に良かった気がする。

CIVILIAN

5か月ぶりの観覧。
コヤマヒデカズは弾き語り以来1か月ぶりだが、CIVILIANとして観るのは間が空いてしまった。

CIVILIANはよくサムライでライブをやっている。
だから、このハコ主催のイベントに呼ばれたんだろう。

そしておそらく、照明やPAが勝手をわかっていると思われる。
ハコの広さのわりに、全体的にやたら完成度の高いライブでびびったww

この日のコヤマヒデカズはレスポールを弾いていた。
だからか、『イエスタデイワンスモア』のリフがやたら太くて良い感じだった。

上記の通り、照明も非常に良かった。
豊富な種類で、物理的にかっこいい照明を使っているというのもあるが、タイミングなどが完璧なのよね。
『イエスタデイワンスモア』で使っていた赤い照明は特にかっこよかったな。

その後は『アノニマス』『朧月夜に星は無く』とLyu:Lyu曲が続いた。
対バンのGOOD ON THE REELが言うには、「CIVILIANと対バンをすると、昔に知り合った時の曲をやってくれる」とのこと。
確かにこの日は、結果的に半分以上がLyu:Lyu曲だった。

そうこうしているうちに『夢の奴隷』が始まった。
好きな曲だが、あまりライブで観たことがなかったのでテンションが上がったな。
(おそらく1年半ぶりに観た)

Lyu:Lyu曲の中でもわりと好きな『暁』だが、ライブではほとんど観た記憶がない。
リクエストワンマンのときもやってなかったし、もしかしたら観たことないのかもしれないwww

終盤に差し掛かって、モジュレーションのかかったアルペジオが始まった。
パブロフの犬とでも言おうか、その瞬間に鳥肌が立つような感覚だ。

この日の『メシア』は今まで観た中でも、特に歌い方のアレンジが効いていた気がする。
また、気のせいかもしれないが、有田清幸のコーラスにかかるエフェクトも良かった。

上記の通り照明もそうだが、勝手知ったるSAMURAIと言ったところだろうか。
今回のイベントではやたら照明やPAの良さを感じることになった。

ライブの主役はもちろん演奏だが、それを引き立てる要素というのは多岐に渡る。
そういうのも相まって『メシア』の持つパワーを改めて感じたな。

ラストは『花よ花よ』が演奏された。
事前に発表されていたこの日のオリジナルカクテルの名前にもなった曲だ。

これもLyu:Lyu曲で、なんとなくそういうLyu:Lyu時代に寄った印象で終わった。

そのままの勢いで、転換中にオリジナルカクテルの『花よ花よ』を飲んでみた。
さらにSAMURAIらしさのアイスもトッピングしておいたwww

これぞまさにCIVILIANとSAMURAIの絆を表すドリンクなのかもしれないなwww

GOOD ON THE REEL

初見。
名前はよく見かけていたが、ようやく観れるタイミングが合った。

けっこうギターコーラスが効いてる印象だったがサポメンのようだ。
全体的になんとなく優しいロックという感じで、非常に観やすいバンドだったね。

サーキットとかで観ても良い気がする。

まとめ

今回のイベントは、サムライが主催したものだ。
どうやらサムライのスタッフの女性が取り仕切っていたようだ。

つまり、サムライの看板を背負ったイベントであるとも言える。
そんなイベントに出演するのは非常に意味のあることだろう。
なんとなくお互いの「信頼」のようなものを感じるイベントだった。

別にそういうイベントが珍しいわけではないが、そこに行くことにもまた意味があるように思う。

上記にも書いたが、勝手知ったる照明やPAだけでなく、オリジナルカクテルなんかもそうだ。

演者だけでなくライブハウス全体が一体にもなったような印象だ。
もちろんそれはフロアの客についても言えることだ。

ライブの一体感というのは、安易に使える言葉でもある。
しかし、これこそが本当の一体感なんだろうという気がした。

より正確に言うならば、イベントの一体感、イベントの成功度とも言えるかもしれない。
単純な和算ではなく、乗算のように成功度が増したのではなかろうか。

サムライは小さいハコだが、隅々まで余すことなくイベントを作ったという感じがしたね。

ライブの良さはそれが全てではないが…。
こういう真の一体感を感じられるようなライブに行く機会を増やしたいもんだな。

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