この日は都内でいろんなイベントがあり、どうしようか迷っていた。
逆に言うと、どれも個人的には決定打に欠ける、という感じだ。
82刑は出雲に行ってるしなぁ…。
出雲というのは極端だが、「行きやすさ」という点で考えれば近ければ近い方が行きやすい。
時間的にも金銭的にもだ。
イメージとしては…。
観たい度×距離の反比例=行く可能性
みたいなもんだろうか。
例えば俺の場合、吉祥寺までの距離というのは新宿までの距離の半分ぐらいなのだ。
(ナルくんからしたら誤差みたいなもんだろうけどwww)
ということで、吉祥寺シャッフルへ。
しかし!
まさか目の前の駐車場が閉鎖されているとはショックである…。
(客である俺はともかくバンドとか不便だろうな…)
茜音愛
完全に初見。
1曲目がカバーで、しかも歌詞を見ながら歌っていたので、ちょっと見くびっていたが。
それ以降のオリジナル曲によるパフォーマンスはかなり良かったと思う。
極めて普遍性のある実力派シンガーという感じで、幅広く受け入れられそうな印象。
もちろん歌は上手い。
ギターの効いたロック調のものやバラードなど、いわゆるJ-POPのど真ん中をいくような感じで聴きやすかった。
特にバラードは、サビやアウトロが転調してんのかな。
ちょっと面白げなコード進行だった気がする。
個人的には、インディーズならもうちょっと独自性を感じられた方が好みではあるが。
その反面、多くの人に勧められるタイプのアーティストである。
見た目も可愛いし、穏やかな気持ちになった。
小原涼
上記の穏やかな気持ちを乱す珍獣のお出ましだ。
1か月ぶりの観覧。
当然ながら、本日のお目当て。
明らかに周りから浮いている猫耳浴衣で登場したが、いきなりサンダルを脱いでいた。
また、途中で「紐が目に入った」と言って飾り紐?を投げ捨てていた。
着付けをミスっているのか動きすぎなのかわからないが、俺の人生において初めて聞くセリフである。
この野生の珍獣は、もう裸足どころか全裸で出てきた方がいいんだろうな、と思いつつ観ていた。
—
そこまで混雑していなかったこともあり、難なく最前を確保。
TOやまちゃ氏を除けば、最前にいるのは…82刑の出雲に行きそびれた人たちばかりだww
本命がいない時の小原涼の汎用性の高さは目を見張るものがある。
さすが、みんなの浮気相手・小原涼だ。
しかし、あんまり煽っているのが本人に見つかってしまうと…。
「オバラのことを一番に考えてくれるファンを増やしたい」モードになってしまう。
いじり方の匙加減が難しいデリケートな件である。
—
俺はそんなに頻繁に小原涼のライブを観ていないが。
「ココじゃない透明」「step! step! step!」「Good day!!」など、最近の?王道セトリだったな。
小原涼は、さすがにライブ数をこなしているだけあってステージングに余裕を感じた。
まず、ステージを広く使っているということ。
そして、それにも伴ってフロア全体をよく見ているということ。
このあたりは、この日の演者の中でも特に良かった気がする。
簡単に言うと、フロアの巻き込み方が上手いんだろうな。
状況によっては必ずしもそれが良いこととは限らないが…。
初見だろうが何度も観てようが、比較的好感度が高い方だとは思う。
—
主役である723シャトンヌ⤴︎のテーマは「殺意」である。
小原涼はMCで「自分は殺意とは正反対」だと言っていたが、まさにそうである。
小原涼には殺意などというものは感じない。
ただ、にこやかにファンをディスるだけだ。
それはさながら笑顔で虫を踏みつぶす小学生のようである。
千歳さき(2&)
完全に初見。
とある情報筋から「ダンスが上手い」ということは聞いていたので、そのあたりを意識して観ていた。
俺にはダンスというものはよくわからないが…。
例えばてのひらえるのダンスはスポーツ寄りな印象で、千歳さきのダンスはアート寄りな印象だったかな。
楽曲的には、かなりギターが強調された曲だった気がする。
あまりキャッチーな曲だとは思わなかったが、明らかにダンスも含めて楽しむべきパフォーマンスという感じだったと思う。
基本的には常に踊ってる、みたいな感じなので…。
あれだけ動いても、(少なくとも表向きは)疲れた仕草を見せずに歌い切れるって凄いよなぁ。
わりと前向きに、また観たい。
723シャトンヌ⤴︎
本日の主役で、O.A.とトリの出番。
おそらくおよそ1年ぶりの観覧であるが、その間になんかの配信では観たことがある。
とにかく顔が良い。
そして、衣装による太ももの見せ方が良い。
曲のモチーフは「クラシック」ということで、あんまりよくわかってないww
ピアノとかストリングスとかが主たるアレンジではある気はする。
まぁそのあたりも少しずつリサーチしていかねばな。
曲の世界観やMCでの可愛い喋り方とのギャップなど…。
俺の乏しい語彙力で例えるならば、ほぼ中森明菜である。
ちなみに…。
たまにツイートで流れてくる私服?状態の723が好きなので、ガチ恋になる素質はあると思う。
まとめ
イベントトータルとしてもバランスよく観れた気がする。
お目当て・気になる・初見、ぐらいに分散されているのはちょうど良い。
結果的として、全体的に楽しむことができたイベントだった。
なんだかんだ5月から小原涼を観る頻度が多い気がする。
8月も観そうな予感がするしなぁ…。
3か月に1回ぐらいで充分なのに、なんやかんや毎月観てしまっているな…。
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