理由は忘れてしまったが、ここのところノックアウトに行けていなかった。
しかし今回は、出演者が発表されたときにビビッと来たわけだ。
簡単に言うと観たいバンドが多いということなんだが、「観たことはないけど気になっているバンド」が多かったというのが大きい。
これならTTで観たいのが多少被っても大丈夫だろうと思ってチケットを取った。
しかし、終活クラブとIRIS MONDOが被っていたのは致命傷だよwwww
ライブ観覧
先週に引き続きの下北沢だが、先週に引き続き駐車場難民である。
グルグル回って、結局タイミングが合ったところで停めることができた。
そんな話をするたびに電車で行けと言われるけど、そういうことじゃないんだよww
この日はあいにくの雨で、折り畳み傘を持って移動することにした。
カバンの中に入れられるから失くす心配はないものの、袋に入れてもビチャビチャだwww
ということで、先週に引き続きまずは251へ。
Hwyl / CLUB251
初見。
名前をよう見るしmiyoさんも好きだし、と思って予習したらなんか良さげだったの観てみることに。
下北沢っぽい女性ギタボのバンドだ。
ドラムはすげぇ良かったけど、なんとなく俺的には刺さらなかったなぁ。
予習したときに観た曲はやってて、それは良かった気がする。
Adlut family / 近松
初見。
X(旧Twitter)で動画が流れてきて、それがすげぇ気になったので観てみた。
大阪のバンドらしいけど、下北沢に似合うなんとも爽やかな雰囲気だ。
エモい演奏とキレイな歌声でめちゃくちゃ聴きやすくて観やすい。
人間としての根本的な生き方を考えさせられる深い歌詞の世界観も良き。
ラストの感謝を伝える曲なんかは特に感動したなぁ。
様子見のつもりが気が付いたら前方に行ってしまっていた。
…なんだけど、ずっとニヤニヤ笑いながら観てたwww
最高やなwwwww
NELKE / シャングリラ
2か月ぶりの観覧。
その時にけっこう良かった記憶があるので、今回も予定に組み込んでおいた。
リハの段階から入ったけど、最終的にはシャングリラがパンパンになってたな。
今ライブハウスで勢いのあるバンド、って感じがする。
実際のパフォーマンスも非常に良かったね。
ギタボのアツい感じが観ていて心地よい。
アカペラパートも多くて、でかいシャングリラに映えていた気がする。
ギタボは弦が切れるトラブルがあったが、そのままやりきっていた。
しばらく注目しておきたいバンドのひとつだな。
でおさんやmiyoさんとも会えて良かった。
IRIS MONDO / 近松
2か月ぶりの観覧、本日のお目当て。
正直なところ、裏の終活クラブと迷ったけど、直近で観れてないIRIS MONDOをチョイス。
いや、っていうか、ホント致命的な被り方しやがってwwww
ちなみに終活クラブとIRIS MONDOのラババンを装着して参加しているww
NARUくんと並んで前方で観ることに。
Aoyiくんは次に備えて後方で観ていたが、仲の良い人たちと一緒に観れるのは楽しいもんだ。
NARUくんは特に『比と並』が好きなようで、リハでも本編でも観れて満足気だった。
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本編は『相対愛憎ラブソング』『MY SWEET KILLER』からスタートしてアゲアゲだ。
7月のワンマンで発表された新曲のひとつ『アルハラ先輩』(仮題)も演奏された。
客が声を出せるパートがあってパーティー感のある曲だ。
Aoyiくんもお気に入りのようだった。
最近のくるみスカイウォーカーは、オートチューンのエフェクターを多用している。
曲調にも合うのでそれは良いんだけど、踏むのではなくてマイクスタンドに置いて使っているのがなんか気にはなるww
それもあってか傍にマイクスタンドを置いているので、『Day.1』のワンコーラスぐらいはマイクスタンドで歌っていた。
もしかしたらワンマンぐらいからそうだったのかもしれないが、なんとなく新鮮で良かったな。
『KICK ASS』もワンマンで発表された曲だが、タイトルがついてから観るのは初めてだろうか。
これもコーレスがあって盛り上がる曲だ。
サーキットだからか曲前に練習をしたりして、一体感のあるフロアを作れていた気がする。
ラストは順当に『俗世間ログアウト』で締められた。
全体的に盛り上がる曲を詰め込んだようなセトリで、サーキットらしいアゲアゲなライブでアツかったな。
それにしても…。
下北沢のサーキットでIRIS MONDOを観るときは近松が多いなwww
前髪ぱっつん少年 / WAVER
初見。
なんだけど、お目当てと言っても過言ではないぐらい観たいと思っていた。
1か月ほど前にX(旧Twitter)の #日曜日だし邦ロック好きと繋がりたい のタグで動画流れてきたのを見かけた。
終活クラブと同じで顔が全く出てないので、一目惚れというか一耳惚れというか、そんな感じ。
めちゃくちゃかっこいい音楽をすげぇ若い人たちがやってるということで興味津々なわけよ。
その後、進学のためにライブ活動休止とアナウンスしてショックを受けていたww
しかし、ようわからんけど進学が決まったようでライブ活動が再開された。
サブスクにもそれなりに音源が配信されてるので、とにかくずっと聴いていた。
そんなのを経て、どうしても前髪ぱっつん少年を観たい!と思ってノックアウトに行ったわけだな。
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この日に会った俺と仲の良い人、でおさんとmiyoさんとNARUくん、そしてAoyiくんもWAVERに大集合だ。
俺とNARUくんは、IRIS MONDOが終わってからダッシュ!
こんな凄いバンドがWAVERなんて入れんだろ…。
と思ってたんだけど、転換時間中は余裕で入れたwww
スルスルと前の方に行ったら最前にAoyiくんがいて、まだ余裕がありそうだったので最前ドセンで観ることにww
上記の通り、終活クラブと同じでSNSなどには顔を出していないバンドだが…。
さらに徹底していて、マイクスタンドにもお面が貼ってあるww
最前ドセンだとギタボは完全にお面に被ってるから、それはそれで前髪ぱっつん少年らしさを楽しめておもろいwww
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上記の通り、サブスクで聴ける音源は一通り聴いていた。
クラップが印象的な『Re:Gain』でスタートした。
俺はこの曲を聴きながらずっと「ライブでクラップすんや!」と思ってたから、なんかもう感動だよwww
俺が気になりだしてからも何曲か新曲としてリリースされていてそれらもやっていた。
最初はなんとなく緊張感も見られたギタボだが、『ハニィラヴ』『カレイド』あたりから煽りのテンポも良くなっていた気がする。
いや、それにしてもこの難しい曲をライブで歌えるクオリティー凄いな。
もちろんボーカルだけじゃなくて、楽器演奏のクオリティーも高い。
かなり同期が鳴っているとは言え、ちょいちょいテクニカルなフレーズも入れている感じだ。
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『CINEMA』はめっちゃ短い曲なのでライブでやるのか疑っていたが、普通にやっていたww
っていうか、最近の若いバンドは曲が短いよな。
前髪ぱっつん少年も、サーキットの尺でMCを挟みながら8曲もやっていたようだ。
新曲ということで演奏された『rural』もすでに音源化されている。
他の曲とはちょっと雰囲気が違っていて、良い緩急になっていたかもしれない。
配信されていない曲もいくつかあって、最後は『シイクレットアンヴレラガアル』で締められた。
個人的にもかなり好きな曲だし、今の前髪ぱっつん少年の代表曲とも言えるだろう。
ただ、リハでPAに「最後の曲で~」と言っていたので、最後だということはわかっていたwwww
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ということで、俺はべた褒めなんだが…。
ジャンル的には、YOASOBIとかNOMELON NOLEMONのような感じなんだろうか。
生まれながらにしてボカロ曲などを聴いて育った世代が作る曲、という印象のバンドだ。
とにかく年齢のわりに完成度の高い曲とライブをするバンドだ。
俺が同世代のバンドマンだったらやる気がなくなるレベルだろう。
どれほど後ろに大人が付いているのかわからないが…。
とりあえずコンポーザーと称するベースがお気に入りである。
これからの成長も期待できるし、積極的に推していきたいバンドのひとつだ。
今後の活躍も楽しみだね。
ってことで、グッズも購入してみた。
3markets[ ] / シャングリラ
1か月ぶりの観覧。
ベースの田村亮が腰痛だかなんだかで休養しているため、サポートベースでの出演だ。
それはそれでレアだし観ておこうかな、と。
リハでは『底辺の恋』の筋肉バージョン?や、出番の終わったthe quiet roomのボーカルとラップバトルをしていた。
完全に滑っていたが、まぁ盛り上がってはいたかなww
冒頭のMCでは「ブルーハワイって何?」みたいなことを話していたwww
カザマタカフミは板付きでギターを持って登場したが、いきなりギターを置いて『fxxk TikTok』からスタート。
『君が太るべきたった一つの理由』は初めてライブで観た気がする。
アルバムは聴いていたものの、全く覚えていない曲だった。
ちなみにこの曲も、冒頭のブルーハワイみたいな話から入っていたww
ベースがサポートだったからか『整形大賛成』のコーラスは弱かったww
ライブが始まる前にもそれは断っていたけどwww
だからなのか、終わりは『整形大賛成』ではなくて『社会のゴミカザマタカフミ』だった。
コーラスが弱いと締まらない、ということなのかもしれない。
というか、『社会のゴミカザマタカフミ』は最初にやらんかったら最後にやるしかないか。
コーラスは弱かったけど、サポートベースはバッチリだったな。
田村亮よりもブリブリした音だった気がする。
ちなみにスリマの後…。
AoyiくんやNARUくんが観ているメリクレットを観に行こうとしたんだが、いっぱいで入れなかったwww
まとめ
元々好きなバンドと今気になっているバンドをバランスよく観れた気がするなぁ。
あいにくの天気ではあったが、個人的にはとても充実したサーキットだったと思う。
サーキットを楽しむためには受動的じゃダメだなとよく思う。
全てのバンドを知っているなんてことはないわけで、能動的に知りにいくのが大事なんだよな。
フェスやサーキットの出演者とTTが発表されて、なんかしょうもないと思うこともあるかもしれない。
でも、それはしばしば自分の勉強不足に因るとことが大きいのではないだろうか。
必ずしも能動的である必要はないかもしれないが、受動的なアンテナは常に張っておきたいものだな。
下北沢には、いわゆるガールズサーキットも多い。
ガールズバンドというか、女性Vo.に特化したサーキットである。
それはそれで華やかな感じがして楽しいもんだが…。
どうもここのところ、自分の中でそれらのガールズサーキットへのヘイトが溜まっている気がする。
ヘイトというほどではなく、ライクが減ったという感じだろうか。
端的に言うと、目新しさや感動が少なくて飽食気味になっているんだと思う。
そこでよく考えていることがある。
ガールズサーキットに出演している女性Vo.バンドと、ノックアウトに出演している女性Vo.バンドでは何が違うんだろうか。
結局のところ俺はおっさんだし、なんだかんだ女性を観るのは好きなんだと思う。
でも、ノックアウトでも女性Vo.バンドを多く観ていたが、ガールズサーキットに行くのはあんまり乗り気じゃない。
Aoyiくんなんかは、俺よりもそれが顕著だ。
—
体格差のあるスポーツにおいては、女性だけのカテゴリーを作るのはわかる。
しかし音楽においては、本来は性差が小さいか、あるいは全くないはずだ。
そう考えると、そもそもガールズサーキットの存在意味がないようにも思う。
サーキットだけじゃなくて、ハピコレやガールズアップのようなイベントもそうだ。
そうカテゴライズすることが、逆にガールズバンドを舐めてるような気がしなくもない。
男女混合のサーキットには出れないが、女性Vo.に絞れば出れる。
という現象が如実に現れる。
それはさながら、府中牝馬ステークスやエリザベス女王杯で活躍しても、天皇杯やジャパンカップでは圏外であるかのようだ。
アーモンドアイやダイワスカーレットやジェンティルドンナのように、男性と張り合える女性こそ優れている気がしてしまう。
だから、ノックアウトに出てる女性Vo.バンドは外れないと思うのかもしれないな。
また、ちょっと話は違うが…。
個人的な経験上、東京のサーキットに呼ばれる地方のバンドも間違いない。
なんとなくそういうことを考えるノックアウトだったな。
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