2022/02/19(土) 武蔵野音楽祭 蓮の音ツアー2022 / 吉祥寺Planet K

音楽

チケットにはタイトルの通りツアーと書いてあったが。
正直なところ、どういうツアーなのかはよくわかっていない。
ただ、出演者的にアツそうなので行ってきた。

先週に引き続きのプラネットKであるが…。

ちょうどこの日の朝、プラネットKから「閉店」のお知らせが発表された。
どうもビルのオーナーと折り合いがつかなかったようだ。
ライブハウスにありがちな事象かもしれない。

しかし、統括のロンドンタナカによると、場所を移転させて継続するために動き始めているようだ。

GEEKSTREEKS

4か月ぶりぐらいの観覧。

武蔵野音楽祭やプラK閉店にまつわるMCなどをしていて、トッパーからエモい感じだ。
曲に入り損ねてMCごとやり直してたけどwww

ツインギター編成でなかなか興味深く観てはいるけど、個人的にはまだあんまりピンときてない。
ボーカルがMCで客のことを「あんたら」と呼ぶのが何か気になるんだよなぁ…。
「おまえら」はしっくりくるけど。

HUMANDRIVE

2か月ぶりぐらいの観覧。

実はかなり好き。
なんかちょっと懐かしい感じというか、全体的に身体にスッと入ってくるんよね。
各パートはシンプルに上手いし、ボーカルの声や歌も良き、そしてギターが有能。

お目当てとして観にいくほどではないけど、対バンとかで意識したい存在。

moll

完全に初見。

3ピースでパンクを基本としたハードロックって感じ。
あんまり聴かないジャンルだけど、ライブでは観たいタイプのバンド。

トラブルによりギターの音が出なくなったため、口でギターソロを演奏ww

クリトリック・リス

完全に初見。
本日のお目当てと言っても過言ではないレベルww

以前からAoyiくんが勧めてたので気になってたけど、ようやくタイミングが合って観ることができた。
(サーキットとかで優先度を低めにしてたのは否めない)

名前や見た目からして怪しさしかないんだけど…。

まさに着飾らないメッセージ性の高い曲が非常に良かった。
パフォーマンスとしてもかなりの完成度の高さを感じたなぁ。

曲のタイトルは全然わからないが、おそらく小室進行っぽいNTRの曲が特に好き。
プラK閉店のこともあり、バンドをやめる曲や高円寺の曲、ラストにやっていたライブハウスの曲なんかはグッとくるものがあった。
なんならラストではうっすら泣いてしまったほどである。

見た目は汚いし、歌詞も下ネタが多い。
でも、極めてシンプルに心に刺さる感じが非常に好感度が高かった。

そうなってくると逆に、美しくさえ見えてくるから不思議なもんだ。
ホント観れて良かったと思う。

アラウンドザ天竺

1か月ぶりぐらいの観覧。
もちろん本日のお目当て。
何度か観てるけど、目当てとして入場したのは初めてかもしれない。

プラK閉店のこともあり、より重みのある観覧になった。
重みがあるというとなんか大袈裟だが。
プラK統括のロンドンタナカから直接言葉を聞けたのは良かった。

部下を引き連れる立場として言葉を選びつつも、うっかり本音を漏らしてしまっていた。
それもまたロックの形のひとつかもしれない。

曲やノリが好きだから観てるわけだが。
サブスクなんかも駆使してだいぶ曲も理解してきたから、俺の中でより楽しくなってきている時期だ。
新体制としても見慣れてきた。

「Auto Rock is Dead」なんかはプラKの置かれている事情にも近いのかもしれないww
その上でさらに「鳩&ピース」なんかもエモさを増していた気がする。

新曲と言ってたかな?
バンドマンの曲みたいなのがあって、そういうのもまたグッとくるわけだ。

アンコールでは、出演者全員がステージに上がって「玄関ちゅー」をやっていた。
コロナ禍においてはなかなかそういうこともできないので、こういうノリもなんだか懐かしいなぁという感じがした。

難しいことを考えずに、極めてシンプルにライブを楽しめるのがアラ天の魅力だなぁ。
あんまりお目当てとして入る機会はないかもしれんけど、今年もいろんな場面で観ることになりそうな予感はする。
俺の中ではかなり手堅いバンドのひとつだなぁ、と再認識をした。

まとめ

今回のプラK閉店は、オーナーとの裁判に負けて、とのことだった。
その根本的な要因は何なのか知らないが、おそらくコロナ禍とは関係がないのだろう。

表面的に捉えると、それは残念なことではあるんだけど。
長年やっていたらいつかはそういうことが起こるもんだ。

また、ライブハウスの客としては、どうしてもプラKの味方になりたいが。
状況がわからないのでそれもそうとは言い切れない。
(裁判に負けるってことはよっぽどだろうしww)

ただ、あくまでも感情論としてはもちろんプラKを応援したいので、このタイミングで行けたのは良かったと思う。

そして、少なくとも表面上は、統括ロンドンタナカからは前向きな姿勢を感じた。
金銭的にも精神的にも苦労は多いんだろうけど、新生プラKを楽しみにしておこう。

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