2024年末以来、およそ1か月ぶりで2025年初のライブ観覧である。
元々は別件で飲み会の予定が入っている日だったが、それが無くなったのでこのイベントにしたわけだ。
飲み会に行っていたら1月は丸々ライブに行かないことになっていた。
まぁそれはそれでいいんだけどさ。
ということで、1人ではあるけど車で渋谷へ。
ライブ観覧
このイベントに行こうと思った理由は、もちろん前髪ぱっつん少年を観たかったからなんだが…。
新しくできたライブハウスを観てみたいというのも理由のひとつだ。
どうやらオープンしてから1週間ほどしか経っていないようだ。
しかも、まだプレオープンなのかな?
立地としても渋谷の良いところにあって、ちょうどマルコムの向かいぐらいのビルの地下となっている。
前のテナントが何なのか知らないが、階段を降りてすぐフロアという感じだ。
フロアはシンプルな縦長の長方形で、ざっと見た感じだとキャパは200人ぐらいだろうか。
ステージの横幅はそんなに広くないが、PAスピーカーを天井から吊っているので見た目以上に広くステージを使えそうだ。
プライドの高い深夜のコンビニアルバイト
初見。
アツいことを言ってそうなロックバンドなんだけど、ギターの無駄のないピッキングとフィンガリングが観てて気持ち良かったな。
メタル畑で育ってそうなギタリストだ。
いや、それにしてもすごいバンド名だなww
前髪ぱっつん少年
1か月ぶりの観覧、本日のお目当て。
『シイクレットアンヴレラガアル』始まり『ハニィラヴ』終わりのパターンは初めて観たなぁ。
ベースずまの前にMIDIキーボードみたいなのあって、知らん曲で弾いていた。
俺が知らないだけなのか新曲なのかよくわからないが、新しいスタイルなのでアツかったね。
他にも曲名がわかってない曲がいくつかあるんだけど、まとめて音源化されないかな〜。
MCはバーガーキングの野菜を増やし損ねた話をしていたwww
あとはもうすぐ高校卒業みたいなことも言っていた。
改めてその若さを感じたね。
Viewtrade
初見。
京都のバンドって言ってたかな。
ベースが表情豊かでやたら可愛いい上に、めっちゃ弾きまくってて良かったな。
どうやら天女神樂のメンバーでもあるようだ。
5曲めぐらい?ギタボがギターを置いて歌ってた曲とその次の曲がよい感じだったね。
CozyLand
初見。
1曲めでギターの弦が切れて持ち替えていたが…。
それが原因なのか何なのか、けっこう1曲目をやった後でやり直していた。
全体的にアンニュイさとパワフルさが共存するような音楽性でわりと楽しめた。
上記のトラブルにより、曲数は少なめで終わった気がする。
毎晩揺れてスカート
初見。
わりとポップなロックバンド、MCで話していた通り下北沢っぽい感じ。
ややアンニュイさも感じるギタボはSSW的な要素もありそうで、もっと歌詞とかわかればおもろそうな気がした。
しかし、それよりも女性メンバーのシャツがピチピチなのが気になったwww
Crab 蟹 Club
初見。
YouTubeを観たときに良さげだったので、ずっと観たかったんだよなぁ。
みんなカニをモチーフにしたマスクをつけてておもろいんだけど、曲や演奏はクオリティー高くて観てて心地良さもある。
なんとなく流行りの曲調というかオシャレな印象だった。
とにかくギタボの声が良いんだよなぁ。
すっかりハマってしまって、ライブ後からサブスクで音源を聴いている。
今後も要チェックやな。
まとめ
出演バンドも客も若いイベントだった。
新しいライブハウスのオープニング期にふさわしい内容かもしれない。
フロンティア的な存在はもちろん大事なんだが…。
単純に考えると、音楽やライブも世代が進むにつれて洗練されて進化していく可能性があるものだと思う。
分かりやすく例えると、家電のようなものだ。
他のバンドはわからないが、前髪ぱっつん少年は平均年齢18歳ほどだ。
最新のライブハウスで、この規模感の最年少にも近いバンドを観るというのは…。
まさに最先端のライブシーンに触れているような感覚だ。
上記では、世代が進むにつれてと書いたが、正しくは活動歴が長くなるにつれて、が正確だろうか。
例えば、20年活動しているバンドはやはり洗練されている。
そして、その蓄積されたノウハウをある程度踏襲して若いバンドが生まれる。
そんなに単純な話ではないが、初期値が高いと言ってもいいかもしれない。
いわゆる「強くてニューゲーム」のようなシステムだ。
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日本史や世界史などの歴史を学ぶ意義はなんだろうか。
それは「未来の学習」だと思う。
いや、過去だろ、と思うかもしれないが…。
過去の出来事を学ぶことでこれからの未来をより良くする、というのが本質ではなかろうか。
人の営みというのは地層のように積み重なるものだ。
そして、部分的にでも輪廻するものだ。
それはライブシーンでも同じだ。
経験や知識の積み重ねだけでなく技術の進歩も相まって、より早くより良いものが生まれる可能性が高い気がする。
しかし、表裏一体のデメリットとして消費が早くなるのは否めない。
いわゆる老害のように「昔は良かった」と言うのも一理あるが…。
今や未来のもので、より好きになるものに出会っていきたいもんだな。
若いバンドたちのこれからの活躍に期待だ。
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