2021/05/05(水) VIVA LA ROCK 2021 / さいたまスーパーアリーナ

音楽

思えば、最後に大型フェスに行ったのは2019年春のアラバキが最後だ。

2020年の日本はコロナ禍によって、フェスに限らず多くのライブが中止となった。
俺も数本はキャンセルしただろうか。

それでも2020年末には、感染症対策をした上でCDJが開催されるということだった。
つまらない2020年だったが、最後の最後にCDJで年を越せたら前向きな気持ちで2021年を迎えることができる…。

…はずだったが、直前で中止になってしまった。

2021年のGWも緊急事態宣言の中だった。
数十人でも営業の生死がかかる小さいライブハウスと違って、都会に5000人や10000人も集まるフェスというのは、他にも稼ぎようがあるだろう。

正直なところ、それでもビバラに行くというのは、俺の中で正しいことなのかどうかよくわからない。

チケットを取っているとはいえ、心から楽しめる気がしないけど、結局行ってきた。

しかし、この状況下でもちょろちょろ外出している俺は学習している。

ライブでもレストランでも、一番無防備に密になるのは…。

「入場を待つ列」そして「一斉退場時」なのだ。

ということで、観るバンドを最低限に絞って、途中から行って途中で帰る予定を立てた。

感染症対策

かなり厳しく感染症対策をやっている印象ではあった。
マスク着用・アルコール提供禁止などの基本的な細かいところはさておき、目立ったところをいくつか紹介。

俺は利用してないので詳細はわからないが、他にはスタンディングエリアの規制がある。
前方のスタンディングエリアは抽選となっていて、アーティストごとに入れ替えというシステムだ。
多分、1m四方程度のスペースで区切られている。

入場時

まず、入場時には3つのアプリの確認が必要だ。

1つめは、COCOAだ。
厚生労働省が出しているすっかりお馴染みのアプリだ。
もちろん、これで濃厚接触者でないことが必要条件となる。

2つめは、ビバラのアプリである。
こちらでは本人確認を行う。
何かあったときのために個人情報を登録した上で、顔写真での確認もしている。

3つめでようやくイープラスになる。
いわゆるスマートチケットで、こちらを操作してようやく入場が確定する。

これらの確認によって人混みになりそうなもんだが、俺が行った時間では比較的ゆとりを持って列ができていた。

また、入場時にはマスクが配られた。
これだけでは予防として不十分なのか、持参したマスクの上につけるためのものだ。

飲食・喫煙

食べ歩き・飲み歩きは当然不可。

イスのある席では飲食が可能で黙食が原則だ。

主に2階から会場に入るんだが、席以外で他に飲食ができるのは4階のみとなっている。
そこでは、1列に並んで座らされて壁に向かって黙食というシュールな光景が広がっていたwwww

また、喫煙所は1人ずつ1m四方のスペースで区切られていた。
そもそもこのエリアに入るのも人数制限をしているので、かなり並ぶ羽目になる。

飲食・喫煙については思ってたよりかなり厳重に対策をしていたように思う。
屋内のフェスだし、まぁこれぐらいやって当然ではあるけど。
(ちなみに座っている人はルール違反である)

ちなみに俺はアリーナではなくてスタンドから、基本的には座りでのんびり観覧スタイルにした。

座席

会場内の座席は1つずつ空けなければならない。

間の席に荷物を置いたり、自分の席に荷物を置いて場所を取るのは不可である。
そのあたりはかなり厳重に係員が取り締まっていた気がする。
(間の席に荷物を置いた瞬間に係員に注意をされた、ごめんなさい)

また、一定時間ごとに座席を消毒していた。
「消毒するので立ってくださーい」みたいな感じで係員が巡回していた。

かなりの労働力を駆使している。

さて、以下はようやくライブの感想だ。

打首獄門同好会

以前にどっかで観たことあるようなないような…まぁ初見ということで。

かなり楽しかった!
それなりに聴いたことあったり観たことあったりするので、かなりスンナリ観れた。

動画ありきなので、こういうでかい会場でもかなりわかりやすい。
いや、でかい会場のでかいモニターだからこそ映えるのかもしれない。

キュウソネコカミ

フェスで何回か観ているんだけど、正直なところそんなに刺さってない。
歌詞とかをもっとよく知れば面白いんだろうけどね。

見た目とか衣装とか、それこそ曲もそうかもしれないけど。
わかりやすいパンチがないように思ってしまうんだよなぁ。

どちらかというと俺の勉強不足ではあるけど、あんまり勉強する気になれてないというのはある。

ヤバイTシャツ屋さん

本日の大きなお目当て。

まさにアラバキ以来かな。
久しぶりに観た気がする。
ワンマンはちょいちょいやってたみたいだけど、ワンマンは危なそうだから行ってないしww

しばらく観ない間に、なんかすげぇかっこよくなったなぁと思って観てたんだけど。

よく考えたら屋内で観るのが初めてだったwww
基本的には野外フェスでしか観てないということに気づいた。
だから、暗さとか照明が相まってよりかっこよく見えたんだと思われるwww

コールアンドレスポンスでお馴染みの「喜志駅周辺なんもない」をあえてやっていた。
レンスポンスは無視してというアナウンス通り、数千人の無言の時間、アツいwwww

HEY-SMITH

名前は見たことがあるけど、完全に初見。

メロコアを基本にブラスが数人という感じだけど、そこまでスカパンクという印象ではなかったかなぁ。
全部を観てたわけじゃないけど、掴みきれないまま終わってしまった。

マキシマム ザ ホルモン

何気に初見なのよね。
今までのフェスでもなかなかタイミングが合わずに観れなかった。
ライブ映像もほぼ観れないし、有名なわりにはイメージだけしかわからないバンドである。

基本的にミクスチャーみたいな音楽は好きなので、曲調的にはわりと好き。
ドラムも有能で良きだった。

ただ、何を言っているのかさっぱりわからないので、打首みたいにもっと動画が欲しいところではあるww
(内容を求める必要はないバンドなんだろうけど)

バックドロップシンデレラ(マカロニえんぴつ)

本日の最大のお目当て。

…のはずが、まさかの入場規制で観れず…悲しみである。
いや、Admで観りゃいいんだけどさww

一応ワンチャン入れるかなーと思って並びながら、マカロニえんぴつを遠巻きに観てた。
ただ、マカえんは全く入ってこなかった。

まとめ

座りながらではあるけど、ライブはライブとして楽しめたかな。

しかしまぁ、入場時や退場時・電車や周辺施設などの混雑に影響もあるだろうし。
都市型の大型フェスってのは、まだまだ全てを忘れて心から楽しめるって感じではない気がしたなぁ。

ライブに行かない人からすりゃ、小さいライブハウスも同じなんだろうけど。
なんか感覚が違ったなぁ。

人数の違いもあるんだけど、ライブハウスってライブだけ楽しめりゃそれで満足なんだけど。
(サーキットとなると街も含めて、という楽しみ方になるが)
大型フェスってライブ以外の要素も大きいから、それらも含めてなんだよねぇ。
それこそ上記に書いた飲食や喫煙もそうだしね。

そういうことを考えるとやっぱり大型フェスってのは野外が良いんだろうなぁ。

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