2024/09/15(日) テレビ朝日開局65周年記念「テレビ朝日ドリームフェスティバル2024」 DAY4 / 幕張メッセ4-7ホール

音楽

なんとなく存在を知っていたドリフェスだが…。

この日のメンツは個人的に神っていた。
目を疑うようなメンツとも言える。

いわゆる四大フェスでも、個人的に観たいと思えるトップクラスのアーティストがここまで無駄なく揃うことはない。
さすがテレビ朝日の力である。

迷うことなく行くことを決めたわけだ。

他にも行きたいイベントがいろいろ被っている日でもあったが…。
それでも、圧倒的にこれだろ、という気持ちだな。

ライブ観覧

こんなイベントだから、さぞ駐車場は混んでいるだろうと思ったが…。
幕張メッセの駐車場はスッカスカだったww

むしろ大きなイベントはこれしかやっていないようだった。
三連休の中日なのにそんなのでいいんだろうか…。

車を停めて、事前購入していたグッズの受け取りへ。
なんかこれもスカスカだったなwww

みんなイベントのグッズじゃなくて、アーティストごとのグッズで事足りているようだった。
俺だけフェスおじさんみたいな恰好になってしまったwwww

フェス飯もあんまり並ばずに買うことができた。

ちなみに会場は幕張メッセの4-7ホールぶち抜きだ。

その前半分ぐらいに座席が設置されている感じで、後半分はガラっと空いている。
もっと座席を設置するか会場を狭くするかしても良さそうなもんだww

全部で80列ぐらいあったのかな?
13列目だったので前の方だったが、とにかくフロアは横に長いww
めっちゃ上手で、メインと思われるPAスピーカー外のモニターの前だ。

でも、この規模感でこれらのアーティストを観るには充分すぎる距離である。

-真天地開闢集団-ジグザグ

2年ぶりの観覧。

知らない曲だったが、猫忍者みたいな曲がおもろかったなww
センターステージを上手く活かしてたし、ドラムがおもろいということがわかったwww

定番曲『きちゅねのよめいり』も観れて満足。
あと、けっこう真面目な曲もあるのねwww

9mm Parabellum Bullet

5年ぶりの観覧。
第二のお目当てみたいな感じ。

いきなり『Black Market Blues』で、なんというか全身に血が巡る感じがしたな。
15年ぐらい前の感覚が蘇るというか。
フェスとはいえ、屋内で観るのはそれぐらいだしね。

新旧織り交ぜたセトリで『Brand New Day』とか初めて観れたのも良かった。
最後に『The Revolutionary』と『Punishment』で畳み掛けるのとかたまらんかったな。

ずっと追ってるわけじゃないけど、俺が思い描く9mm Parabellum Bulletを観れたと思う。

シールドがあるとは言え、花道は滝善充のためにある気がしたなww
最終的には限界まで前に出てギターを置いて帰っていったww
これぞ滝善充だが、ステージに登らなくなったのは成長なんだろうかwww

凛として時雨

初見。
ピエール中野は何度が観たことあるんだけど、ドラム叩いてるのは初めて観たなww

本物のTKの歌とギターだー、と感動した。
昔からブレずにこのスタイルで曲をやり続けてて凄い。

HYDE

初見。
意外だけどラルクも観たことないんだよな。

とんでもないカリスマの塊だったな…。
歌はもちろんだけど、一挙手一投足がカリスマすぎた。

いきなりクソでかいタワーみたいなのに乗って登場した。
なんらかの指導者の演説のような、そんな感じだった。

その後は、お立ち台を横に立てて乗っていたが…。
いや、最初のタワーに比べたらインパクト弱いわwww

途中でカメラに寄って、でかでかとモニターに映されていたんだが…。
その距離感でサングラス取るのは反則すぎるww

あと、センターステージに行くだけじゃなくて、フロアに降りてファンサもしていた。
これほどの大物がそこまでやるのはアツかった。

ソロ曲はラウド系で、『HONEY』や『GLAMOROUS SKY』もやってて楽しめた。

とにかくかっこよかったな…。

来て良かったーwww

LUNA SEA

6年ぶりの観覧。
その間に、INORANソロやTourbillonは観てたけど、LUNA SEAは何気に間が空いてしまったな。
当然ながら、本日のお目当て。

1曲目の『STORM』が始まった瞬間の、俺の中のスイッチが入る感、ヤバかった。
9mmとも比にならないほどの、全身に血が巡り細胞が活性化するような感覚だ。

そうこうしているうちに、INORANがステージのセンターに君臨した。
当然ながら『TONIGHT』が始まって、テンション爆上がりよww

そのままINORANはセンターステージに行ったんだけど…。
周りの客は前のステージを観ていて、俺だけは席からは後方となるセンターステージを観ているという異様な光景ww
センターステージよりも前の席なんてなかなか取れないもんねwww

その後、INORANはアコギに持ち替えた。
フェスイベントでやる曲あるかな?と思ったら『IN SILENCE』だった。
シングル曲とは言え、こういう場でやるのはアツいな。

と思ってたらさらに『TIME IS DEAD』が続いた。
いやいや、こんなんクッソテンション上がるじゃんwwww
さすがにそのあたりはやらんやろ、と思ってたから嬉しい誤算だ。

『I foy You』は、後ろのスクリーンに歌詞も表示されていたと思う。
王道中の王道曲だし、さすがにみんな知ってる曲ではなかろうか。

MCでは、「嵐を呼ぶバンドは卒業した」と言っていた。
ワンマンライブに慣れすぎているせいか、知らん人にはなんのこっちゃという話だww
しかも、帰りにはゲリラ豪雨に見舞われたしwww

ラストは順当に『ROSIER』で締められた。
さすがに『WISH』じゃないよなww

『ROSIER』と言えば、Jのセリフパートが特徴的だ。
でも、その時にINORANが俺がいる上手にくるもんだから、また俺だけそっちを観ていたww
さすがにマイクスタンドを投げる瞬間だけはJを観たけどwwww

久しぶりのLUNA SEA、アツかったな。
こういうフェスイベントどころか、対バンイベントもほとんどないから新鮮な感じがした。
ルナフェス以外では、他のバンドと一緒に出てるのは初めて観たかもしれん。

昨年はレディクレにも出てたし、今回改めて、結成35年にしてまだまだ攻める勢いを感じたね。

TMG

初見。
松本孝弘すらたぶん15年ぶりぐらいに観た。
他のメンバーは他のバンドでも観たことなくて完全に初見。

手元が見える距離感だったし、バッキングの細かな動きとかも楽しめたな。
っていうか改めて観ると、松本孝弘はホント無駄のない手の動きでビビる。

以前活動していたときの代表曲『OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜』などもやってて良かったな。

今回の新曲のひとつである『ETERNAL FLAMES』ではBABY METALのSU-METALとコラボしていた。
これは元々、feat. BABY METALとして発表された曲である。
めっちゃかっこよかったな。

続く曲ではBABY METALのメンバー全員が登壇してコラボしていた。
これはそもそも松本孝弘も参加していたBABY METALの『DA DA DANCE』という曲のようだ。
エリック・マーティンはドラムのところに引っ込んで踊ったりしていたww

ちなみにBABY METALを観たのは7年ぶりである。
その時も思ったけど、とにかく動きのキレが良くて観てて楽しかった。

ラストはメンバー紹介から、松本孝弘を紹介しつつ『GUITAR HERO』が始まった。
これも事前に予習してたし、すげぇ盛り上がってて楽しめたな。
『Real Face』のセルフカバーだから、ちょっと笑っちゃうけどww

まとめ

俺は30年ぐらい前からB’zが好きで、25年ぐらい前からLUNA SEAが好きだった。
15年ぐらい前には9mm Parabellum Bulletにもハマっていた。

なんとなくそんな自分の歴史を感じるような、「好きなバンドや好きなギタリスト大集合」的なイベントだった。
他の出演者も知っている人たちばかりだし最高すぎる時間だったな。

さすがにテレビ朝日がやってるだけあって金がかかってる感じもした。
特にステージセットや照明が凄かったと思う。
四大フェスレベルでも、あそこまでの演出はなかなかできない。

ちなみにドリフェスの他の日には、若手バンドも出てるんだけど…。
なぜかこの日だけ、俺を狙い撃ちしたかのようなおっさんバンドばかりだったwww
(ちなみにこの日だけチケットが余っていたようで解せない)

基本的に今の俺は…。
いろんなバンドを観たい、いろんなバンドを好きになりたいと思って生きている。

フェスやサーキットに行くのは、すでに好きなバンドを観るだけなくそういうモチベーションも大きい。
若手バンドの若いファンに紛れて楽しんでいるおっさんだ。

実際にそれで好きなバンドがとても増えている気がする。

でも、LUNA SEAや9mm Parabellum Bulletは、そういうバンドとは明らかに違う存在だ。
もちろん好きであることに変わりはないんだけど、もっと根深いものを感じる。

特にLUNA SEAはホームというか、俺自身にも近いものである気がする。

音楽を聴くのも、音楽を作るのも、ライブを観るのも、ライブをするのも…。
俺の全てはLUNA SEAから始まっているのだ。

こういうフェスだからこそ改めて感じたことがある。

どれだけ他のバンドを好きになっても、俺が返る場所はLUNA SEAなんだろう、ということだ。
今はそんなに追っていないが、脈々と流れる血液も呼吸する細胞もLUNA SEAでできているのだ。

まさに俺にとっての「母なる海」といえる存在なのかもしれない。

また、SNSではLUNA SEAを初めて観た人の声も多く見かけた。
初見なのはジグザグやHYDEのファンが多いのだろうか。

もう気持ちよすぎるぐらいの絶賛の嵐だったねwww

規模が小さくてもこういう反応を観るのは嬉しいけど…。
この規模のイベントで、これほどのベテランバンドがいまだに初見に刺さるなんて最高じゃん。

最近はワンマンにも行ってないけど…。
俺はもしかしたら、LUNA SEAという好きなバンドが、知らん人の前でライブをして知らん人に刺さるのを観たかったのかもしれない。
それはまさに、好きな小規模インディーズバンドに抱いているのと似たような気持ちだ。

この日LUNA SEAがやってたような曲は、だいたい歌詞も覚えているしだいたい弾ける。
それほど慣れ親しんだ曲たちだ。

それでもなお、こういうイベントだからこそ感じられた新鮮な気持ちもある。
数年空いているからかもしれないが、いつまで経っても俺に新鮮な刺激を与えてくれるバンドだな。

「小さなハコから野外フェスまで」をモットーに行きたいライブに気ままに行っている。
本来はそこに優劣はないはずだが、俺が考え得る最高級のライブを観てしまった気がする。

他のイベントにこのクオリティーを求めてしまうのは酷だが、その場その場に応じた楽しみ方をしていきたいもんだな。

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