ブログを読んでいただくとわかると思うが。
これを含めて直近の3ライブで小原涼を観ることになってしまった。
ワンマンライブとしても今年2度目の観覧となる。
とはいえ、小原涼のライブ頻度からしたらそんなに高い割合で観てるわけでもない。
わからない人もいると思うので、一応説明をしておくと。
小原涼には「宣伝部」というものがある。
簡単にいうと小原涼ファンの総称である。
しばしばこの記事内に出てくる用語なので覚えておいていただきたい。
TwitterでもRTしたりいじったりしていて、すっかり「なおきさん=宣伝部」のイメージが定着しているかもしれないが。
そんなことはないです。
小原涼
前月のミツバチ以来、ワンマンライブとしては6月以来の観覧である。
年内にワンマンライブを複数回観たアーティストって意外と少ない気がする。
基本的には、ワンマンより対バン、対バンよりフェス、という思考なんだろう。
今回のワンマンライブは、8月ぐらいにやっていたリリースツアーのファイナルという位置づけである。
俺はそのツアーは東京だけ観覧した。
リリースツアーながら、その8月の時はCD(音源)を買わなかった。
CDというのは言ってしまえば、お金もかかるし場所も取るし、俺的にはかなり購入のハードルが高いのだ。
家にCDが溢れかえってるのでよっぽどのことがない限り買いたくない。
しかし、すっかり小原涼にハマっている俺は、このワンマンを迎えるにあたって通販でCDをまとめ買い!
小原涼は頻繁にツイキャスをやっていて、自分の曲を流している。
また、作曲者の眞鍋香我氏もツイキャスで弾いたりしている。
そういうのを視聴していると、やっぱ音源が気になってきて買っちゃうのよww
YoutubeやSNSにライブ動画をあげたりするのもそうだけど、姿だけじゃなくて曲の露出の多さも大事よなぁ。
少なくとも俺的には。
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さて、当日は…。
とにかく朝が早い!!!
青山で10:30オープンて…。
SNSでは本人が起きれるかどうかという話題で持ちきりだったが。
俺も起きれるかどうか自信がなかったが、なんとか起きて間に合った…。
…かのように思えた!!
しかし、現地到着直前で痛恨のミス。
道を曲がり損ねてしまったため、遠回りをするハメに…。
その結果、結局現地入りできたのはスタートの5分前であった。
スタートには間に合わせたいと焦った結果、予定外に高い駐車場に停めてしまった(必死)
フロアに入るや否や、小原涼宣伝部のまれさんからあるものを渡された。
小原涼Tシャツである!!!
まれ「これを着るのによりふさわしいなおきさんにあげます」
なおき「いや、いただくなんて申し訳ないですよ…」
まれ「その代わり、ライブじゃないときにも積極的に着てください」
確かにこれは色もいいし素材もいいし、普通に着れるんだよなぁ。
背中にでかでかとOBARARYOと書いてあるが、デザイン的にも良いと思うし。
夏なんてバンドTかユニフォームしか着てない俺としてはわりと普段使い可能なものだ。
ありがたく頂戴いたします。
早速Tシャツを着て、フロアのやや後方の真ん中の位置を確保。
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ちなみに…。
Aoyiくんはもはや小原涼宣伝部として。
今回は、ナルさんを小原涼宣伝部に引き込むというミッションもある。
(先日のミツバチ同様、いろんなところにナルさんを巻き込むスタイル)
さらにいうと、Aoyiくんもナルさんも7月の上野で小原涼を観ているが。
その時はどちらかというと葉月・てのひらえるに引き込むのが目的だった。
そこからTwitterやツイキャスでの、さらなる俺の独自の宣伝部活動により今回の同行に至った。
そういうところは我ながら有能だなと思う。
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ライブ後に本人が投稿していたセトリツイートを振り返りつつ、感想を書いていく。
今日初披露したpeace islandの妖精衣装とセットリストです🎀💓
転びすぎて膝は傷だらけだけど許してネ👉👈#小原涼PeaceIsland pic.twitter.com/VCoZmwFNDR— 小原涼(おばらりょう)👉👈☀️🍌🔭アンパンマンになりたいマルチシンガーです。 (@obararyou) December 4, 2021
先日の大塚の配信やミツバチで観てわりと気に入っている「Step Step Step」をやっていた。
この曲はなんだろうなぁ、シティポップってほどじゃないかもしれないけど、なんかそんな感じww
前の事務所の曲なのか他の人の曲なのかよくわからないが音源が欲しいところではある。
最初のMCでいきなり事件が起きてしまった。
「入場時に渡したサイリウム持ってる?えー!もう折っちゃったの!?」
みんな当然のようにブレスレットとしてつけていたが、まだ折っちゃダメだったようだ。
そもそも宝探しみたいなモチーフでライブが進んでたんだけど。
冒険していきながら3色のサイリウムを場面に応じて使ってね、ということみたい。
青→海
緑→草原
赤(ピンク)→洞窟
こんな感じ。
予定通りにはいかなかったようだが、企画としてはかなり良いものだなぁと思ったし。
何よりそこまで細かく考えて準備しているのが非常に素晴らしい。
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海パートの「Sunny Ship」ではジャンケンをしていたが…。
「最初はグー!」と言いつつチョキを出していた。
どういう意図なのかわからないが。
小原涼ほどの心優しき人であれば、あえてみんなに勝ってもらいということなんだろう。
細かいところではあるが良い演出だ。
…と、いうことにしておく。
草原パートでは妖精をイメージした衣装になって雰囲気を変えてきた。
しかし…。
そもそも服が大きい、時間がなくてチャックが閉まらない、しばしば紐がほどける、などなど。
今のところまったくライブが順調に進んでいないwwww
「let’s ふふふん」という曲は知らないし、俺は今までも観たことないんじゃないかなぁ。
少なくとも覚えてない。
「One Punch Punish!」は音源を聴いて改めて思ったけど、かなり神曲な気がする。
なんだろうな、小原涼っぽいというか、なんとなくそんな感じ。
ライブもめちゃくちゃ楽しいし。
「POP STEP 脱兎!」は俺はライブでは初めて観た気がするけど…。
個人的に、サビ前の空白の1拍が気になりすぎてジャンプするタイミングがよくわかんないwww
ちょいちょいこういう難しいトラップがあるから小原涼は侮れない。
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洞窟パートはロック調の曲が中心だ。
新曲として披露された「サークルゲーム」は、もうカオスの極みだったwww
裏拍を意識しないといけないやや難解なリズムで演奏が難しそうだし、例えば、ベースのフレーズなんかは常にスケールをいったりきたりで神経を使う。
ギターソロなんかも、タッピングを混えたテクニカルフレーズだ。
サポートが決まって1週間のドラムとしても、いきなりこれを叩いて合わせるのは難易度が高い。
そんな中、ボーカルはぐるぐるバットであるwwwwwww
手練れとも言える宣伝部もこれには驚きを隠せなかっただろう。
我々はライブを観ているのか、宴会を観ているのか。
「ココじゃない透明」は一番好きな曲だが、その次にやっていた曲もかなり良かった。
それもきっと音源化されない曲なんだろうなぁ。
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3色の冒険パートが終わって、宝箱が見つかった。
ステージの後方から宝箱を取り出した小原涼は、その宝箱をフロアに落としていた。
2回も。
それもそのはずで、宝箱は中身が空っぽで軽かったのだ。
「小原涼が探していた宝は、ここにいるファンのみんなです!」みたいなことがやりたかったようだが。
MCが飛ばされたことにより感動的にならなかった、と不満を言っていた。
しかし、今までの行動を振り返っていただきたい。
感動的にならなかったのは、果たして本当にMCを飛ばされたから、なのだろうか。
いずれにせよ、その流れでファンに向けての曲?「リングリングソング」へと繋がった。
ゆったりとしたハチロクの曲であり、順当に進んでいれば確かに感動的な流れだったかもしれない。
などと思って完全に油断していたが。
ラストの曲である「Goodday!!」がコールされた時に、俺はうっかり泣いてしまった。
これがラストであるということはアンコールが「Re:shine」であるわけで。
それが歌われるシーン、または想定されるMCや演出などを想像して泣いてしまったのだ。
我ながら、もはや変態的想像力である。
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アンコール中に宣伝部の上層部はフロアにサイリウムを配っていた。
そして想定通り「Re:shine」を迎えて、フロアを見た小原涼は号泣。
その姿を観た俺も号泣。
6月に観た、独立後初のワンマンでも小原涼は泣いていた。
その時はまさに「Re:shine」はテーマだったんだろう。
今回は、独立後初のリリースツアーファイナルということで。
それまでの苦労を乗り越えて、無事に最後までやり遂げた果てに見たフロアの景色に感動したのかもしれない。
思わず「無事に」と書いてしまったが、無事にやり遂げたと言えるかどうかはわからんwwww
しかし、ライブとはそういうもので。
生き物(いきもの)であり、生物(せいぶつ)であり、生物(なまもの)なのだ。
上手くいかなかったことも含めて、その場を楽しんだもん勝ちだ。
そういった意味では、100点満点のライブだったと言えるんじゃないかな。
非常に満足度の高いライブが観れて良かった。
あ…。
アンコールラストに、またぐるぐるバットしてたから105点にしとこwwww
—
朝のライブということは、ライブハウスは夜に別の予定があるわけで、早めに撤収しないといけない。
かなり客がいるけど、この人数の物販を捌けるんだろうか…。
…と心配していたが。
案の定、時間が足りていなかったwwwww
俺のチェキは宛名やメッセージがないシンプルなものになったwwww
ナルさんも物販に行っていたので、そこについても目的が達成できた。
これでナルさんも立派な小原涼宣伝部である。
小原涼の思い出を振り返る
キリの良いワンマンライブだし、こういうコーナーも設けてみた。
小原涼を知ったのはいつかわからないが。
ちょこえるバーに行ったときに見かけたのが初見である。
それまでも名前などは見たことがあったかもしれないが、ほぼ記憶に残ってない。
82刑ありきで興味を持っていた葉月・てのひらえるをのぞけば。
そもそもオケライブをやっている人にあまり興味がなかったのだ。
(個人の好みの問題であり良し悪しの言及ではない)
その後もちょこえるバーで何度か見かけていたが、奇抜な見た目や言動の怪しさなどから。
「この小原涼という人には関わらないでおこう」
と思い、存在しないものとして考えていた。
—
俺は趣味としてライブを観て楽しむ一方で、趣味として楽曲提供をして収益を得ている。
ライブを観る側でもあり、ライブを作る側(のごく一部)でもあるわけだ。
楽曲の提供先は、一言で言うならいわゆる地下アイドルである。
ライブの形式としては、主にオケライブだ。
はっきり言ってしまうと、それまでは全く興味のないジャンルだった。
少なからずアイドル的な要素があるガールズバンドなどは観ていたが、バンド演奏とオケライブではかなり性質が違う。
そして俺は、簡単に言うと、勉強のためにオケライブを観に行く幅を広げたいという気持ちを常に持っていたのだ。
上記の葉月・てのひらえるの他にも手を広げたかったわけだ。
そこでなんとなく目をつけたのが小原涼である。
(あと、当然の流れとして鈴原優美とか)
まぁちょこえるバーで何度も見かけてるから全く知らないわけでもないし、タイミング合えば行ってみようかなとぼんやり考えていた。
何度か観たことのある愛沢絢夏との対バンも多いみたいだし、わりと観に行きやすいかも、と。
(ちなみに愛沢絢夏は未だにオケライブを生で観たことがない、と思う)
—
そんなことをまれさんに話してしまったらもう展開が早かった。
いつぞやのちょこえるバーでまれさんに背中を押されて、(結果的に6月開催になった)5月のワンマンのチケを買ってしまった。
どうもその日はバンド編成でのライブになるようだった。
まぁ、同日同場所でてのひらえるもやるし、ついでに小原涼を観てみるかぁいう感じだ。
しかし、もう一度よく上のくだりを読んでいただきたい。
俺が興味を持っていたのはオケライブなんだよwww
確かにバンドライブの方が、本質的には観たいと思ってるんだけどさ。
しかも開催日の変更先となった6月は、まれさんが別件で行けないという…。
俺は1人で小原涼という得体の知れない生き物のワンマンライブを観に行かないといけないのか…わざわざ川崎まで…。
Aoyiくんを巻き込んだろ…。
そんな感じで6月のワンマンを観に行った。
ちなみにその時のブログはコチラ。
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俺は、常々半ば定型的なネタとして「俺は宣伝部じゃないです」と言い張っていた。
それはネタとして文脈的に解釈するならば、「宣伝部として扱われたくない」という拒否の表現となる。
もうお分かりだと思うが、別に拒否する気持ちは一切ない。
本音としては、むしろ謙遜の気持ちが大きい。
大袈裟に言うならば、俺は、宣伝部の部長や副部長を始めとする上層部(?)をかなり尊敬している。
なんなら小原涼を好きな理由の大きなひとつが宣伝部の有能っぷりですらある。
俺にはあそこまでできないなぁと思う。
そもそも日程的になかなかライブにも行けないし、所持金的になかなかグッズも買えない。
俺は小原涼を応援できているのだろうか?という疑念が大きい。
だから宣伝部を自称することをなんとなく後ろめたく思ってしまうこともある、というのが本音だ。
それはあらゆるアーティストに対して言えることでもある。
俺は好きなアーティストは多いけど、ファンネームを自称することはあまりない。
ひとつのものに依存したくないというのもあるが、客観的に見てそこまで熱心とは言えないしなぁ、という気持ちがあるのだ。
基本的には広く浅くというスタイルなんだろう。
それでも小原涼本人や宣伝部の人たちは、俺を宣伝部として受け入れてくれるし。
そういう巻き込み方も有能だなぁと思う。
それを良いと思うどうかは人次第だが。
俺としては高評価だし、なんとなく仲間に入れた感じが楽しいし嬉しいと思えるポイントだ。
まとめ
今回のライブは非常に楽しかったし満足度が高かった。
この日は各地で面白そうなイベントがあった。
小原涼は朝のライブということもあり、夜は何か別のライブにでも行こうかなと思っていたんだが。
このライブの満足度が高すぎたので、夜に他のライブに行く気が失せてしまった。
なんとなくこのまま余韻と眠さに浸っていたいとさえ思えた。
それほど良いワンマンライブだったのではないだろうか。
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本人もMCや配信やらでよく言っているが。
小原涼は多くの周りの人に助けられて、このワンマンに臨んでいた。
サポートメンバーやスタッフはもちろんだし、そして何より宣伝部に助けられている。
文脈的に「本人がポンコツだから助けられている」と受け取られがちだが。
結局のところ、本人の人柄の良さや一生懸命さが助けたくなる根本的な理由なんだろうね。
アーティストというのは誰しも周りに助けられてるとは思うんだけど。
そういう周りへの感謝の気持ちをしばしば素直に表現できるところこそ小原涼の良い人柄の一例だろう。
—
小原涼宣伝部のAoyiくんは言っていた。
「小原涼は全く嫌味がない。平和の象徴、ハトである」
実に言い得て妙である。
(ちなみに俺は小原涼をオカピだと思ってる)
俺は別に小原涼を助けているつもりはないが。
少しでもその一端になれた気がしたし、それが誇らしいとも思えるような良いライブだった。
これからも遠くからヒッソリと応援していきます。
小原涼宣伝部として。
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