2022/03/13(日) STARMARIE PRESENTS Fantasy Planet -TAKASAKI- / 高崎 club FLEEZ (+群馬観光レポ)

カーライフ

俺は基本的に、ライブのために遠征をすることはほぼない。
今回は関東圏だし、遠征というほどのものではないが、せっかくなので旅行記も兼ねてブログを書こうと思う。

かなりアツそうな対バンだったし、日曜日とはいえ「高崎なら行けるやろww」と軽い気持ちでチケットを取ったが…。
1人で行くのでちょっと寂しいwww
しかし、その寂しさ対策もしたので、それは後述。

では、いざ群馬に向けて!!

ライブに至るまで

ということで、ライブ前にもいろいろあったので、まずはそちらをまとめていく。

出発〜到着

ライブに遅れたくないので、遠距離の際にはとにかく移動にストレスを感じたくないわけだ。
特に車の場合は焦って運転するとロクなことにならない。
また、今回は1人で行くので自由が利く。

要は、できる限り空いてる時間に移動したいのだ。
さらにいうと、俺はふだんから夜中でも起きてるし、車の中でも寝れるタイプだ。

つまり、夜中に移動しちゃえ!という結論になる。
時間が余れば高崎観光でもすりゃいいし。

その結果…!

朝の03:30に出発wwwwww
ノンストップで05:00に高崎に到着!

高速道路を使ったとはいえ、90分で着くなら下道で行く渋谷より幾分ラクなのでは…。
時間はともかく、運転自体は非常にラクではあった。

都内の車事情に慣れているからか、たまに地方都市に行くと、車の少なさと駐車場代の安さに感動する。
ということで、そこら辺に車を停めてしばし仮眠。

群馬といえば?①

せっかくなので何か高崎っぽいものでも食べるか…。
と思って調べたところ、どうも高崎はパスタの街らしい。

それだけアピールしているならパスタも気になるところだけど…。

個人的には、やはり群馬といえばコレ…!

おぎのやの「峠の釜めし」である。
今まで何度も食べとるけどさww

高崎から長野方面に少し行った横川でしか食べられないのかと思ってたけど、高崎駅でも食べることができた。
もちろんお弁当としてはわりとどこにでも売っているが、着座で食べられるところは意外と少ない。

高崎駅では釜めし御膳を売っていて、ついでに上州うどんとやらも付けてみた。

味のついた釜めしとさっぱりとしたうどんが良い組み合わせで美味い!!

これはブランチで、夕方にはパスタを食べようかとも思ってたけど…。
さすがにこれでお腹いっぱいww

群馬といえば?②

まだ、ライブまで時間があるので、他にも群馬を満喫できそうだ。

群馬といえば、草津温泉や伊香保温泉なども有名だ。
しかし、ライブ前に行くにはさすがに距離があるしどちらも行ったことがある。

上記の通り、お腹いっぱいなので焼きまんじゅうを食べる気にもならない。

高崎を歩いていると、わりと音楽に力を入れていることがわかる。
例えば、高崎駅にはストリートミュージシャン用のスペースがあった。

そう、音楽だ。

群馬県高崎市といえば、日本の音楽史に残る伝説的ロックバンドBOOWYの出身地である。

ちょうどこの日は布袋寅泰が高崎でイベントをやっていた。
いや、さすがにライブ前にそっちのイベントにも行くのは厳しい。

ちょっと調べてみたら、山田かまち美術館も近くにあるようだ。

氷室京介の同級生としてもお馴染みの山田かまちは残念ながら夭逝している。
そのため、職業とは言えないかもしれないが群馬出身の著名な芸術家である。

これは結構アリかもしれないな、と考えていたが…。

忘れてはいけない大事なことを思い出した。

確かにBOOWYは伝説的バンドだが、あいにく俺はリアルタイムでは知らない。
まさに伝説だ。

しかし…。

もう1組いるではないか、群馬県が産んだ超大物バンドが…!!!

行くしかねぇ!!聖地巡礼だ!!!

ということで、高崎市の隣の藤岡市へ。

おなじみの聖地「今井商店」だァ!!!

え?おなじみじゃない?

BUCK-TICK今井寿の実家ですwww

高校生の頃にここにたむろっていた連中を中心に結成されたのがBUCK-TICKなわけで。
単純に今井寿の実家というだけでなく、BUCK-TICK誕生の場所と言っても過言ではない。

今は叔母様が切り盛りをされているようで、非常に快く迎え入れていただきました。

ファンだということを告げたら「写真どうぞ〜」という感じで、完全にファンの扱いに慣れているww
インターネットへの掲載については「いいんじゃないですかねぇ笑」とのことwww

店内には、写真やファンからの差し入れと思われる品などが飾られている。

正直なところ、商店としての機能はあまりしていなさそうだった。
どちらかというと、店外のタバコ販売がメインなのだろう。

また、灰皿が設置されているのもありがたいところだ。
記念としてタバコを吸ったり買ったりしてみた。

ライブハウスや出身校などを聖地とする場合は多いが、実家というパターンは珍しい方だろう。
BUCK-TICKファンは、ぜひ1度訪れていただきたいところだ。

ということで、空き時間を有効活用したところで、本来の目的地へ戻る。

ちなみにライブハウスの傍には高崎城跡があった。

現在、城跡には群馬音楽センターが建っている。

これから観るであろう推しバンドも、いつかホールのようなでかいところで観たいなぁ、とボンヤリ考えながらライブハウスに向かった。

ライブ観覧

というわけで、ライブハウスに到着。

当然ながら、俺としては初めて訪れるハコである。
事前リサーチでは、キャパは400-500人程度で、新宿ロフトや下北沢シャングリラと同じぐらいの大きさだろうか。

しかし、都心ではない地方都市のライブハウスということを考えると、このキャパでやれるというのは都心以上に価値のあることかもしれない。
実際にライブハウス内のポスターを見ると、俺の好きな大物がズラリだ。

82回目の終身刑

1ヶ月ぶりの観覧。
都外で観るのは初である。

プチ遠征とはいえ、1人で行くのはなんとなく寂しいし、気分を高めるために…。

82刑のポスターを助手席に乗せて行ったwwwwww
停めた時にダッシュボードにでも置いときゃかっこいいだろうと思ってwwww

その結果…。

総長としては「群馬の人がお迎えしてくれた!」と思ったようで、わざわざ?隣に機材車を停めていたが…。

誠に残念ながら…多摩ナンバーの俺の車です。
(ちなみに吉祥寺や下北沢だと同じ駐車場に停めてることがしばしばある)

まぁ何はともあれ、結果的にプチ遠征を盛り上げる演出のひとつになったかもしれないので良しとしておこう。

金があれば、本当はラッピングしたいぐらいなんだけどさwww
とりあえず倍ぐらいに拡大コピーしてサンシェードにでもしてみようかなwwww

マグネットシートやカッティングシートぐらいなら、油断してると俺はすぐやっちゃうからな。

出順を把握してなかったので、のんびりとOPEN後しばらくしてから行ってみた。

結果的には82刑はトッパーだったが、下手3列目あたりを確保。
その前や周りには、UCHUSENTAI:NOIZのファンと思われる女子たちが何人かいた。

この中ではしゃぐのはちょっと恥ずかしいな、と思いつつ…。

ライブが始まったら普通にはしゃいでいたけどwww

ステージもフロアも広くて、なんとなく今の82刑にとっては理想的なサイズな気がした。
今回はサポートギターがいなかったので、上手はさらに余裕があったかもしれない。

ハコの大きさだけでなく、照明やPAの環境も良くて、総じて非常に良いライブだったなぁ。
一言で言うならば、82回目の終身刑が映えるライブだったと思う。

音響のせいかお気に入りのマイクのせいか、もしくは気持ちのせいか…。
はっちゃんの歌もいつも以上に上手く聞こえた。

尺が長くて曲数が多かったこともあり、個人的には久々に観る曲も多かった気がする。
推し曲である「泡沫」や「舞踏会の悪夢」など、おそらく今年初めて観たんじゃないかな。

「共犯BREAK OUT」も久々かもしれない。
この曲は、ゆみえるのセリフパートが大きな特徴となっているが…。

今回改めて思ったことは…。
とにかくBメロのドラムがかっこいい、ってことなのよね。

俺はドラムのことはよくわからないので、単純にフロアタムを使ったフレーズとかかっこいいなーと思うわけ。
そしてそれを叩く雪さんが素敵すぎてたまらんわけですよww

82刑のライブが終わった後に、周りの女子たちは「青い子かわいい〜」と言っていた。

万物は流転する。
世の中のものは移り変わり、人々の好みもまた移り変わる。

しかし、その中でも、普遍的かつ不変的なものがある。
今回のライブコンセプトに沿うならば、”宇宙の真理”とでもいえるだろうか。

それこそがまさに「82刑の青い子はかわいい」なのだ。

俺は高崎で、宇宙の真理を垣間見た。

UCHUSENTAI:NOIZ

完全に初見。
名前は見たことあるかも、という感じ。

上記で宇宙の真理とか書いちゃってるけどwww
こちらは宇宙からやってきた、みたいなコンセプトのいわゆるV系バンド。

活動歴も長いし実績もあるので、かなり期待して観れそうだな、と楽しみにしていた。

案の定、めっちゃ良かったww
演奏力やパフォーマンスはもちろんで、コンセプトが強めなので観ていて非常に楽しい。
基本的にはツインギターのロックではあるが、デジタル要素・ラップ要素もあって幅広い音楽性を感じた。

高崎ということもありBOOWYに触れていて…。
その流れからまさかの「KISS ME」をカバーしてて激アツですよwww

下手ギターとベースは動きもダイナミックで良かったなぁ。
ドラムはイケメンだし、上手ギターはタッピングなんかも駆使した繊細なプレーで見応えがあった。

MCで昔は男性ファンも多かったみたいなことを言っていた。
もちろんV系バンドのファンは昔から女性が多いんだけど、確かに界隈にもっと男性もいたよなぁ…。

まぁ時代の流れなのかもしれないけど…。
俺は未だにV系バンドでもなんでも性別に拘らず観たいと思ってるのでね。
こういう対バンイベントで観れるのはめちゃくちゃアツいよね。

あと、たまたま見かけた機材車がかっこよかった wwww
V系ロックバンドらしくて非常に良いと思う。

STARMARIE

いつぞやの配信ライブで観たことはあるが、実際に見るのは初である。

5人組のアイドルグループであるが、まずとにかく見た目が良い。

他のグループと比べてスバ抜けて可愛いという意味ではなくて…。
衣装や全体のバランスの良さ、あと一言で言うと清潔感かな。
アイドル素人の俺が考える理想のアイドルグループ像として、答えのひとつかもしれない。

かなりダイナミックなパフォーマンスで非常に良かったなぁ。

曲の内容や構成はやや難解なものもあるが、基本的にはどの曲もかっこいい。
ロックやエレクトロを中心にノリやすいレパートリーだと思う。
途中に3拍子を使うパターンも多くて、曲の表情を豊かにしてる感じだった。

今回のライブはファンタジープラネットと題されている。

このライブを迎えるにあたって一通りサブスクでザッと曲は聴いてきた。

確かにスタマリの曲は、ファンタジー的な要素もあるが…。
個人的な印象としては、御伽話を読んでる感覚に近いかもしれない。

JPOPにおける歌詞というのものは、99%がいわゆる叙情詩といえる。
スタマリの場合は、そこに組み込まれる叙事的な要素が大きい方ではないだろうか。

実は、はっちゃんの歌詞にも同じような印象を受けていた。
だから、スタマリの曲を聴いたとき、そしてこのライブを観終えたときにまず思ったこととしては…。
「はっちゃんはスタマリの影響をだいぶ受けてんなぁ」ということだった。
(正確には、代表者である高谷さんの影響なんだろうけど)

いわゆるライブハウスで観れる地下アイドルグループとしては、かなり完成度の高い方だと思った。
少なくとも俺が観てきた中では、抜群に安定感があるような気がしたなぁ。

82刑を追っていればまた観れる機会もありそうだけど…。
スタマリだったら他の対バンイベントでもお目当てとして観に行ってもいいかもなぁ。

あ、ちなみに茶髪の髪を結んでない子が好みです。
(有識者によると一番最近加入した子らしい)

あと、黒髪のポニテっぽい子も顔が好き。

まとめ

基本的に、82刑のライブではマカ雪のチェキしか買わないんだけど。

82刑にとって初の高崎であり、俺としても初の県外82刑。
そして全体的に非常に良いライブだったということもあり、葉月チェキも追加購入した。

雪さんとはドラムのこと、はっちゃんとは競馬のことなどを話したが…。

マカ様とはずっとウマ娘の話をしていたww
ゲーム好きとはいえ、FPSみたいなものをやっているイメージしかないので、育成とかやるんかなww
まぁウマ娘は、育成どうこうよりも可愛い子いっぱいで楽しい!ってことで充分ではある。
また、音楽家としては曲のかっこよさにも注目しておきたいところだ。

さて、ここから書くことは、俺の超個人的な感覚なので、解釈や言葉の使い方など間違っていても悪しからず。
もちろん本人たちの感覚とも違うと思う。

まず、アーティストにはある程度客観的な”格”というものがある。
それは主に活動歴や集客力によって決まると思っている。
状況によっては主催なのか呼ばれた側なのかでも違うかもしれない。

詳しくは把握していないが、82刑にとってスタマリはレーベルメイトでいいんだろうか。
メンバーによって先輩後輩の違いはあるだろうが、総じて82刑よりもスタマリの方が”格上”だと俺は認識している。
NOIZについても同じく”格上”だろう。

82刑を応援している俺としては、実はそういう”格上”と思われるアーティストとの対バンイベントこそアツいのよね。
ステップアップには必ずそういう経験の繰り返しが必要だと思うからだ。
ある意味、それは昔ながらの考え方かもしれない。

もちろん主催やワンマンも大事な要素ではあるんだけど。
それはいわば、それまでの活動の答え合わせのようなもの。

どういうイベントに呼ばれているかとか、どういうライブハウスに出ているかとか、どういう相手と対バンをしているかとか…。
そういうのもまたアーティストの”格”を測るための指標だと思うし、むしろ俺はそのあたりを重視している節がある。
結局その積み重ねは、ブランディングであり信頼であり価値となり得るものではなかろうか。

もちろん82刑は一推しのバンドなので、他の人から見たら過大評価をしているように見えるかもしれない。
でも今回のライブを観たことにより、あくまでも俺の中では、いわゆる”同格”のガールズバンドとの差がさらに広がった実感がある。

まだまだ82刑推しでいることは安泰だろう。
なんとなくそういう手応えを感じた。

高崎まで行って良かったと思うし…改めて、82刑を好きで良かったなぁと思える週末だった。

あ、この記事は特にオチとかないですwww

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