さて、後編です。
前編では、梶原がYoutubeに出会うまでの流れをまとめました。
後編では、実際にカジサックがどのようなことをしているのかを簡単に書いていこうと思います。
Youtuberカジサックになるにあたって
前編の最後に書いた通り、絶望の淵からギリギリ這い上がってギリギリだった梶原はYoutubeと出会いました。
まず、最初にYoutuberカジサックの最大のポイントがあります。
それまでもYoutubeをやっている芸人はいました。
キングコングもコンビでチャンネルを持ってたし。
しかしそれらの多くは、あくまでも芸人の片手間だったというのが否めない…。
ライブでやったネタを動画にしたり、簡単なトークをしたり…。
すごく悪い言い方をすると、テレビに出ている有名人の驕りのようなものがあったんでしょう。
あるいはネタのアーカイブとして割り切っているか。
(その中でもトータルテンボスはかなり気合い入ってる気がするけどwww)
しかし、梶原はそれじゃあいけない!と感じたのです。
おそらくそれは芸人として、テレビに出ている有名人として初めての感覚。
梶原には「あくまでもYoutuberの初心者である」という気持ちがあったのです。
だから彼は、Youtubeに出会ってからもすぐに始めたわけでありません。
最初の半年は、とにかくYoutubeを見まくって勉強勉強…。
それが2018年の春ぐらいになるのかな?
どんなビジネスもそうだけど、既存のマーケットに入るからには、とにかく現状を把握しないといけない。
そして、その中に自分が入る隙があるかどうかを見極めなくちゃいけないわけです。
芸人梶原の強みを活かしたカジサック
Youtubeを始めるにあたって、とにかく勉強をしまくった梶原。
そこで自分の切り込めそうな隙を見つけます。
それは芸人梶原の特性を活かした戦略。
「有名Youtuberと芸人が絡む、というのは無いな…」
ということに気付いたわけです。
じゃあ、絡んでくれそうな有名Youtuberはいるのか?ということ。
そこで梶原が目をつけたのは大人気Youtuberラファエル。
まずはラファエルのモノマネとかしてジャブwwww
それをきっかけにラファエルのチャンネルに絡みに行くことに成功します。
ちなみに吉本を通さないでギャラ0らしいです。
そのあたりの謙虚さもポイントですね。
さて、そのコラボ動画。
最初、梶原は「Youtubeの視聴者は、芸人がYoutubeに出るなんてイヤがるだろうな」と思っていたようで。
しかし、結果は大絶賛!!!
「梶原って面白いんだ!」
「プロの芸人ってすげぇ!!」
と、完全にYoutubeの視聴者に刺さったのです。
これで梶原は大きな手応えを掴んで、本格的にYoutuberカジサックの道を歩み始めます。
カジサックになる前にお世話になったラファエルさん、ヒカルさんあたりは本当に尊敬してるみたいですね。
ちなみにラファエルさんとの動画がこれ。
Youtuberカジサックの独自性
2018年10月1日、ついにYoutuberカジサックが始動します。
が、いきなり叩かれまくりますwwwww
そこで掲げた公約
「2019年末までにチャンネル登録者数100万人行かなかったら芸人を辞めます!」
というもの。
まぁ、Youtube舐めんなって話なんでしょうけどwww
相方西野ですら興味がないというこの公約。
はっきり言って俺も公約はどうでもいいと思ってますwww
カジサックとしても、ただ本気なんですよって伝えたかっただけなのかな。
まぁ公約のことはさておき…。
Youtuberカジサックが投稿している動画は主に6パターン。
1.やってみた系
2.Youtuberコラボ系
3.家族系
4.他の芸人系
5.ドッキリ系
6.歌系
7.その他
単純に分けれるものではなくて、もちろんそれぞれが重複することもあるけど。
他のYoutuberとの大きな違い、すなわちカジサックの独自性は「家族系」と「芸人系」かなと思います。
あとは系統には分けきれない周りのスタッフについてかな。
「やってみた系」と「ドッキリ系」は有名Youtuberの方が気合い入ってる気がする…というのは俺の独断。
「Yputuberコラボ系」は上記の通り、あくまでも初心者として低姿勢に絡んでいますね。
次の項目ではその独自性について考察してきます。
カジサックの家族系動画
俺は個人的に、この「家族系動画」がカジサックの最大の魅力かなと思っています。
でも、カジサックの最初の構想では家族を出すというのはなかったみたい。
カジサックのママ体験動画かな?そこで初めて家族を出した時に好評だったのでやり始めたとのこと。
もうね、ヨメサック(奥さん=未来子さん)が超絶美人だし、コサックたち(とうじ、かんちゃん、コジサック、せんちゃん)が超絶かわいいし…ほんと見ていた幸せな気分になります。
カジサックとしては最初の構想になかったので後付けになりますが…。
家族を動画に出すことで、家族っていいな、子どもっていいなって思ってもらいたいみたいです。
それが少しでも少子化対策に繋がれば…という思いも持っています。
いや、本当に家族っていいなーって思いますよこれwwww
ときには感動して泣いてしまうこともあります。
ここまで家族に焦点を当てている有名Youtuberはなかなかいないんじゃないかな…。
子どもの顔を出すのはどうなの?って思うかもしれないけど、その辺もカジサックなりに考えているみたいです。
子どもが希望しないと出さない、子どもに何かあったら絶対に守る、という感じですね。
ちなみにカジサック本人が言うには「登録者数の8割はヨメサックのおかげ」らしいですwwww
家族系動画の代表作がこちら。
ヨメサックへの誕生日サプライズですね。
もうね…泣けます。
カジサックの芸人系動画
この「芸人系動画」こそ芸人梶原のメリットを最大限に活かした動画!
ゲストとしていろんな芸人が出演しています。
中でも人気があるのは同期トーク。
NONSTYLE石田や南海キャンディーズ山里など、かなりおもろいですwwww
もちろん後輩や先輩・大先輩も多数出演しててホント豪華。
カジサックは意外と(?)聞き上手で、ここでしか聞けない芸人の話をバンバン出します。
それはカジサックが芸人大好きだからってのもあるんでしょうけど、視聴者やファンにとってはかなり嬉しいんじゃないかと。
数多く出演している芸人の中でもピックアップしたいのが2人います。
まずは、インパルス堤下。
カジサックチャンネルは堤下の活躍なくしては語れないですwww
堤下は事故を起こしてしばらく謹慎していました。
そして、芸人としてメディアに復帰したのがこのカジサックチャンネル。
本当は吉本の意向で、堤下には他の復帰イベントがあったんですが、カジサックが無理を言ってこちらを復帰の場にしたようです。
長年、はねトびで共演した仲だし、いろんな思いがあったんでしょう。
もちろん反省はさせる、そして面白くもさせたい、という感じなのかな。
その後も堤下は幾度なくカジサックチャンネルに出演していて、ついに準レギュラーにwww
愛称であるサックしのジャージも作られています。
そして、もう1人ピックアップしたいのはオリエンタルラジオ中田。
個人的に中田がめっちゃ好きというのもあるんだけどwwww
まず、事の発端は、中田がラジオでカジサックの活動に言及したこと。
それが誤解などを経て、カジサックと中田の関係が悪くなってしまったんですよね。
そこでカジサックは、中田に生放送への出演をオファーして、中田が出演。
そこでお互いの思いを語り合って、最終的にはローション相撲をして仲直りwwwww
最高に面白かったなぁwwwwww
さらに中田が2回目に出演したとき、こちらは普通にトーク。
そこでカジサックが中田に、「あっちゃん、絶対Youtube向いてるよ。勉強できるし教えられるし、勉強は永遠にニーズあるから」みたいなことを言ったんですよね。
それが中田にはめちゃめちゃ刺さったと。
これだけYoutubeを研究しているカジサックが言うからにはそうなんだろうと思ったんでしょうね。
それをきっかけに、中田もYoutubeを始めるわけです。
俺はそっちもバッチリ観てますwwwww
しかも、カジサックの100万人登録&中田の50万人登録を記念してまたコラボ!
あれはめちゃめちゃ面白かったなぁ。
この記事に書いてる内容は、割とそのコラボ動画を参考にして書いてます。
これが仲直りした時の生配信。
最後はクソワロタwwwww
カジサックの周りのスタッフ
カジサックのYoutube活動においては、多くのスタッフ(チームカジサック)が協力しています。
さすがこれも大手吉本所属芸人ならではの特徴ですね。
普段の仕事もしながら空いたときに手伝っているみたいですけど。
もはやズルいとも言えますwwww
しかし、彼らの活躍あってこそ、毎日更新ができていたわけです。
100万人登録の生放送は、そのスタッフも多く出演していて涙なしには見れないですね…。
さて、そんなスタッフの中でも、代表的なのはカメラマン兼声の人をやっているトンボとヤスタケですね。
カメラマンの声が入ってるタイプの動画もYoutubeでは珍しいのかな。
そこはちょっとテレビっぽさを出してるみたい。
そのトンボとヤスタケ、どちらも元吉本の芸人だけあっておもろいですwwww
カジサックチャンネルを通して彼らを知ってファンになったという人も多いんじゃないかな。
特にヤスタケの人気はすごいです。
実はヤスタケは途中からの参加なんです。
チームカジサックとしては、本業は構成作家のトンボは最初から参加していました。
キングコングのチャンネルにも出てますね。
しかし、本業が忙しいトンボは撮影に参加できないこともしばしば。
そこで梶原の後輩芸人であったヤスタケにも手伝いを求めたわけです。
後輩と言っても年齢はヤスタケの方が上なのかな。
その時のヤスタケは吉本を辞めてMC業をしていたそうです。
ところが、しばらくチームカジサックに参加しているうちに、MC業を辞めてこちらの専念。
カジサックが撮りたいと思ったときに、いつでも撮ります!ということですね。
いやーヤスタケかっこいい、マジで。
100万人登録の生放送でヤスタケとカジサックの男泣きは本当にしびれましたね。
今まで芸人としては成功できなかったけど、カジサックのカメラマンとして大きな目標を達成できたと言うのが本当に嬉しかったみたい。
カジサックチャンネルには他にも多くのスタッフが携わっています。
20人ぐらいいるって言ってたかな。
そんなチームカジサックも見所のひとつですね。
カジサックのスタッフへの愛がわかる動画。
ドッキリなのにこんなに泣けるとは…。
後編で終わるつもりでしたが、長くなったので夢編に続きます。
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