2019.12.14 あずき 1stワンマンライブ「step by step」

音楽

アノ娘リズム。と同じAND, Inc.に所属するアーティストであるあずきちゃん。
レコ発となる1stワンマンライブに行ってきた。

ということでそちらをレポート。
ライブのレポだけじゃないけどwww

先日行われたANDfesでもあずきちゃんを観たので、そちらの記事も合わせてどうぞ。
2019.11.29 「AND fes Vol.1」 at 渋谷

あと、あずきちゃんのYoutubeチャンネルもどうぞ。
あずきYoutubeチャンネル

あずきちゃんとの出会い

あずきちゃんを知ったのは、2か月ほど前だ。

予てよりアノ娘リズム。界隈で噂に聞いてはいたが、なんとなくスルーしていた。
俺はアノ娘リズム。にハマったばかりで、これ以上は他のアーティストを追う気にはなれんなぁと思っていたのだ。

そう、俺の心はアノ娘リズム。のよっちゃんにしか向いていなかったのである。

ところが、そんなある日。
Twitterであるツイートが流れてきた。

あずきちゃんのレコーディング風景の写真だ。

よっちゃんがレコーディングに参加していたのである。

あああああ、よっちゃあああああああんんん!!!!!!!
なんてかわいいんだ…。

こうなってくるとスルーしてる場合じゃねぇ!!
よし、わかった。
あずきちゃんとやらをチェックしたろ!

という、完全に不純な出会いであった。

もしかしたらあずきちゃんは、俺に対して「応援してくれてありがとう」という気持ちがあるかもしれない。
もちろん今、あずきちゃんを知った俺は心から応援している。

しかし、そのきっかけとなったのはよっちゃんなのである。
だからもし、あずきちゃんが俺に感謝する時があったら、同時によっちゃんにも感謝をしていただきたいところだ。

あずきちゃんを知る日々

上記の通り、あずきちゃんとの出会いはそんな感じで恐縮だが、そこからあずきちゃんを知る日々が始まった。

Twitterをフォローして、配信を観て、路上ライブに行って…。
路上ライブは近くではやってないので、あんまり行けてないけど。
配信は毎日やってるので、観れる機会は多いのよね。

そう、配信はあずきちゃんの人柄を知る上で非常に大事なものだった。
いかに純粋で頑張り屋さんで音楽に対してアツい想いを持ってるのかということがよくわかった。

ところが、あずきちゃんを知っていく上で大きな問題があった。

オリジナル曲を聞ける媒体がとにかく少ないのだ。

もちろんあずきちゃんの人柄は好き。

でも、俺がミュージシャンとして応援するためには、やはり曲があってこそなのだ。

Youtubeにも「負けないで」の弾き語りしか投稿されてなかったので、正直なところまだミュージシャンとしての実態を掴めずにいた。
配信や路上ライブでちょいちょいオリジナル曲を弾き語りして、それを聴けばもちろんいい曲だなーと思う。
しかし、それをライブで聴く、CDで聴くという観点で考えたときに、俺にはまだイメージが湧いていなかったのだ。

それは完全に好みの問題ではあるんだけど。
大げさに言うならば…。
ミュージシャンとしてのあずきちゃんを、俺は愛せるのか、そして応援できるのか、という自分への疑いだ。

とにかく俺はもっと音源を聴きたい。
それだけを願ってあずきちゃんに触れていたような気がする。

あずきちゃんを確信した日

そして、ようやく1stシングルのトレーラーがYoutubeで公開された。

上記の憂いが全て消えて、確信へと変わったのはその時かな。
つまり、割と最近であるwwwww

偉そうな言い方で恐縮だが、応援すべきアーティストだなという確信である。

こんなこと言ってるから、あずきちゃんから
「なおきさんは音楽に厳しい〜」
とか言われてしまうのだろう。

厳しいというわけではないのだ。
どんなアーティストだって聴くだけならいくらでもできる。

しかし、俺の中の「応援」というのはまた違う。

そのアーティストの音楽を享受するだけではなく、そのアーティストの成功を願って俺もアクションする。

享受だけでないアクションというのは、投げ銭だったり、SNSでの拡散だったり、もしかしたらカバーもそうかもしれないし、色々だ。
俺にできることは少ないけど、俺にできることは何でもする、ということ。

すげぇ極端な話をするとさ。
例えば、もはや誰もが米津玄師に対してわざわざ応援っていう言葉は使わんでしょ。
投げ銭しないし、Lemonいい曲だからみんな聴いて〜ってTweetしないし、拡めるためのカバーもしない。

好きで聴くのと、応援するってのはちょっと違うんよね。

だから俺の「応援」というのは、本人が思っている以上に重いことなのだ。

こんなことを言ってるから、
「音楽に厳しい〜」「Twitterがブラック〜」
と言われてしまうのだろう。

はっきりさせておきたいのは、別に音楽に精通してるわけじゃないです、これはホントにww
何事も好きと好きじゃないがハッキリしてて、全て自分基準で物事を判断するからこんな感じになっちゃうんだと思うwww

話が逸れまくったけど、それぐらい1stシングルのトレーラーは良かったということ。

胸を張ってあずきちゃんを応援できる。
責任を持って周りの友達に勧められる。

という確信を持ったのだ。

ライブも楽しみだし、CDも楽しみ。
当日までそんなワクワクした気持ちでいっぱいだった。

as cats^..^∫


さて、ライブ当日。
車を停めて、会場に向かった。

場所は御茶ノ水KAKADO。

詳しくは書かないが、KAKADOには何度か来たことがある。
そして、あまりいい思い出がない。

奥の喫煙スペースでは、すでに来ているファンの方々が集まって談笑していた。

実はこれもあずきちゃんのすごいところだ。
頻繁に路上ライブや配信をやっているので、何となく知っている人が多い。
会ったことがある人はもちろんのこと、初めて会う人でも名前は知っているという状況を作れているのである。

まだ集客力の小さいアーティストの場合、ファン同士の繋がりも結構大事だと思う。
◯◯さんがいるから安心して行けるとか、逆に△△さんがいるなら行かないとか。
小さいコミュニティだと、そういうことも起きなくはない。

別に仲良くならないといけないということではないが。
安心してライブに行けるというのは、とても大事な気がする。

また、初のワンマンライブということもあり遠くから来ているファンの方も多かった。
そういうのは本人にとっても、とても励みになることだろう。

そんな感じのファン同士だから、俺までお土産をいただいてしまった。
たいしょー、りょうさん、本当にありがとうございます。

この温かさもまた、あずきちゃんが作り出す魅力のひとつなのだ。

ちなみにあずきちゃんのファンは「as cats」という。
さらにファンマークの「^..^∫」というのもあるので、これをSNSとかでつけている人はあずきちゃんのファンである。

そして上記の通り、いい思い出のないKAKADOだが。
なんだか素敵な思い出で上書きできそうだな、という予感しかなかった。

ライブの感想

会場に入ると、椅子が並べられていた。
椅子があるとは聞いていたが、フロア全面のオールシッティングという様相だ。

たしかに曲調的に落ち着いて座って聴くのがベストである。
それならば全体が見渡せて音の良さそうな後方がいいかなと思って、センター最後方に着席。
結果的に、最後までそこで座って観ていた。

ちなみに澪七ちゃんのワンマンの時は、様子見で後ろの方にいたけど。
なんか楽しそうだったので、途中からつい前に出て行ってしまったww

さて、あずきちゃんのツイートを参考に、セトリはこんな感じ。

■セトリ
1. 結び目
2. 嫌われ役のマザー
3. 春に溶けて
4. 生きて
5. Happy Birthday
6. リーマン!
7. アノ娘の世界。
8. 日常
9. 負けないで
-アンコール-
10. 負けないで

1曲目に「結び目」は良かったなぁ。
この曲は、本当にアレンジが良くてCDの中でも一際神曲オーラを放っている。
掴みには最適な気がした。

全体的な構成としては、CDに入っている曲、路上ライブでやっている曲、配信で弾いている曲などだ。

「Happy Birthday」から先は、俺の涙腺の堤防は完全に決壊していた。

この日はご家族も来ているとのことで、お母様のために作った「Happy Birthday」
MCからの流れで演奏に入った。

まずこのMCでうウルウルしちゃうわけですよ。
何度も聞いてる話なんだよ。
それでもお母様の前で、改めてその気持ちを伝えるその姿に感動なんです。

この日唯一自分でもギターを弾いていた。

俺が知っているこの短期間で、どんだけ上手くなってんだよ…。

配信中にもたまに練習してるけど、ホントそれ以外でもずっと練習していたんだろうなぁと改めて思った。

もしかしたら努力をしている姿を見せるのは恥ずかしいことかもしれない。
でも、その姿を見てるから、努力のあとが感じられるから、みんな応援したくなるのだ。

「リーマン!」は、あずきちゃんにしては珍しいタイプの曲。
本人も照れ隠しなのか「バカな曲でした〜」と言っていたけど。
別にそういうことは言わないでもいいと思うwww

MCを挟んで「アノ娘の世界。」
もうね、俺はこのMCで言ってることも何度も聞いてる話なんだよ。
っていうか、わりとみんな何度も聞いてるよね。

それでもMCで涙が止まらない。
あずきちゃんの言葉も、静まるフロアも、MCを聞いて頷くゆりなちゃんも、全てが泣けるんだよなぁ。

エピソードそのものが感動的というよりも。
そこから生まれるアノ娘リズム。へのリスペクトや、あずきちゃん自身が音楽に向き合おうとする姿までひっくるめて感動的な話なんだよなぁ。

「負けないで」絡みのエピソードとも絡んでくるんだけど。
あずきちゃんと音楽というものの関係性がわかってくるような感じかな。

言葉で想いを伝えられなくても、音楽でなら想いを伝えられるということ。
たとえ一人のためにでも、音楽を作って奏でようとすること。

俺はね、音楽ってそういうもんだと思ってる。
音楽とは、良くも悪くも、作る人や奏でる人の感情を表現するもの。

あずきちゃんは、それを体現してくれるアーティストなのだ。

だからこそ一人一人に響くのだ。

「日常」では、レコーディング参加アーティストもサプライズで登壇してみんな合唱という感じだった。
これについて言いたいことは、まぁあとで記述するとして…。

あずきちゃんの夢でもある合唱を目指して作られた曲だ。

あずきちゃんの曲は、そもそも歌うのが難しすぎるんだけどww
この曲はさすが合唱のための曲だけあって、誰でも歌いやすい難易度になっている。
先ほどまで顔も上げられないぐらい泣いていたわりに、気持ちを切り替えてわりと冷静にそんなことを考えながら歌っていた。

ライブ本編とは直接関係ないんだけど。

物販を予約制にしてたのも良かったなぁ。
事前に一人一人小分けにして、サインまで書いて。

そういう細かい配慮ができる人は良いと思う。

ひとつだけ苦言を呈しておく

諸手を挙げて称賛に値するライブだった。
何も文句のつけようがない。

と言いたいところだが。

上記の通り、俺は後方に座っていた。

あずきちゃんさぁ!!!

よっちゃんがステージに上がるなら言っといてくれないと!!!!
そこだけは文句だ、苦言だ!!!
ブーブー!!!

ライブ始まる前によっちゃんから「Pが弾くから前に行ったら?」と勧められたけど。
まぁ確かにそれはそうなんだけど。
よっちゃんが出るなら問答無用で前に行っとるわ!!!

よっちゃん自身も知らんかったぐらいのサプライズ登壇だったわけだが。
予想できなかった俺が悪かった。

違うんだよ、あずきちゃんとよっちゃんの関係性から考えればね。
よっちゃん登壇も予想はできるんだけどさ。
俺は事前に何度かよっちゃんに確認したんですよ「あずきちゃんのライブ出る?」と。
んで、出ないって感じだったからさぁ。

よっちゃんに会えただけでもいいじゃん?って思うかもしれないけど。
そういうことじゃないんだよなーーー!

もちろん、オフのよっちゃんもかわいいなーデレデレって感じだし、全力ラブなんだけどさ。
俺は、演者としてのスイッチが入ってるよっちゃんを求めているのー!

わかるかなー?この気持ち。

MCのミスとか段取りのミスはいいから、そこだけはとにかく反省していただきたい。

まぁいいや。

それでもよっちゃんは可愛かったので、登壇させただけでも褒めておくべきか。

あずきちゃんの成長とこれから

あずきちゃんはANDの中では、まだ音楽活動歴も浅い方だろう。
昔から見守ってきたファンは、今回のワンマンライブで「あずきちゃん成長したなぁ」と感じたはず。

観にきていたANDの他のアーティストも、同じようにあずきちゃんの成長を感じたはず。
もちろんダメ出しする部分もあると思うが、トータルとして称賛だろう。

よう知らんけど、音楽活動歴の長い諸先輩方からすりゃあずきちゃんは面倒を見てあげる後輩であり、可愛い妹的な存在なのかもしれない。

だからこそ、だ。

俺はANDのアーティストのことはみんな好きなので、あえて書かせてもらうが。

あずきちゃんのワンマンライブを観た諸先輩方は、称賛するだけでなく。
いかに自分への「焦燥」と「発奮」を感じたかというのが大事だと思う。

まぁ他人のライブを観れば少なからずそう思うはずだが。
身近な後輩の初ワンマンであそこまでのライブを観せられたら焦らないわけがない。
焦るだけでなく、そこから自分を奮い立たせるというところまでがセットだ。

すげぇ極端なことを言えば。
並のアーティストだったら、あのあずきちゃんのライブを観たら、自分に失望して辞めたくなってもおかしくないレベルだった。

もちろんジャンルは様々なので、競合相手というわけではない。
それぞれ自分に置き換えて、いろんなことを考える機会になったんじゃないかな。

「成長したなぁ」だけじゃないんだよなぁ。

あずきちゃんは、間違いなくこれからも急成長を続ける。
歌やギターの技術も、これからいくらでも身についていく。

本人は東京ドームで、って言うけど。
東京ドームは音が悪いし、そこじゃあないんだよなぁ。

俺の理想は国際フォーラムだ。

国際フォーラムで座っているお客さんを相手に歌って泣かせて。
最後はスタンディングオベーションで送られるあずきちゃんが容易に想像できる。

そんなライブだったと思う。

※あずきちゃんの配信で国際フォーラムのキャパは1500人と言いましたが。
あれは間違いで、正しくは最大ホールが5000人、次にでかいホールが1500人。

まとめ

ライブのラストとアンコールは「負けないで」だった。
最後のMCでは、本人も涙を流していた。

俺も涙が止まらなかった。

そのMCだけに感動したからではない。
もっと言ってしまえば、このライブだけに感動したからでもない。

あずきちゃんの人柄や歩んできた音楽人生、さらにはその周りの人たち。
俺が知るあずきちゃんの全てに感動して流れた涙なんだろう。

あずきちゃんに出会えたことも。
あずきちゃんのこのライブを観れたことも。
あずきちゃんを応援していることも。

全てを誇りに思えたライブだった。

これからも胸を張って、あずきちゃんを応援していこうと思う。

素敵なライブをありがとう。

あずきYoutubeチャンネル

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