2022/10/23(日) ロマンス&バカンス渋谷単独公演「わん・まん・しょう」 / 渋谷Spotify O-WEST

音楽

待ちに待ったロマバカのワンマンである。

単純に発表されてから数ヶ月待ったというだけではない。

2年半前に流れたクレストワンマン(及びそのツアー)のリベンジというか…。
チョメPの言葉を借りるなら「亡霊の成仏」だろうか。
あのときの挫折を乗り越えて辿り着いた、より大きな会場でのワンマンだ。

もちろんロマバカもより成長している。
曲のラインナップやパフォーマンスもそうだし、チケットもより早くより多く売れたようだ。

また、チョメPはTwitterでこうも書いていた。

「一度折れたけどギンギン」

ワロタwww

今回は、以前からロマバカに興味を示していた友人のゆっくんも連れて行ってみた。

ロマンス&バカンス

トーキョーコーリング以来、1か月ぶりの観覧。
ワンマンとしてはいつぶりなんだろう?
5周年のAdm以来かな?

OPEN後というかSTART直前ぐらいに行ったのですでにフロアには多くの人がいた。
ざっと見積もって300人ぐらいかなと思ったけど、あとで公式から発表されたところによると250人ほどだったようだ。
WESTの最大キャパの半分ぐらいだろうか。
真ん中よりもやや後ろぐらいの位置を確保。

今回のライブはマスク着用の上で「声出しOK」ということである。
ここのところ声出しをしているライブにも何度か行っているが、東京のこの規模のライブではなかなか久しぶりだ。
ロマバカの場合、「アーイ!」「オツカー!」は常に発声する可能性があるwww

ちなみにトーキョーコーリングあたりから、チョメPはヘッドセットに戻っている。
どうもそれはムロさんのアドバイスによるものらしい。
もちろん今回のWESTワンマンでも尽力されていたようだ。

さて、ライブの方は…。
(曲順までは覚えていないので記述が前後すると思う)

アルバムの1曲目「ショースーミン族の歌」からスタートした。

最近の対バンライブではあまりやっていない曲(俺が把握してないだけでやってるかもしれんが)もいくつかやっていた。
「つらい時には三国志」や「チョメチョメ音頭」などは、ワンマンでしか観たことがない気がする。
全然、振りが覚えられていないwww

ライブは撮影不可だが、1曲だけ撮影することができた。
ニューアルバムに入っている「男の気持ち」であるwww

歌詞があまりにもひどいからか、この日が最初で最後の演奏になるかもしれないとのことwww
湘南が似合いそうなオシャレポップスなんだが、ホントひどいww

ちなみに動画を撮ったが、SNSなどには投稿してはいけない。
気になる人には会った時にでもこっそり見せますwww

「男の気持ち」は「バイバイ」で終わり、そのまま男性メンバーは捌けていった。

そのまま残ったヨーコによるアンサーソングの「女の気持ち」へと続いた。
これはこれでひどいんだよなぁwww

でも、オケに合わせて歌うヨーコの能力の高さを改めて感じたなぁ。
良いパフォーマンスだったと思う。
何度も言うが、歌詞はひどいwww

新曲も披露された。

事前にチョメPがTwitterで謎解きを出題していて、その答えは「寺山修司」だった。
どうもそれに関するタイトルの曲だというところまで情報が出ていた。
とは言え、さっぱりわからない。

曲振りのMCでは寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」をもじったタイトルであることが告げられた。

そして…。

その新曲のタイトルは…!

「パンツを捨てよ町へ出よう」

クソワロタwwwwwww

原曲をバイブス太郎が作っているらしく、ギターのカッティングから始まってたような気がする。
かなりかっこよさげな曲だったが…。

基本的には、パンツは履かない、みたいな内容だったwww
でも、人生は儚い、的なこととかかってるっぽかったな。
実は深い曲かもしれない。

見様見真似で振り付けをやってみたが…。

ほぼパンツを脱いだり履いたりする動きしかないww

ワンマンならではの演出として、ゲストも豪華だった。
ちなみに俺は告知を見逃していたようで、ゲストが誰なのか把握していなかった。

「海のバカ大将」ではチョメPと同棲していたというTHE GOD LIKE CHORDの人が参加してオイオイやっていた。
失礼ながらゴライコーは観たことがないし、あまり知らないのでパートすらわからないけどボーカルの人なんだろうか…。

さらにニューアルバムから「お湯パンク」もコラボしていた。
俺はこの曲をライブで観るのは初めてである。
サウナの曲ということもあり脱いでたww

もう1人のゲストも盟友と言える虎の子ラミーのマザー・ヤナギだった。
コラボ曲は意外にも「帳消しサンバ」だったwww

この曲は途中にセリフパートが入る。
そこは全員が参加してマザーが中心となるパフォーマンスになっていた。
かなり良い完成度だった気がするなぁ。

もちろんいつもの定番曲もやっていた。

「OH! NO! 煩悩」では、フェスを除けばおそらく最大数のHジャンプだろうか。

でかい会場ということもあり、ハンドサインのくだりは特に楽しそうだったww
ちなみに俺は、煩悩Tシャツで参戦しているwwww

道玄坂周辺では散々エロきこでラブホいじりをしているせいか、あるいはワンマンだから特別なのか…。
エロきこはシンプルに「セックス」と「エッチ」だった。
もはやこれぐらいの言葉になると、エロく聞こえるどころか爽やかにすら聞こえる。

ところで先日、行政だか業界団体だかが新たなライブハウスの感染症対策ガイドラインを発表していた。
簡単に言うと「100%収容するなら声出しは1曲の25%まで」というものだ。
25%って何やねんって話なんだが、チョメPもそれに乗っかっていた。
(そもそも100%収容ではないので、あまり気にしても仕方ない気がするが)

曲振りのMCにおいて…。

「次の曲は200小節ある、50小節は声を出していい、『おちんちん』と『YEAH』だ!」

ライブとは不思議なものである。

そう煽るチョメPの姿を観たら、自然と涙がこみ上げてきた。
きっと俺がライブに求めているのはこういう感情なんだろうなと思う。

今回のライブに関して言えば、単純に有名曲を待ってました、ということではない。

おそらく俺だけでなく会場にいる全ての人がこの瞬間を2年半待っていたのだ。

おちんちんで1つに繋がる瞬間を待っていたのだ!!!!

ということで「おちんちんYEAH」最高だったなwwww

でも、テンションの上がりすぎたチョメPは尺をミスっていたwww

盛り上がったところで、ハンドマイクに持ち替えて「バカとサリー」である。
簡単にいうとギャップが凄いんだけどww

あくまでも個人的に思うところとしては…。
こういう曲の方がチョメPの本質なんだろうなぁということだ。

ロマバカ以前の活動は知らないが、歌詞にしても歌い方にしてもチョメPの人間味を感じることができるだろう。

もちろんエロい部分も本質ではあると思う。
三国志もプロレスもサウナもそうだ。

結局、エロもバカもエモも、全てにおいてチョメPの本気さや真面目さが伝わってくるのがロマバカの魅力なんだよな。

本編ラストは「ライフイズワンダフル」で締められた。
(追記:「カントリービアー」だったかも?)

まさにコロナ禍に発表された曲で、ライブに行けることの喜びを改めて感じられる曲だ。
この日はヨーコパートの歌詞もワンマン仕様に少し変わっていた。

ロマバカのワンマンに来れてよかったなぁ、と思いながら本編が終わった。

アンコールでも声を出せるのは久しぶりだ。

いよいよ本当の終演が近づいてきたな、と少ししみじみしていたが…。

アンコール1曲目は「おっぱいは大きさじゃないぜよ」だったwww

何気にライブで観るのは初めてだなぁ。
思ってた以上に楽しいな、これwwwww

最後の曲となるアンコール2曲目は「またいつか、じゃあなオツカ」だ。
これもまたワンマンでしか観たことがないし、最後にふさわしい曲である。

アウトロ中だったかな?記念撮影もして、これにて終幕である。

物販では、パスを購入。

あとガチャ(金の玉を引くやつww)をやってバッジをゲット!

連れて行ったゆっくんも楽しんでいたようで何よりである。

また毎度のことだが、同行したまれさんには感謝が尽きない。
俺が今こうしてロマバカを楽しめているのは、そもそもはまれさんのおかげである。

ちなみに入場特典でもらったラババンは…。

外そうと思って千切れてしまった…。
悲しみである。

まとめ

ライブハウスの前では、ヒミツノミヤコがフライヤーを配っていた。
名前はよく見かけるがライブを観たことはないので、気になる存在ではある。

また、虎の子ラミーもフライヤーを配っていた。

夏ぐらいからツアーとワンマンに向けての宣伝をよくしており、ライブを観るたびにこのフライヤーをもらっている気がするww
この日のゲスト出演もなかなか良かったし、他に優先すべき予定も入っていないので、ようやくだがワンマンのチケットをポチってみた。

アラウンドザ天竺のロンドンタナカと僭越もいた。
他のメンバーもいたかもしれないけど、少なくとも一緒にはいなかった。

ラミーにしてもアラ天にしても…。
こう考えると、俺はロマバカ周りのバンドをよく観ているなぁ、と改めて思った。
対バンなどで観る機会が多いから当然ではあるんだけど、ラミーやアラ天は82刑とも対バンするしね。

今回のロマバカのワンマンは、冒頭にも書いた通り、チョメPにとっては「亡霊の成仏」だったようだ。
それはメンバーにとっても、周りの仲間にとっても、ファンにとっても同じだったのかもしれない。

それを観ることができて非常に良かった。

また、チョメPは演者としてだけでなくAdmのスタッフとしても苦難の日々だったはずだ。
俺は詳しくは知らないが、時にはAdmのために一肌脱いでコピバンをしていたらしいし。
それについては俺は詳しくは知らないけど。

ロマバカは2年半前よりも着実に成長している。
バンドとしても集客としても、それは間違いないだろう。

コロナ禍で一度折れても立て直して、できることをシコシコと頑張り続けた成果だ。

これからまだまだ一皮むけたロマバカを観れそうだな、という硬い確信を握りしめて帰路についた。

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