何やらそれなりに有名そうなドラマーが主催をしているサーキット「切磋琢磨」である。
コンセプトとしては、「一番良いライブをしたバンドがヒーロー」みたいなことをアナウンスしていたように思う。
サーキットのコンセプトとしてはかなり有能だ。
その上で、気に入ったバンドがいたら物販や手売りチケット買ってね、ということで割引券も配布された。
それぞれ500円ずつの合計1,000円なのでかなりの太っ腹である。
サーキットは知らないバンドを観る絶好の機会だ。
普段あまり観ない下北沢系バンドの出演も多そうだし。
しかし、個人的には先日のトーキョーコーリングで観れなかったGrand chocol8とアラウンドザ天竺を観るという目的が主である。
いや…。
っていうか、この2バンド…。
なんか出演者の中でも異色感あるなwwww
(朝食 / バインミーバーバー)
まず腹ごしらえである。
先日、同じく下北沢で開催されたえるフェスこと新刃祭では、店舗とのコラボもあった。
そこの店舗で購入をするとバッジがもらえるというものだ。
しかし、3店舗中1店舗しか行けなかったし、バッジが余っているらしいので行ってみることに。
ということで、バインミーバーバーにて。
朝っぱらからそんなに食えないと思って軽めのやつにしたんだけど…。
このピーナッツのやつめちゃくちゃ美味いな!
っていうか…。
本日は下北沢のサーキットだし、別にええやろ…。
と思って、えるフェスのTシャツで来てるww
この赤いのかっこいいなと思って、通販で購入したのだ。
Lサイズが欲しかったんだけど、売れ切れてて仕方なくMサイズを買ったわけだが…。
これを着たいがために気合で減量したwww
Grand chocol8 / 下北沢Flowers Loft
本日のお目当て。
トーキョーコーリングではTTの都合上、途中で離脱してしまった。
わりと早い時間だからか、少し離れた会場であるFlowers Loftだからか、アウェイのサーキットだからか…。
あんまり客は入っていなかった…。
と思ったんだけど、イベント全体的に客が少なかったっぽいな。
—
ぐらんぱちは観るたびに、バンドとしてかなり形が整ってきたように思う。
動き始めたころは時間枠の中でも4曲しかやらなかったりしていた気がするが、この日はSE以外に6曲だ。
「天性のドロドロ」や「Reactor」はもちろん好きだが…。
デモ音源を聴いた時にかなり気に入った「ヤコウチュウ」をようやくライブで観ることができた。
他の曲とは違い、色気のあるしゃおぴの歌い方が印象的で非常に良かったと思う。
(いや別に、普段とか他の曲で色気を感じないというわけではない!!)
しゃおぴのMCもなんとなく本来のエモさを取り戻してきた気がする。
ここのところはコロナ禍やぐらんぱち始動などで、どことなくMCにも不安や焦燥を感じていた節がある(それもまた良いんだけど)
Nostyle卒業なども影響しているかもしれないが、改めて前向きさを感じた。
—
上記の通り、物販の割引券もあったので、ようやくぐらんぱちのグッズを買ってみたww
いつまでもちょこはちのグッズを身につけているわけにもいかない。
ちなみにこの日は、ぐらんぱち好きの友人Aoyiくんは体調不良で不参加。
かわいそうなAoyiくんである。
しかも、切磋琢磨と別にシャングリラのNEEワンマンをハシゴしようとしていたので、本当にかわいそうである。
(Aoyiくんに限らず、ちょいちょいお見舞いチェキやお見舞いパスを買ってる気がするww)
ついでにお見舞いがてら看板写真でも。
ちなみに、巷のサーキット請負人であるスーパーキャッツクリエイティブの社長は…。
「割引券は良いシステムだと思う」
と言っていたので、自身のイベントにも取り入れていただきたいもんだ。
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ライブでの話ではないが、この日の夜にぐらんぱちからお知らせがあった。
「天性のドロドロ」のCDが発売されるとのこと!
ようやく正式な音源リリースである。
先日MVの撮影もしてたみたいだし、いろいろと楽しみなことが多くて期待できそうだ。
(何のMVかは知らないが順当に考えれば天ドロだろうか)
(昼食 / すぱじろう)
昼食はいつものすぱじろうである。
バインミーはぐらんぱちで消化してしまったので、とりあえずエネルギーを補充した。
今更気づいたけど、店内にはこんなリキュールが置いてあった。
ミツバチはすぱじろうとコラボすべき。
—
ちなみに、いつも喫煙所として利用していたセブンイレブンが潰れてしまっていた…。
他にも喫煙所の候補は色々あるんだけど、せっかくなので喫煙所を求めてミカン下北沢へ。
かなりオシャレな街並みやなぁ。
下北沢という街は来るたびに景色が変わっている気がする。
この日の下北沢は、カレーフェスティバルもやっていた。
シロとクロ / 下北沢MOSAiC
完全に初見。
いろんなとこで名前見るよなぁと思ってたので観てみた。
たしか、ぜろフェスだったかな?
何かでチラッと予習した時に良さげだった記憶がある。
見た目も曲も爽やかロックな4ピースで、レフティのギタボが印象的。
どこが本拠地かはわからないが、下北沢!って感じのバンドだった(語彙力)
シャンプーズ / 下北沢MOSAiC
主催サーキット以来だから8か月ぶりぐらいの観覧。
もともと観る予定ではあったが、リストバンド交換時にフライヤーを配っていて好印象だった。
正直なところ特に好きだという意識はないんだけど…。
定期的に無性に観たくなるんだよなぁwww(特にギター)
モザイクは慣れてるからかリハも手短に切り上げて、本編でやらない数曲を演奏。
なんとなくふざけてる印象はあるんだけど、本編のラスト2曲は特にかっこよかったな。
久々に観れて良かった。
アラウンドザ天竺 / 下北沢近松
7月に閉店してしまったプラKで観たのが最後だと思うから3か月ぶりぐらいの観覧。
ぐらんぱちと同じくコーリングで観れなかったのでほぼ本命として。
まず衝撃を受けたのが…。
ロンドンタナカがセンターに戻っていたことだww
あと、アイバニーズの7弦を使っているのも、おそらく初めて観た。
(「#マイニューギア」のネタ元??)
新曲の「タナカ」(正式名称・表記知らんww)も観れて良かった。
ホント何なんだろう、この曲はwww
あと、やっぱアラ天は「ミラクル崎体育」だな。
めちゃくちゃかっこいいと思うし、非常にアラ天らしくて好き。
—
はっきり言って客入りは良くなかったが…。
本人たちも、ちょっと場違いなラウドロックバンドだという認識はあったようだww
個人的には珍しくアラ天をのんびり観ることができてそれはそれで良かったし…。
物販に寄ったのも初めてかも?
どうしても欲しかったロンドンタナカのソロCDや、安くなっていたラババンを購入。
ソロCDは帰宅後に聴いてみたけど、とにかくひどいwww(めっちゃ褒めてる)
いずれ弾き語りライブにも行ってみたいもんだ。
CIVILIAN / 下北沢MOSAiC
完全に初見だが、プライオリティー高めに考えていた。
少し前にAoyiくんが「CIVILIANは良い」「元々ボカロPで…」みたいなことを言っていた。
フーンと思って聞き流してたんだけど…。
よくよく名前を聞いたらコヤマヒデカズとのこと。
なんだと…!
あのコヤマヒデカズなのか…!?
7年前にギタマガとIAのコンピアルバムが発売された。
俺はそれをIA曲のバイブル的にかなり聴いてたんだけど…。
そこに収録されているのがコヤマヒデカズである。
(他にもSUGIZOや滝善充など、著名なギタリストが多く参加している)
ということで、CIVILIANに興味津々になったわけよ。
—
それほどの(少なくとも俺の中で)大物となれば、入れなくなるかもしれない…。
と強い懸念をしていたので、かなり早めにモザイクへ。
結果的には余裕で入れたし、始まってからもキャパに比してそこまで人は集まっていなかった。
なんて贅沢なんや…。
CIVILIANの曲自体はほぼ予習してなかったんだけど、とにかくめちゃくちゃ良かったなぁ。
曲も演奏も歌もMCも良いし、はっきり言って他のバンドとは次元が違った。
これだけで元が取れてしまう贅沢の極みというやつだ。
帰宅後に早速サブスクでDLして聴いてみている。
歌詞はかなりクセが強そうだけど、全体的に世界観が確立されてて良き。
ユレニワ / 下北沢ReG
完全に初見。
名前はよく見かけるので、せっかくなので観てみることに。
なんとなくアンニュイな歌声で、わりとスタンダードなロックかな。
曲構成やコードなどやや複雑そうなものもあり、物語性のようなものも感じた。
ギターを使い分けてたのはチューニング違いだろうか。
(夕食 / COSMOS)
いつものライブよりも早い時間に切り上げたので、下北沢で晩ご飯を食べて帰ることに。
カレーフェスティバルをやっているので、スープカレーを。
すぱじろう同様、下北沢に来るたびにここで食べてる気がするなwww
ライブハウスに行くとどうしても良い立地にあるもんだからさwwww
たまには他の店にも行きたいけど、どこも混んでるしなぁ…。
まとめ
この切磋琢磨というイベントは初めての開催だったようだ。
出演しているバンドのジャンルや規模は多岐に渡っているように思えた。
俺としては、ぐらんぱちとアラ天とCIVILIANが被りなく観れただけでかなり満足度が高いのだが…。
とにかく思ってた以上に客が少ない、という印象だった。
上記のようにジャンルが曖昧だからなのか…。
同日の競合イベントが強いからなのか…。
公式の告知が弱かったからなのか…。
例えば、アラ天なんかにしても、もう少し親和性のあるバンドがいても良かっただろうなぁ。
「アラ天と虎の子ラミーが観れるなら行こうかな」みたいな層も多いだろうし。
客が少ない中でゆったり観れた、というのは良いことかもしれないし、お得だと考えることもできる。
でも、基本的にはライブは客がいっぱいのフロアで観たいのだ。
そのあたりはよくわからないが、コンセプト的にもサービス的にも演者的にも伸び代を感じるイベントだったので次回以降にもかなり期待している。
いわゆる下北沢系のバンドにあんまりピンと来ていない俺だがww
やはり下北沢のサーキットは楽しいもんだ。
特に今回は、ライブ以外に街そのものもよく楽しめた気がする。
ライブの密度や内容としては通常の対バンイベントの方が良いんだろうけど…。
サーキットやフェスというのは適度に自分のペースで気分転換もできるし、疲れという感覚が少ないのよね。
最近はサーキットイベントが増えてきている。
はっきり言って玉石混交だし似たようなものも多い。
昔からやってるようなイベント以外は、残ったり拡大したりするのは難しいかもしれない。
その中でも、明確なコンセプトや独自性のある面白いサーキットイベントに出会っていきたいものだ。
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