2023/05/13(土) MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 吉祥寺 2023 / 吉祥寺

音楽

この日は、もともとBBQの予定が入っていたが、天気予報が雨とのことで中止になってしまった。

雨なので出かける気にもなれないのだが、急遽予定が空いて暇になってしまったからには仕方ない。

ミミノコに行くしかねぇ!

しかし、一方で…。

もともと行く予定だった友人のAoyiくんは、体調不良のために行けなくなってしまった。

ということで、Aoyiくんの遺志(生きている)を継いで行くことに。

ライブ観覧

いつものようにキャスをしながら運転していたのだが、思いのほか盛り上がってしまい、道を間違えるという痛恨のミス。
吉祥寺だからと思ってナビなしで行ったのも良くなかった。

到着が予定より遅れてしまった上に、リストバンド交換の列が長い…。

そのままシータでサバシスターを観るつもりだったが、ほぼ入場規制ながらなんとか入れたものの、あんまり観れなくて離脱。
観たうちに入らない感じなので、次から本編スタートである。

Atomic Skipper / STAR PINE’S CAFE

初見。
スタンダードな4人組パンクバンド。
静岡と言ってたかな。

パワーのある女性Voで良かったと思う。
YouTubeで予習したときはあんまりピンと来なかったけど、やっぱこういうバンドはライブやな。

なんとなく名前はよう観るバンドなので観れて良かった。

CIVILIAN / STAR PINE’S CAFE

本日のお目当て。
半年ぶりぐらいの観覧、コヤマヒデカズは2週間ぶり。

本当はこの前に、ちょっと遠い別会場のカザマタカフミを観たかったが、CIVILIANのために前枠から観ていた。
結果的にキャパに余裕はあったので、それでも大丈夫そうだった。

ちなみにスターパインズカフェでは、ずっと2階のテーブル席に座って観ていた。
フロアの前の方で観るのはもちろん楽しいけど、たまには俯瞰的に観てみるのも良いものだね。

この日のイベントには、ある1つの大きな意味がある。

それは空想委員会の三浦委員長(三浦隆一)の追悼であるということだ。
病気を抱えながらも活動を続けていた三浦委員長だが…。
空想委員会がミミノコにブッキングされたあと、開催の1か月ほど前に亡くなってしまった。

コヤマヒデカズはMCで、三浦委員長とのエピソードを話していた。

「思いつめて歌っているね」と言われたそうだ。

それがCIVILIANの魅力の1つだとも思ってたけど、コヤマヒデカズとしてはショックだったようだww

新曲も織り交ぜたセトリの中、そんなMCのあとにこの日の出番を「灯命」で締めたのは名演だったと思う。

空想委員会 / STAR PINE’S CAFE

…の予定だったけど、追悼枠に。

CIVILIANが出るのでそのまま観てみた。

空想委員会は、Aoyiくんがかなり前から推していたが…。
俺は触れることなく過ごしてきてしまっていた。

CIVILIAN(+どこかのギター)がバックバンドで、コヤマヒデカズと別バンドのボーカルが入れ替わりで歌っていた。
曲は空想委員会のカバーである。
さすが人気バンドだけあって、いざ聴いてみると良さげな曲が多かった。

ここでもコヤマヒデカズは、空想委員会とのエピソードを話していた。
空想委員会が結成したてのころに対バンをして、そのころから凄かった、という内容だ。
(当時のコヤマヒデカズはおそらく別名義だと思われる)

会場全体になんとなく緊張感はあったが、変に湿っぽくもなく、わりと和やかな時間が作られていたと思う。

南無阿部陀仏 / WARP

初見。
王道的な青春パンク。
名前はよく見るものの、以前YouTubeで観たらなんか好みとは違ったので今まで観てなかった。

ただ、ライブはかなり楽しかったなww
会場もパンパンだし、観て良かった。

Ezoshika Gourmet Club / WARP

初見。
YouTubeで予習したらわりと良さげだったので観てみることに。

ツインギターやシンセ、同期やサンプリングパッドなどもあり、華やかなサウンドだった。
ファンキーなシティポップみたいな要素もあり。

かなり良いバンドだと思ったけど、思ってたほど客は入ってなかったな。
今後もちょっと注目していきたい感じではある。

なんかチョメチョメしたい、みたいなことを言っていたww

レルエ / WARP

初見。
Aoyiくんがかなり前から推してるけど、観る機会に恵まれてなかった。

ギタボ、ベース、バイオリン兼シンセ兼マニピの3人編成だ。
Aoyiくんからはバイオリンがいると聞いていたので、なんとなくよりクラシカルなバンドかと思っていたが…。
バリバリのエレクトロポップという感じで、バイオリンもエレキだしギターやベースよりもペダルボードがでかいww

ところで、ミミノコでは幕間に出演者の楽曲が流れている。
(おそらくそのハコごとの出演者の曲だと思われる)

WARPに入ってから、幕間に流れてた曲でめちゃくちゃ好みの曲があった。
そこらにいるスタッフに、これは何のバンドか、と聞きたくなるほどだ。

ちょっとそれが心に残ったまま観ていたんだが…。

レルエの曲だったーーー!!!

演奏を観ていてサビで認識したんだが、ちょっと感動してウルウルしちゃったもんなぁww
いや、もしかしたら違う曲かもしれんけどwwww

とりあえず貼っておこう。
めちゃくちゃかっこいいと思う。

ライブが良かったというのもあるんだけど、とにかく全体的に曲が良かった。
帰宅して早速、サブスクで一通りDLした。

Cö shu Nie / CLUB SEATA

初見。
Aoyiくんが観た方がいいと言ってたので観てみた。
最後の半分ぐらいしか観れなかったけど、難易度の高い楽曲とギタボの歌唱力が凄かったな…。

THE BACK HORN / CLUB SEATA

初見。
意外にも初見、と言った方がいいかもしれん。
フェスの常連だし9mmともよくやってたし、もちろん知ってるんだけど、観たことはなかった。

ミミノコは若手の登竜門的な要素が強いと思ってたけど、こんな大物が降臨するとはww
お目当てではないが、個人的にはかなりテンションの上がったブッキングだ。

転換中に前の方に移動して、5列目ぐらいで観覧。
シータは前の方だと音が悪いし、後ろの方だとハリが邪魔だし、なかなか悩ましいところだ。

最小限の編成であれだけの勢いと落ち着きを出せるのはさすがベテランだなぁ。

イベントの締めくくりに相応しいライブだったね。

まとめ

そもそも追悼枠という言葉が正しいかどうか知らないが…。

フェスなどにおける追悼枠というのはかなり特殊な現象だ。

言い方を変えると、そのイベントにブッキングされてから開催されるまでの間に亡くなっている、ということになる。
つまり追悼枠というのは、ほとんどの場合、開催直前に亡くなっているのだ。
本来であれば、その時間その場所にその人がいたはず、というのをより顕著に感じるだろう。

別途設けられた追悼イベントとはちょっと違うのだ。

2019年のアラバキに行ったとき、ヒトリエが追悼枠になっていた。
それもまた開催直前にwowakaが亡くなったときだった。

願わくばそういう場面には出くわしたくないものだが、それ以来である。
ヒトリエの追悼枠は観ていないので、追悼枠として観るのは今回が初めてかもしれない。

俺は空想委員会の枠を2階から観ていた。

CIVILIANの枠のときから、1階のフロアの真ん中ほどに、空想委員会のタオルをかけた女性ファンがいた。
目立っていたのでなんとなく気になったんだろう。

他にも空想委員会のファンは多かったと思う。
熱心なファンはどんな気持ちで今日を迎えて、どんな気持ちでこの演奏を観ていたんだろうか。

彼女たちが少しでも前向きな気持ちになれたことを願うばかりだ。

あと今回、とにかく改めて思ったことがある。

やはりAoyiくんが勧めてくるバンドは間違いがない、ということだ。

CIVILIANもレルエも、そして空想委員会も。
初めて名前を聞いたのは、Aoyiくんの口からだった気がする。

そのあたりのバンド情報を、俺よりも早く幅広く押さえているのだ。
しかも、Aoyiくんのフィルターによって、主に俺が好きそうなものをレコメンドしてくる。

Aoyiくんは数年前からレルエが良いと言っていた。

しかし、俺としては、本人たちのライブの少なさもあって観る機会がなかった。
いつぞやの見放題で観るつもりだったが、出演辞退だか中止だかになって逸してしまった。

満を持して実際に観てみると、かなり好きな感じだったので…。
Aoyiくんから薦められたときにちゃんと聴いておけば良かったな、とちょっと後悔している。
ライブを観て判断したい、みたいなことを言ってる場合じゃなかったwww

そんなことをボンヤリ考えていたんだが…。

あれ?

3年前に観たことがあったww
しかも、わりと気に入っている感じのツイートだwwww

メトロックの配信で観てたようだ。

気に入っているわりには、そっからサブスクなどに流れていないのは俺の落ち度だな。

いや、そもそも配信ライブってのが、俺にとってはその程度のインパクトしか与えられないってことなんだろうな。

とにかくこれからはもうちょっと真面目にAoyiくんのレコメンドを耳に残すように心がけよう。

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