2023/05/03(水) OBARA RYO presents 迷フェス2023 BIRTHDAY ONE-MAN / 赤羽ReNY α

音楽

俺は基本的に祝日も仕事なんだが、この日は祖母の誕生会があったため仕事を休んでいた。
俺ぐらいの年齢で、祖母が生きているというのはありがたいことだ。

朝から親戚の集まりに参加して、ちびっ子たちと戯れていた。

子どもというのは良く悪くも純粋で、まるで心が洗われるようだ。

そんな貴重な時間も夕方には終わってしまった。

せっかく仕事を休んでることだし…。
この休日を精一杯エンジョイするためには夕方からであっても出かけるしかない。

さて、まるでちびっ子と戯れるような心が洗われる遊びはないもんかな。

ライブ観覧

ということで、赤羽レニーに向かうことにした。

時間的に車で行くと間に合いそうにないので、電車で行くことに…。

電車はなんてめんどくせぇんだwwww

いや、早いんだけどさ…すげぇ混んでるしさ…。

スタート時間の10分ほど前に到着。

当日券で入場した。
ワンチャン紙チケの半券もらえないかなぁ、と思ってたけどもらえなかった。

小原涼

1か月ぶり、ワンマンは4か月ぶりの観覧
ちなみに今年はバンドのときしか観てない。

スタート時間になると、スタッフからのアナウンスがあった。

どうやら【小原涼が喉を痛めて声が出せない】とのこと。

ふむ…。

その時に俺が思ったのは「帰ろうかな」ということだ。

普通に考えれば、中止の上で払い戻しor振り替えという措置が妥当だろう。
たとえ遠方から客が来ていてもそうあるべきだ。

それはライブの完成度という意味でもそうだし、本人の状態悪化が心配なので休め、という意味合いもある。

払い戻しがなかったとしても、時間の無駄だから「帰る」という選択肢が頭をよぎったのは否めない。

フロアからも落胆や罵声が上がってもおかしくない場面なのだが、ちょっとザワザワしてるぐらいでわりと落ち着いている。
なんなら笑っている人もいるぐらいだ。

どういう状態かよくわからないままスタートして、映像が流れた。

映像では、撮影に関する注意事項を「NO MORE 映画泥棒」に扮した小原涼が説明しようとしている。

それにその場でアテレコする予定だったようだが…。

泣きながら声ガッサガサでワロタwwwwwwwwwwwww

これは神回の予感!!!!

帰ってる場合じゃねぇな!!!!!!

テンション上がってきたwwwwwwww

前半

まずは「キミ色「Happy☆peace」」からスタートだ。

たしか前回のワンマンのラスト曲だった気がする。
どういう意図か知らんけど、俺の中ではピースが繋がるような感覚だ。

でも、声は出てないwwwww

小原涼本人は泣いてるし、フロアは笑ってるし、カオスであるwww

その後も曲は続いていった。

基本的に声は出てないんだけど、泣いてなけりゃ歌えてはいる印象だ。

とりあえず、前回のワンマンではファンをゴミと呼んでいたが…。
今回は代わりに声を出すという意味で、声帯という呼び名になったwww

MCでは「初めての人もいるのに申し訳ない」みたいなことも言っていた。
確かに初見の人がどう思ったのかはわからない。

普通に考えれば、プロ失格というレッテルを貼られる状況だ。

本人としては悔しいだろうし、不甲斐ないと思ったことだろう。

思い返せば、直前にバタバタ準備をしてるし疲労や緊張でやられたのかもしれない。
もっと言ってしまえばワンマン前主催なんかも必要性が疑わしい。
(集客的な意味で必要なのかもしれないが、俺は個人的にはあまり良しとは思っていない)

でも、よく考えたら、そもそも普通の尺度で小原涼を測ることが間違っている気もするww

そんなことを考えながらライブを観ていた。

「step! step! step!」「フォレストアドベンチャー」など…。

適度に身体を動かしているうちに、声が出てないこともあまり気にならなくなっていた。
むしろそれで泣いてることが気になるぐらいだww

「Sunny Ship」では赤羽レニーの全面LEDにMVを流していた。

ここでのライブではそういう場面を何度か観たことがあるが…。
MVを観るべきかステージを観るべきか悩むところだ。

改めて観ると、このMVなかなか良いな。

コラボ

小原涼の出身地である会津の非公認キャラ「カッパぐりーん」とのコラボである。
今回のライブの大きな見どころのひとつだ。

カッパぐりーんの登場に合わせて、事前に配布されていた緑の手袋を着用。
宣伝部は有能すぎるのよwww

キンブレを持っている人は緑への切り替えだ。

まず、福島民謡「会津磐梯山」で踊りのコラボがあった。
カッパぐりーん、めっちゃ動けるのなwwww

その後、会津にまつわるジャスチャーゲームをやっていたが、さっぱりわからんかったwwww
お題が「ピンクまんじゅう」というのもひどいがwww

小原涼からは、カッパぐりーんへ曲のプレゼント。
おそらく同期はなしだったと思うが、バンドで盆踊り風のアレンジもされていて、なかなか粋な演出だったと思う。

そのまま、コラボとして「サークルゲーム」「One Punch Punish!」をやっていた。
カッパぐりーんは動くのが得意なようなので、振りがわかりやすく強調される選曲をしたんだと思われる。

思ってた以上にぐるぐるバットで回っててワロタwwww

アコースティック

より歌が映えるアコースティックパートであるが、この日の小原涼は声が出ていない。

とは言え、これまでの様子を観る限りだと、けっこういけるんじゃないかな、という感じもする。

会場全体に緊張感が漂う中でアコースティックの「Re:shine」が始まった…。

この日、一番、声が出てねぇwwwww

泣きじゃくる小原涼。

しかし、それを助けるように、フロアからは大合唱が始まった。

そして、泣きじゃくる俺wwwwww

ここんとこ観たライブの中でも屈指の名場面だな。
いや、歴代に観たライブの中でも、これほど名場面はあまりなかったかもしれない。

こういうのを現場で体感すると、ライブってええなぁってしみじみ思うね。

俺は、続く「リングリングソング」でも泣いててよく観てないwwww

後半

新曲「ビバ!バビデブー」が披露された。

フリーになってから初めての声出し可能なワンマンなので、声を出せる曲とのことだった。
わかりやすいタイミングで「ヘイ!ヘイ!」いう感じだったな。

間奏のラ〜ラ〜だっけ?
あのあたりはギターのメロに合わせて歌ってりゃ良さそうだったが初見でわかるはずもなくww
ギターの運指を見ながらそれっぽく歌っておいたwwww

そういう感じの新曲なので、今後のフロアの完成度がどんどん上がっていくだろう。

ここからアッパーパートに入るわけだが…。

なんかもう反射的に「ココじゃない透明」が始まったらスダさんの動向をチェックする身体になってしまったwww
おお、スダさん、かましてんなぁと思いながら楽しんでいたwwww

あと、今回特に思ったことのひとつとして…。

赤羽レニーのようなハコでバンドセットの「DAKEDO」はめちゃくちゃ強い。

今回はワンマンだったからその画像だったが、VJでもかっこいいと思うし…。
こういうのをもっとアピールしていきたいね。

「PUZZLE」では、前回同様に歌詞のリリックビデオが流れていた。
アコースティックパートでのファンの様子を踏まえて聴くと、より沁みる曲だったな。

ここでは宣伝部から配られたパズルのピースを掲げた。
曲中で裏にすることを忘れてしまったww

ラストの「ウォーターベル」では、配布された青いサイリウムを使用した。
この曲はめちゃくちゃ良いし、すげぇキレイなフロアだったな。

まさにありがとうという気持ちで、本編を終えた。

アンコール

アンコールでは、フロアからケーキと何かのプレゼントがあった。
何かは何なのかよくわからんかったwww

そーいえば本編の終わり間際に本人が「本編はこれで終わりであとはアンコールで〜」みたいなことを言っていた気がする。

予定調和のアンコールが好きではない俺でも、ここまで振り切ってると逆におもろいなww
ホント小原涼は普通の尺度で測ってはいけない。

「テンションノート」「Goodday!!」と続いて、ライブは終わりとなった。

その後、映像で今年の迷フェスの案内が流れている中…。

フロアは、そんなことより小原涼の喉は大丈夫なんだろうか、という空気が漂っていた。

とりあえず、今回の小原涼は8割ぐらい泣いていた。

まとめ

小原涼はMCで言っていた。

要約すると「小原には顔ファンがいなくて歌ファンばかりなのに、ちゃんと歌えなくて申し訳ない」ということだ。

たしかにそれはそうだな、と深く頷いた。

俺はこのライブに足を運んでいる以上、小原涼が好きなんだろうけど…。

果たして俺は、小原涼の何が好きなんだろうか。

俺は、小原涼というプロジェクトが生み出すライブが好きなんだと思う。

顔とか歌とかそういうピンポイントではない。
むしろ見た目やスキルというのは、良いライブを生み出すための1つの要素にすぎない。
逆に言うと、良いライブを生み出す者こそ美しいのだ。

小原涼が生み出すライブとは、ステージだけじゃなくてフロアもそうだ。
もっと言ってしまえばライブ時間以外の会場の様子や、ライブ前後のSNSの盛り上がりなんかもそうかもしれない。

その一連のコンテンツが好きなんだろう。

小原涼よりも、見た目が良い人や歌や踊りが上手い人はたくさんいる。

でも、小原涼よりも良いライブ空間を生み出せる人はそんなにいないと思う。
少なくとも同規模同ジャンルのアーティストの中に張り合える人はいないんじゃないかな。

しかも真似することもできない独自性がある。

小手先のテクニックじゃどうしようもないことが多いと思うんよね。

生まれ持っての人間性というかホスピタリティというか、純粋に愚直に真面目に取り組んできた積み重ねというか。
おそらく根本的にはそういうことなんよね。

よう対バンしてるような演者が多く観に来ていた。

仲が良いというのはわかるけど当然ライバルでもある。

どういう感想を持ったのか知らんけど…。

俺が同じ立場のライバル的演者や運営だったら、あんな凄いライブに居合わせたらもう廃業するよww

まともに歌えなかったら暴動が起きてもおかしくないのに…。
それさえもむしろプラスに変えられるんだから勝てるわけがない。

小原涼よりも良いライブ空間を生み出せるイメージがまったく沸かないのだ。

小原涼のライブを観るたびにそんなことをよく思う。
だからこそ観てられるんだろうな。

ありきたりな言葉で言えば、ナンバーワンよりオンリーワンである。

いや、俺はさ…。

別に小原涼に留まっていたくないのよww

より良い演者がいるはずで、常にそれを探してるんだけどなぁwww

まだしばらく、小原涼の上位互換は見つかりそうにないわ。

おまけ

この記事をここまで読んだあなたは、おそらく熱心な小原涼ファンに違いない。

さて、俺は1か月ほど前にYoutubeにオリジナル曲を投稿した。

Twitterなどで出している表向きのテーマは「疲れてる俺への応援歌」なんだが…。

本当のテーマは「小原涼」であるwwwww

ってのを意識して、じっくり歌詞でも見てみてwwwwww
(リフもちょっと透明をパk…参考にしてる)

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