この日は非常に大事な日である。
そう…。
俺の誕生日だ!!!
ということで、数あるイベントの中から厳選して自らの誕生日を祝うに相応しいイベントに行くことに。
っていうか…。
タイトルはなんとなく書いたんだけど、このイベントの正式名称ってなんなんだろww
ライブ観覧
吉祥寺のサーキットというのはどうしても移動範囲が広くなってしまう。
実際の距離はわからないが、例えば下北沢や歌舞伎町に比べるとどうしてもライブハウスの密度が低いのだ。
それでも今回は、シルバーエレファントやクレッシェンドなど、繁華街の外れにあるライブハウスが入っていないので比較的ラクな移動だったかもしれない。
閉店してしまったプラKに行くのですら、ガチっぽい恰好で一般人の多いサンロードを歩くのがちょっとしんどいと思ってたww
あんた何か / MANDA-LA2
完全に初見。
元「絶叫する60度」のもんてろの新バンドである。
当時は観たことがないので、もんてろは初見ではあるが…。
メンバーのZakuは、言うまでもなく何度か観たことがある。
なんなら、だから観る、みたいなところもある。
サポメンのドラムMARもお馴染みだし、ギターもよう見たらラストランプのギターだった。
そんなわけで初見ではあるが、わりと知ってる人たちだ。
あんた何かとしては、まだ始動したばっかりなのかな。
いつからやってるのかはわからないが、わりと最近に動き出したバンドのはず。
それでもフロアにはTシャツを着た人が多くいて、人気というか期待の高さを感じられた。
もんてろは数年ほどのブランクがあるはずだが、元々のファンたちなんだろうか。
ちなみに、もんてろは脚立を持ち込んでいたww
かなり歌いづらい体勢だとは思うが、なかなかおもろい演出だなぁwww
演奏としては、同期は最小限に抑えられていて、ほとんどが生演奏という感じだった。
生々しいロック色が強い反面、音圧的な物足りなさはあったかなぁ。
メロはわりと馴染みやすくて聞きやすい印象。
当時のもんてろがどれほどの実力だったかわからないが…。
ブランクもあるせいか、バンド全体としても、期待していたほどでは…というのが正直な感想だ。
(期待値が高すぎた可能性は否めない)
まだまだ始まったばかりのバンドだし、今後の動向と活躍はしばらくチェックしてみるかな。
アラウンドザ天竺 / CLUB SEATA
おそらく切磋琢磨以来だから3か月ぶりの観覧。
結論から言うと、今回のイベントの主役はアラウンドザ天竺であった。
直前になり出演できなくなってしまった出演者が何組かいて、その穴を全てアラ天が埋めていたww
結果的にアラウンドザ天竺として3ステージやることになり、ギターの僭越に至っては四丁目のアンナでの出演もあるので4ステージだ。
(昨年の見放題東京で穴が全部クリトリック・リスになったことを思い出したww)
さすが吉祥寺を代表するバンドのひとつである。
全てのステージを観たいという気持ちもあるが…。
サーキットというのは、どうしても他にも観たいバンド多いものだ。
逆に言うと、アラ天はどこかのタイミングで観れればいい、という判断もできるので自由度が高まる。
ということでいろいろTTを検討した結果、最初の出演かつ最大会場となるこのタイミングで観ることになった。
この出番でのポイントは…。
「四丁目のアンナでの出演を終えてから15分しかない僭越が間に合うのか!?」
ということになる。
多くの観客はそこを心配しながらスタートを待っていたに違いない。
案の定、時間になっても僭越が現れることはなかった…。
彼は間に合わなかったのである。
無情にも僭越以外の3人のまま「ヤバイ、新聞屋さん。」がスタートしてしまった。
しかし…。
誰もが僭越登場を諦めていた、そのとき!
演奏を中断させたロンドンタナカが後方に注目するように言うと…。
そこには扉から入る僭越の姿が…!!
…
…
…
いや、なるべくドラマティックに書こうと思ったけど無理だわww
ということで、間に合ったというか茶番というかwww
とりあえずクソおもろかったなwwww
僭越登場シーンは撮影可だったので、静止画を置いておく。
動画も撮ったけどそれは載せるのがめんどくさいので、公式Twitterアカウントがあげて動画を参照していただければ。
あまりにも美しいご到着の儀#武蔵野音楽祭 pic.twitter.com/C2laWiOgZ1
— アラウンドザ天竺 (@ARATEN_OFFICIAL) January 21, 2023
その後はいつも通りにアツいパフォーマンスを。
出演が多いので代表曲が分散するとは思うけど、とりあえず特に好きな「ミラクル崎体育」が観れたので良かった。
「グラビアチェック」もなんか久しぶりに観たような気がする。
やっぱアラ天はいいねぇ、すげぇ楽しいwww
—
さて、冒頭にも書いた通り、俺はこの日が誕生日である。
だから、できるだけ好きなバンドのグッズで日付が入ったものを集めようと思ってww
図々しいながらもスタッフの方にハピバのメッセージを入れてもらったパスを購入ww
あとロンドンタナカのバースデーステッカーもあったのでそちらも購入。
誕生日が近いどころか生年月日が近いのよねwww
なかなか良い買い物をした気がする。
—
アラ天が終わったあとに、某現場でよくお会いするMさきさんに会った。
アラ天なんて観るんだぁ、っていうかそもそもなぜこの武蔵野音楽祭に?と思ったけど…。
よう考えたら愛沢絢夏が出るもんなぁ、なるほど。
Mさきさんと言えば、聖飢魔Ⅱ好きでお馴染みだ。
アラ天は初めて観るようだったので、ちょっと興味を持ったら今後もしかしたら音源とかを確認するかもしれない。
だから、俺は先手を打っておいた。
「アラ天には『グラビア嬢の館』というトラックがあるんですけど、くれぐれもそれは気にしないでください」
愛沢絢夏 / BLACK AND BLUE
愛沢サーキット以来、3か月ぶりぐらいの観覧。
おそらく対バンとしてもサーキットとしても、武蔵野音楽祭には初出演を思われる。
出演者の発表があった段階で、なんか意外だなぁという気はした。
でも、よう考えたらシャッフルによく出てたし、呼ばれてもおかしくないよね。
俺がたまに言ってる「グッとくるブッキング」だと言える。
(ジャンルが外れない程度に珍しい組み合わせ=知名度やファンの拡大が期待できそうなブッキング)
(特に俺が追っている別界隈同士、または明らかな格上との対バンなどはさらに高ポイント)
そんなわけでいつも以上に楽しみな気持ちで愛沢絢夏を観ることに決めた。
あんた何かの出番の後に外でフライヤーを配っていたのも好印象だ。
虎の子ラミーと被っていたのは厳しかったが、まぁ虎の子ラミーの方が観る機会が多いだろうしとりあえず今回はパス…。
…するつもりだったけど、念のためグッズは身に着けているww
相変わらず節操のない恰好をしているし、俺はむしろ愛沢絢夏のグッズを持っていないんだよなぁ。
デザインも良いし、ラババンとかあればそのうち買おうかな。
—
さて、初めて行くハコだったが、ライブハウスというよりはライブバーに近い感覚だ。
ビルの階上だしドリンクカウンターが占めている割合が多い。
ジャンプとかしても大丈夫なんだろうかww
常連がどれほど来ていたのかわからないが、なんだかんだ最前ドセンで観ることに。
ガールズ系のイベントだとなかなかそんなとこで観る機会もないしなぁ。
「もしも今日世界が終わるとしても」では、愛沢絢夏が目の前の俺に向かって拳を突き出してきた。
なるほど、これはグータッチ的な合図かもしれない、と思って俺も同じ高さの拳で応じようとした刹那…!
愛沢絢夏は拳を開いてパーに…。
なにッ!?
じゃんけん…だと…!?
ハメられた…。
あと、ちょっとアウェイなサーキットだから、と思って油断していたが…。
「be crazy」では、空気イスもやっていた。
空気イスにしろスクワットにしろ、いつもは適度にサボろうとしているがww
最前ドセンで観ている以上、まったくサボれないwwww
最後は「OVER LIMIT」で締められた。
MVで使ってるのがシャッフルだったよなぁ。
とか思いながら、ちょっとエモくなりつつ観ていた。
—
再三に渡って書いているが、この日は俺の誕生日である。
ということで、ここでもハピバパスをゲット!
スタッフならまだしも、本人に書いてくれと頼むのはよりハードルが高いなww
というか、すげぇ久しぶりに愛沢絢夏の物販に行った気がする。
たぶん1年ぐらいは行ってなかったんじゃないかなぁ。
忘れられてるかもしれないと思って一応「宛名はひらがなでなおきで」と伝えたが…。
「の乱もつけとく!」と言われたのでなんとか覚えられてはているようだった。
(そーいや、虎の子ラミーのワンマン後にも認識されてたっぽいリプをもらってたような)
しかも、「ノ乱の由来ツイート見かけたよ!」と言っていた。
よりによって最も恥ずかしいツイートを見られていたようだwww
(休憩 / バインミーバーバー吉祥寺店)
食事休憩として、バインミーバーバーの吉祥寺店に行ってみた。
下北沢店には何度か行っているが、吉祥寺店は初めてだ。
名前は忘れたけどピーナッツのやつが好きなので注文。
温かいお茶もついてきたので助かった。
…が、今回のサーキット会場の配置を考えると、まあまあ遠いな、ここwww
MAYSON’s PARTY / WARP
完全に初見。
はっきり言ってしまうとこの後の就活クラブのために前乗りという感じ。
でも、さすがの武蔵野音楽祭だ。
ノーマークだったけどかなり良いバンドだった。
管楽器(名前がわからんけど、トランペットトロンボーンサックスだと思う)を含む7人編成。
いわゆるスカバンドなんだけど、個人的にはあまり観ないジャンルだったので新鮮で楽しかった。
ギタボのギターの構え位置の低さがわりとツボww
終活クラブ / WARP
完全に初見。
なんだけど、よく名前は見るし、とにかく周りの評判が良いし、メディアにもしばしば取り上げられてるし、どうしても観たいと思っていた初見の中の本命。
MCによると新潟のバンドらしく、失礼ながらもなんとなくギタボからは田舎の純朴少年という印象を受けた。
それが熱を持った歌を歌っているのがグッとくる感じだ。
ギタボはカッティングが主体なんだけど…。
もう1人のリードギターはモジュレーション強めの飛び道具的ギタリストで、そのコントラストも面白かった。
LUNA SEA有識者の俺からすると、見た目も含めてSUGIZOみを感じたwww
あと、とにかくキーボードが良かったww
あのキャラクターはめちゃくちゃ良いと思う。
ペットボトルを落としてたけど、あれは結局どういう使い方をするつもりだったのかめっちゃ気になるwww
Ailiph Doepa / CLUB SEATA
ロマバカのリリース以来かな、半年ぶりぐらいの観覧。
なんやかんや観る機会のあるバンドである。
そのままWARPでアラ天を観ても良かったんだけど、神激も観たかったのでついでに。
とは言え、知ってるバンドなのでわりと安心して観れる。
シータにかなり人がいっぱいに入ってたなぁ。
俺は荷物を持ったまま後方からのんびり観てたけど、かなりアツいライブで良かったと思う。
なんとなーく曲も頭に入ってきてるんだけど、交通整理の曲??は初見だと思う。
何言ってんのかはよくわからんものの、ライブとしては非常に良かったwww
神使轟く、激情の如く。 / CLUB SEATA
完全に初見。
有名なので観たいと思いつつ、なかなかタイミングが合わずに観れていなかった。
俺が知る限りでは、地下ラウドルでは一番凄い、と勝手に思ってるんだけど実際はどうか知らんww
壁際とは言え、前の方で観ていたからか…。
あれだけ激しい曲でオケだと、もう音がボーボーしちゃってようわからんかったな…。
でもライブ全体としては、めちゃくちゃ楽しくて良かったと思う。
半分ぐらいはフロアを観てた気もするけどwww
さすが有名アイドルだけあって、全体的にクオリティーが高かった気がする。
メンバーのキャラ付けもわかりやすいしMCや煽りも上手い。
個人的にはあんまり好きじゃないデスボですら、上手いなぁと思って感心していた。
メガネは歌も上手かった。
ただ、個人的な好みとしては衣装の統一感などは欲しいところ。
ちなみに、おそらくメンバーカラー赤の人が好み。
かなり高評価ではあるんだけど、根本的な好みの問題として…。
俺はラウドル好きってわけじゃないんだろうな、とも思った。
逆に、この手のジャンルの地下アイドルを観るならもう神激だけでいいわ、という気もした。
ロマンス&バカンス / WARP
当然、本日のお目当て。
年越しライブ以来の観覧。
他の現場で会うことの多いNルくんやMさきさんもロマバカを観るというのはなんとも嬉しいものだ。
せっかくなのでMさきさんの近くで、たまには上手で観ることに。
リハもそこそこに終わり、サービス的に数曲やって本番へ。
チョメPはフロアで客と円陣を作りつつ入場という感じだ。
半年ほど前から、チョメPは以前のようなヘッドセットに戻った。
また、コロナ禍におけるライブハウス事情も変わりつつあり、演者がフロアに降りるようなこともできるように戻ってきた。
(年越しライブのときも何度かフロアでパフォーマンスをしていたような記憶)
—
そのあとに続くザ・マスミサイルを意識してか、やたら「ロマバカは青春パンクバンドである」ということを強調していたww
だからなのか何なのか、わりとエモ要素が強いセトリになっていた。
セトリの早々に「カントリービアー」をやっていたのは、それを顕著に示す現象だったかもしれない。
サーキットという場で「おちんちんYeah!」も「OH! NO! 煩悩」もやらなかったのは珍しいんじゃないかな。
いや、冷静に考えたらサーキットこそやったらいかんのかもしれんけどwww
しかし逆に、いつもは完全にエモに振り切る「バカとサリー」の歌い出しでふざけていたww
俺は知らないが、ザ・マスミサイルの曲を歌っていたようだ。
そーいや、ザ・マスミサイルは吉祥寺のバンドだっけ?そういうリスペクトなのかもしれないなぁ。
ふざけている時間が長かったせいか…。
ラストの「ライフイズワンダフル」はアウトロのみの演奏となったwww
いや別に、何度も観てるからたまにはこういうのでもいいんだけど、好きな曲なのにwww
ということで、本日3枚目のハピバパスもゲット!
朝から1日中サーキットを回って、最後にロマバカで締めるのはなんとも楽しいもんだな。
(そういうことがわりとよくあるww)
まとめ
知ってるバンドと初見のバンド(とアイドル)とバランスよく観れた。
そういった意味でも、サーキットとして充実度が高かったと思う。
2023年初めてのサーキット参戦、というか対バンイベントとしても2023年初めてだ。
好きなアーティストを観たいというのは当然だ。
でも、それと同じぐらい初見のアーティストを観たいというのがある。
—
1月生まれの人間は、その年とその歳の目標のようなものを考える時期だ。
今年も今回のような良いイベントに行く機会があるといいなぁ、と改めて思った。
結局のところそれは、如何にまだ見ぬアーティストに出会うか、ということでもある。
あと、年々少しずつではあるが、着実にライブ現場での知り合いも増えてきた実感もある。
今回のMさきさんなんかは好例だが、よく会う現場ではない別の現場で会うというのはちょっとキュンとしてしまうww
そういう繋がりからも興味の幅が拡がったりするので重要だ。
むしろそういう要素がないとなかなか拡がらない。
このブログなんかもそうで、ライブに行った人はもちろんだけど、行ってない人にこそ読んで欲しかったりするのよね。
俺に関わる全ての人に感謝が尽きない。
そしてまた今年もよろしくお願いします。
良い誕生日でした。
さて、いろいろと書いたけど…。
今回のイベントの感想を一言でまとめると…。
やっぱ吉祥寺はアラ天だなwww
もう俺の中では、前田太尊みたいなもんだよwwww
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