半年ほど前だろうか。
シンガーソングライターの智子(以下、ともちゃん)がこんなことを言っていた。
「まれさんが推してる小原涼さんを観たい」
ふむ、なるほど。
まれさんは早速、ともちゃんの分のチケットを押さえていた。
んで、ともちゃんと仲の良いゆっくんも巻き込まれww
じゃあ、ともちゃんやゆっくんが行くなら、俺もまれさんが推してる小原涼を観に行きますかね…。
ということで、新生まれ四天皇みたいな編成で乗り込むことに。
しかし、ポンコツがポンコツを観てもポンコツが加速するだけでは?
という不安は拭えない。
—
ところで、一昨年のミツバチロックサーキットをふと思い出した。
友人でもある智子に「出演者募集してるから応募してみれば?」と斡旋しておきながら…。
智子と小原涼の時間がちょっとかぶってたので、小原涼を観に行ってしまって本当にごめんなさいww
(ちなみに昨年のちょこフェスはしゃおぴと被ってたのでごめんなさい)
ただ、この記事の読者にまず知っていただきたいことがある。
智子は非常に良い歌を歌うシンガーだ。
フロアの雰囲気も良いし、観ているとわりと平和な気持ちになる。
個人的には、小原涼・日乃まそら・智子はなんとなくジャンルが近いんだよなぁ。
それぞれちょっとずつ親和性がある、みたいな感じ。
俺の中では平和の象徴トリオである。
音源とかもあるので、気が向いたらぜひチェックしていただければ幸い。
昨日はずっと気になっていた
小原涼さんのワンマンへ🐾究極の愛され力とお客様の一体感を
全力で感じた2時間でした✨活動に対する想いも共感が溢れてウルッと😢
そしてご本人は素晴らしくポンコツらしい笑最高に可愛くてカッコ良い姿にたくさんパワー貰いました!#小原涼渋谷asiaワンマン pic.twitter.com/I7fH6p0CpG
— 智子@1/15 川崎銀座街 (@tomoko_121212) January 8, 2023
—
さて、この日は、工事のために山手線が停まっていた。
つまり、俺は電車で渋谷に行くことができない。
ライブのチケットを持っているが、こうなってくると残念ながらライブを諦めるしかない。
今までありがとう、さようなら、小原涼。
…
…
…
しかし、よく考えたら…。
俺はふだんから基本的に車で渋谷に行ってたわwww
ライブ
突然だが、2023年からこのライブ観覧ブログのフォーマットをちょっと変えてみる。
見出しというか目次の階層をこれで統一したい(必ず統一されるかどうかはわからない)
あと、毎年言ってるけど、とにかくブログの文字数を減らしたいww
いや、そもそも2023年もブログを書き続けるのかな…。
この今年最初のブログを書いてしまったら、また年間書き続けなければならない。
まだ間に合う、辞めるなら今だぞ、なおき!
…
…
…
はい、おとなしく書きます。
小原涼
5か月ぶりの観覧。
ワンマンとしては、8か月ぶりだろうか。
さすがにここまで間が空くと、もう本人にも忘れられているだろうし、宣伝部としても除籍になっているはずだ。
—
少し時は遡り、2か月ほど前の10月末。
俺は、ゆっくんまれさんスダさんと共に東京競馬場にいた。
のちに伝説として語り継がれるであろう天皇賞秋を観戦していたわけだ。
すっかり競馬熱が上がっているときに、ふとTwitterを見たら…。
完成度の高いアグネスデジタルのコスプレをした小原涼が目に入った。
ライブ現場に行ってないのにやたら盛り上がる4人www
そんなこともあり、勢いでチェキとワンマンのチケを買ってみた。
小原涼の通販チェキはかなりちゃんとしているわりに価格が安い。
HZKパーカーと並んで、俺の中ではお買い得通販商品の代表格だ。
さらに、このチェキのためにわざわざデジたんのセリフを調べたんだと思われる。
ちょっとしたことでもそういう気遣いというか努力は本当に素晴らしいことだ。
メッセージや宛名では、やたら俺が宣伝部であることが強調されていた。
どうやら除籍にはなっていなかったようだ。
オープン~スタート
さて、ライブ当日は…。
冒頭に書いた通りなので、まずはまれさんゆっくんともちゃんと合流した。
ま「私は撮影があるので先に入ってます、お2人のエスコートをお願いします」
な「そんなぁ…それじゃあ、まるで俺が積極的に2人を小原涼のライブに連れてきた熱心な宣伝部の人、みたいになるじゃないですか!」
とりあえずスタート直前に入場。
思ってた以上に多くの人が入っていた。
まぁ、ゆっくんとともちゃんもいるから、俺も一緒におとなしく後方で腕組みでもしながら観ようかな、という感じだ。
—
スタートするとまずはムービーと本人によるナレーションが始まった。
今回のワンマンライブは、ツアーファイナルという位置づけになっている。
各地で集めたピースを当てはめて、このファイナルでパズルが完成する、みたいな内容だ。
ちなみに俺はツアーには全く行っていない。
ここで言うピースとは、おそらくファンやその想いのようなことなんだろう。
それと共に各地で披露された新曲なんかもそうかもしれない。
俺はたまにTwitterで流れてくる新曲の動画をチラ見した程度でほぼノー予習である。
事前予習なしで、その場で初めて聴いたときに受ける印象を大事にしたいのだ(予習をサボった場合の模範解答)
前半
まず「Good day!!」から始まった。
いきなりキラーチューンの意外なスタートではあったが、適度に身体を温めるにはちょうどいいかもしれない。
「step! step! step!」を作ったのがベースの人なんだっけなぁ。
あやふやな記憶だがけっこう好きな曲なのでそんなことも意識しつつ観ていた。
演奏としても、低く構えるタイプのベーシストでかなりかっこよかったな。
「Sunny Ship」では定番とも言えるバナナパフォーマンスである。
ここまでの流れをなんとなく考えると…。
簡単に言うと、よーし、冒険に出発!みたいな印象を受ける。
最後のピースを探す冒険だろうか。
2021年のリリースツアーとワンマンもそんな感じだったな。
まぁそういう曲ばかりだから、そうなるんだろうwww
独立後1stアルバムのレコ発ライブでもあるから最終的には宝箱からアルバムが出てきたしwww
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そもそも『冒険』こそが小原涼の表現したいことなのかもしれない。
アーティストにしてもファンにしても、ライブには少なからず何かを探し求める冒険的な要素がある。
人それぞれ探し求めるものは違うが、そういう志を持った人たちの集まりこそがライブなのかもしれない。
もちろん曲によって主題は異なるが、小原涼の曲にはなんとなく共通してそんな要素が含まれている気がする。
見ようによっては、ライブや音楽の本質に近いところにいるアーティストなのかもしれないな…。
…などと考えながら、ライブを観ていたが…。
「フォレストアドベンチャー」で行進している間に忘れたww
—
「RAKUYOU SPLASH!」は初めて観た曲である。
タオル的なやつだったかな。
あんまり印象に残ってないので、復習が必要である。
また、前にもブログに書いたかもしれないけど…。
「POP STEP 脱兎!」はかなりすげぇ曲だなと思っているが、折り畳みについては甚だ疑問を抱いているww
この曲は本当にそれでいいんだろうか…。
いや、っていうか、卯年なんだからもうちょっとフィーチャーしてくれないとwww
後半
なんかこのあたりはムービーでミッションをやっていたが、細かい内容は忘れた。
一致団結しよう、みたいな感じだったと思う。
「サークルゲーム」では、じゃんけんによってTOとも言うべきやまちゃ氏がグルグルバットをすることに。
ワンマンだし適任とも言える。
そのことにテンションが上がり、当然のようにやまちゃ氏を観ていたが…。
あとになって冷静に考えると、眞鍋さんのギターソロを観ておくべきだったかもしれんwww
その後も畳みかけるように「One Punch Punish!」「ココじゃない透明」「DAKEDO」とキラーチューン連発だ。
「DAKEDO」も俺は初めてライブで観たことになる。
以前本人は、ツービートで歌うのが難しいみたいなことを言っていた気がするが、なんの違和感もなく歌えてたんじゃないかな。
(俺があんまり曲を理解してないだけの可能性あり)
—
MCを挟んで「PUZZLE」「ウォーターベル」「テンションノート」といずれも俺にとっては初めて観る曲が続いた。
そもそも「PUZZLE」は今回初めて演奏されたようで、スクリーンに歌詞が表示されていた。
本人としても特に歌詞を伝えたい曲のひとつなんだろう。
この3曲は、どれもわりとスンナリ入ってくる系の曲だった。
あまりトリッキーなことはなくて、シンプルに良い曲という感じだ。
「テンションノート」っていうぐらいだからとんでもないコードを使いまくってるのでは?と思ったが、そんなことはなかったように思う。
アンコール
たしかアンコールで、ファンからのプレゼントが渡されていたと思う。
他にもいろいろと有能な宣伝部の功績により、小原涼は泣いていた。
その結果、こうなったwww
スタッフさんが内緒でこんな画像作ってたみたいで、小原がみんなからのサプライズに感動して泣いてる時に流れて小原がないてるのにフロアが爆笑するというオバライブあるある現象が勃発しましたwwww
幸せすぎて戻りてえええ pic.twitter.com/lCP8sUnMxq
— 小原涼(おばらりょう)👉👈☀️🍌🔭🕊渋谷asiaワンマンありがとう!! (@obararyou) January 9, 2023
この日、一番のハイライトである。
宣伝部だけでなく、スタッフもまた有能だ。
それもそのはずだ。
中心人物がポンコツなんだから、周りは有能でなくてはならない。
「リングリングソング」でも、事前に宣伝部から配られた光る指輪がフロアを埋めていた。
そうなってくると、アンコール前に配られたサイリウムはどこで使えば…?
と思ったが、当然次に使うしかない。
ラストは「キミ色「happy☆peace」」で締められた。
後日の本人ツイートによると、この日だけは表記がpeaceではなくてpieceらしい。
いや、そういうことはライブ中に言っていただかないとwww
わざわざこの曲で終わるってことはなんかそういうことなんだろうなとは思いながら観てたけど。
ということで、無事に最後のピースを集めてパズルが完成した。
この後だったか、アンコール時だったか忘れたが、2022年にやっていた迷フェスが2023年にもあることが発表された。
詳細はまだ不明だが、とりあえず5/3の赤羽ReNYαのワンマンが決まっているようだ。
—
とりあえず、小原涼初見となるゆっくんもともちゃんも楽しんでいたようで良かった。
共に非常に優れた音楽家だし、俺はそこが一番心配してたんだよなぁww
特にゆっくんなんてすげぇ厳しいじゃんwww
既存ファンだけでなく、そんな人たちやライト勢の俺をも納得させられるライブだったのは間違いないと思う。
さすが、まれさんが推してる小原涼である。
このチェキ、よく見るとさ…。
なおきさん(宣伝部)へ
なおき(宣伝部)さんへ
じゃなくて
なおき(宣伝部さんへ)
なんだよな…。
よくわかんないけど、俺の肩書は(宣伝部さんへ)になった上に呼び捨てにされてるってことなんだと思う。
まとめ
思えば、2021年。
俺がまれさんに物理的に背中を押されて買った小原涼のライブチケットの会場が渋谷asiaだった。
それは、コロナの影響か何かで場所と日にちがずれて川崎セルビアンナイトになった。
その結果、まれさんは移動先の日にちの先約だった智子のライブに行ってしまったww
俺は仕方なくまれさんがいない状態で、不安を抱えながらセルビアンナイトに行った。
その時に初めて小原涼を観て以来、今はこんな感じになっている。
ちなみに俺がその次にセルビアンナイトで観たのはゆっくんのライブである。
そういう因縁のようなものを一気に回収できた気がするwww
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ところで、個人的にasiaに入るのは、実に15年ぶりぐらいだと思われる。
改装されたのか何なのか知らんけど、それなりに広いフロアの印象だったが記憶よりも狭く感じた。
また、今回は撮影席や関係者席もあったからかもしれない。
本人は目標を150人としていたが、実際に現地のチケが売れたのは100枚ぐらいと言ってたかな?
それでも大したもんだし、それなりにパンパン感はあった。
しかし、まだ余裕はある感じはした。
次はReNYaで300人だっけ?
半年弱でそこまで増やすのは容易ではない。
なんか、ファンに頼らず全国を回って頑張る、みたいなことをゴニョゴニョと言っていたが…。
正直なところ、結局具体的に何を頑張るのかはよくわかんなかったwww
とりあえず現時点では、その成果を見届けに行くのはアリかな、とちょっと思っている。
—
82刑のワンマンブログでも同じことを書いたが…。
とにかく俺は、応援しているアーティストに対して、「大きな会場でライブをやるのを観たい」と思っている。
そしてそこには「フロアの充填率が高い」ということも含まれている。
会場選びもそう、日時設定もそう、もちろんそこに至るまでの宣伝やライブ活動もそう。
ワンマンでのフロア充填率というのは、インディーズアーティストにとっての”答え合わせ”みたいなもんだ。
そしてその成功こそが、俺の評価基準というか希望な気もしている。
(コロナ禍だからと、いろいろと甘くなってたところはあるけど)
本人たちはこのブログを読んでいないという前提なので、俺は基本的には好き勝手に思ったことを書いている。
別にプレッシャーをかけるつもりもないし、同じく好き勝手に活動してりゃいい。
ただなんとなく、もっと売れて欲しいとかもっと売れるべき、と期待したくなるのが82刑であり小原涼なんだろうな、と思う。
—
年末年始だからと言って、何かが変わるわけではない。
でも、少し気持ちを整理するにはちょうどいい時期だ。
2022年の年末に、かつて熱心に追っていた某バンドのフォローを全て切った。
端的に言うと、猶予をとっていたとは言え、コロナ禍になってから今に至るまで俺が応援しようと思える活動が見られなかったからだ。
(あくまでも俺個人の感想なので、応援したい人は応援してりゃいいと思うけど)
俺は常に新しいアーティストに出逢いたいと思っている。
ジャンルも規模も様々だ。
しかし、時間的金銭的な限界があるので、どうしても観るもの応援するものを絞らざるを得ないタイミングがある。
それは現地に行くだけではなくて、SNSをチェックする時間なんかもそうだ。
観るものを増やしては減らし、減らしては増やし…。
そういうことを繰り返していくんだろうな、と思う。
もともと「ずっと応援する!」という綺麗ごとを言うつもりはない。
むしろ常に秤やふるいにかけていたいのだ。
それでも、俺の中での観たいアーティストとして、82刑や小原涼は勝ち残っている気がする。
少なくともガールズ界隈においては、それら以上に興味を惹かれるアーティストに出逢えていないな。
(それは良いことのように思えるかもしれないが、俺のリサーチ不足でもあるので良いとは言い切れない)
なんかそんなことを改めて考える年末年始だったな。
おまけ
さて、今回の小原涼ワンマンは非常に良かったが…。
残念なことに…。
俺はまた苦言を呈さなければならない。
これを書くのは三度目である。
二度あることは三度あるが、仏の顔も三度まで、である。
本人が俺のブログを読んでいるかどうかは知らんけど、まったく改善する気配がない。
もうボカして書くのもめんどいので、そのまま書くけど…。
とにかく…。
パンチラがひどかったwww
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