メトロックに行くのは4年ぶり、野外フェスに行くのは3年ぶりである。
(昨年行ったビバラは屋内)
ここ2年間はコロナ禍により、大型フェスが開催されていなかった。
開催を予定していても何らかの理由により急遽中止になることがあった。
実際に俺としても、この2年間で、メトロック1回、RIJF1回、CDJ1回がチケットを取ったのに中止となっている。
そしてようやく野外フェスの現場に帰ってこれたのだ。
いろんな想いを秘めながら、テンションを上げて新木場に降り立ったわけだが…。
めっちゃ雨降っとるやないかwwwwwww
(感染症対策)
大型のフェスなので感染症対策もかなりちゃんとしている。
世間的に緩和されてきているので、去年行ったビバラほどではなかったが。
マスク着用、声出し禁止などはもちろん。
COCOAとメトロックアプリの問診票の確認、向き合っての食事はなし等。
そして秘密兵器…。
ディスタンスシートだ!!!
ライブ観覧時にこれを敷くことによって、自由な場所に自分だけのソーシャルディスタンスを作れるのだ!!!!
ちなみに本来のディスタンスシートは仕入れの遅延により代替品となったらしいww
どう見てもただのゴミ袋です。
(多くの人が敷いてないときは荷物入れとして利用)
本来はレジャーシートみたいなやつだったのかな?
それだったらかなり使いやすかったと思う。
ニガミ17才 / NEW BEAT SQUARE
完全に初見。
2年ぐらい前にたぶんMれさんに勧められた記憶がある。
2020年かな?CDJで観るつもりだったが上記の通りで中止になってしまった。
ようやく観ることができた。
非常に良かったと思う。
ジャンルとしては、ファンク・ミクスチャーという感じだろうか。
あんまり聴かないけどわりと好きなジャンルではある。
変拍子も巧みに使っていて、かなりテクニカルな演奏だ。
ライブにおいてはメロや歌詞を聴くというより、リズムとノリを感じるタイプというのが正しいかもしれない。
セッションパートもあって、(少なくとも演出上は)即興的な演奏も楽しめた。
ギタボがかなり有能だと思われる。
シンセだかマニピだかの女子は可愛かったが…。
演奏やコーラスや振りの上手さというよりは、ティッシュを撒いたり、卓球をしたり、団子を振り回したりの奇行が目立った。
また観たいバンドである。
SHISHAMO / WINDMILL FIELD
数年前に観たことがあるようなないような…。
つまり、残念ながらその程度の認識である。
1曲目にやっていたタオルの曲は、フェスっぽいネタでもあり、映像もあって楽しかったな。
お目当てが控えているので2曲で離脱。
ここは芝生の会場だったために、雨上がりで一気に靴とディスタンスシートが汚れてしまった…。
バックドロップシンデレラ / NEW BEAT SQUARE
3か月ぶりの観覧。
野外フェスでは初見。
ちょうどこのちょっと前にOTODAMAに出たときのハイジャンプ写真がバズっていた。
テレビでも紹介されたようで、それをきっかけに観た人もいるかもしれない。
MCなんかでもそれをネタにしていたので、ラストの「さらば青春のパンク」でこの日最高(高さ的な意味)のジャンプをした時はちょっと感動したなwww
俺的には本日のお目当てであるが、まだ曲名まで全て覚えているほどのファンではない。
それでもキラーチューン連発で楽しめた。
以前ライブハウスで観た時もやっていたハミングによるコール&レスポンスなんかもおもろくて良きww
最後のMCもエモくて良かったなぁ。
ウンザウンザするのはいいんだけど、ディスタンスシートがwww
(食事休憩)
ピザとポテトを食べたが…。
ポテトはめっちゃ待たされた…。
混んでるならともかくそんなに並んでないのに、どういう時間のかかり方やねん。
フェスは特にタイムisマネーなのだよ。
-真天地開闢集団-ジグザグ / NEW BEAT SQUARE
完全に初見。
上記のニガミ17才と同じくCDJで観る予定だったが中止により観れなかった。
友人界隈でも話題のバンドなので期待。
簡単にいうとヴィジュアル系で、客層もいわゆるバンギャだ。
そもそもそういうバンドは好きなので問題なし。
かなりの作り込まれた独特の世界観でやっているんだけど…。
曲も喋りもわりとネタ色が強いwwww
いいねぇ、非常に好きだよ、こういうのwww
というか現代において、V系バンドってそういう要素がないと生き残れないんだよね。
古のガッチガチのV系は流行らんのでしょう。
ボーカルは濁声が基本多かったが、普通に歌っていれば芯のある低めの声でそれも聴きやすくて良かった。
90年代のJ-ROCKなんか歌っても似合うかもしれない、例えばWANDSとか。
かなり好印象のバンドだ。
マキシマム ザ ホルモン / WINDMILL FIELD
1年ぶりの観覧。
ライブ自体はほぼ観たことがないが、昔よく聴いていた「恋のメガラバ」が観れたのは良かったなぁ。
あまりにも久々に聴いたからか、ライブでは初めて観たからか、こんな曲だったっけと思ったけどww
途中で04 Limited Sazabysのボーカルがコラボしていた。
個人的にはあんまり声が好きじゃないのでテンションは上がらなかったが…。
もともとホルモンのファンらしく感慨深いコラボだったようだ。
バスの混雑がだるいのでこれにて離脱。
帰りながら遠くにMy Hair is BadとWANIMAを聴きながら。
まとめ
今でこそすっかり地下の住民みたいになってしまっている俺だが、その歴史は3年ほどだ。
アマの友人のライブや、メジャーアーティストのライブでライブハウスに行くことは多かったが…。
いわゆるプロのインディーズアーティストのライブでライブハウスに行くことはほぼなかった。
すなわちその層は、俺にとってのミッシングリンクだったのだ。
もういつだったかわからないが。
3-4年ほど前に、それなりに大きなフェスとかたぶんヤバTや打首の対バンだとかで、なんとなく名前を見かけるバンドがいた。
その時は全く興味を示すことはなかった。
その後、コロナ禍となる1年ほど前だろうか。
俺はふとしたきっかけで地下に入り浸るようになった。
すると俺の知らないいろんな情報が入ってきた。
どうもchocol8 syndromeというバンドが良いらしい…。
それがAdmに出るとのこと…まぁ知ってるハコだしとりあえず行ってみるか…。
(その時かその後か厳密には忘れたが)
Admにはモジャモジャ頭のスタッフがいた。
あとで知ったところによるとどうも店長らしい。
そして、その店長がやっているバンドはバックドロップシンデレラという名前らしい。
記憶の中に微かに残るその名前を思い出すのは容易だった。
これがあのフェスに出ていた…全く知らんバンド…。
こんなところにおったんか…。
バックドロップシンデレラは「フェスだして」がそれなりにバズってたからか俺がフェス好きだからか。
タイミングは前後するかもしれないが、そもそもなんとなく聴いたことがあった。
ヤバTもMVに出とるし、なんかおもろいなぐらいには思ってたんだろう。
Admに行った俺の中で、ミッシングリンクが音を立ててハマる感覚があった。
—
メトロックの一番小さなステージでヤバTやあいみょんを観てから4年が経つ。
今やメインステージでも収まりきらないぐらいの大物だ。
小さなライブハウスから大きな野外フェスまで、全てが螺旋のように繋がっている。
そしてそれを繋げるのは、瞬間瞬間の積み重ねでしかない。
それぞれの場所でそれぞれの瞬間のライブをこれからも楽しんでいきたいと思う。
コメント